ある休日の四脚と、澄み切った青い空
記録詳細 場所:港湾区画
日時:11月某日 朝
(再生開始)
(QP-23、25が日課の環境音録音を行っている)
UT-131
「暇つぶしになればと思って提案したら、すっかりハマっちゃったな…」
QP-23
「だっておもしろいもん!」
QP-25
「ほんとうにまいにちちがうの、おもしろい!」
UT-131
「そこまで気にいるのは正直ちょっと想定外。でもたまには他のものも見てみたら?」
QP-25
「ほかの?」
UT-131
「例えば空を見上げてみるとか。たまにはボーッと眺めるのもいいものだよ?」
QP-23
「そら…?」
(3機は数分間空を見上げる)
QP-25
「なんもなくてつまんない」
QP-23
「ね。なんもない」
UT-131
「快晴だとそうなっちゃうか。でも、例えば色を見てごらん?」
QP-25
「そらのいろ?」
QP-23
「いつもとおんなじにみえるよ?」
UT-131
「見比べてみると、意外とそうでも無いんだよ。その日、その季節、その時間で変わるもんさ」
QP-25
「オレンジのゆうひとか?」
UT-131
「そうそう、そんな感じ」
QP-23
「あおとオレンジのほかにも、そらにいろがあるの?」
UT-131
「大きく分けるとその2色だけど…例えば昼間の水色と、日が沈んだ後の吸い込まれそうな藍色とか、同じ青でも違うのがあったりね」
QP-25
「まいにちくらべないと、わかんないね」
UT-131
「雲があれば連想とかも出来て面白いんだけど…無いなぁ」
QP-23
「ふーん…あっ!ひこうきとんでる!」
QP-25
「ほんとだ!ひこうき!」
UT-131
「おぉ、空軍の無人機だね…訓練の予定なんてあったっけ?」
QP-23
「たかくとぶね〜」
QP-25
「おぉ〜」
UT-131
「あの感じ、偵察ポットとか載せてるのかもね」
QP-23
「あれかぁ」
QP-25
「かくれてても、みつけてくるやつ…」
QP-23
「なにをみにいくんだろうね〜」
(再生終了)




