ある休日の四脚と、立冬
記録詳細 場所:記録なし
日時:11月某日 昼
(再生開始)
QP-23
「さむいねー」
QP-25
「おひさま、でてるのにねー」
UT-131
「昨日は立冬だったからね。まだまだ寒くなるよ」
QP-25
「りっとう?」
QP-23
「かんじのみぎにある、カタカナのリみたいなやつ?」
UT-131
「確かにそれも[りっとう]だけれど、今言ったのは違うかな。[立つ]に[冬]と書いて、[りっとう]と読むんだよ」
QP-25
「どんなの?」
UT-131
「暦の上で冬の始まりってなってる日だね。これを目安に、冬支度を始めるらしいよ」
QP-25
「きのうからふゆ?もうさむかったのに、おとといまではあき?」
UT-131
「こういった暦のやつは、太陽の角度や立春から何日っていう基準だから、あんまり温度とか関係ないみたいだね」
QP-23
「はっきりしないね」
QP-25
「さむいのに、ふゆじゃなかった…」
UT-131
「こればかりは、そういう物だと割り切るしかね…」
QP-23
「ふゆじたくって、なにするの?」
UT-131
「暖かい厚手の服を出したり、毛布を替えたりとかかな?最近寒いから、立冬の前にやった人も多いかもね」
QP-25
「ぼくたちは?」
UT-131
「僕らはあんまりやることないかな。デフォルトである程度の防寒装備あるし、もっと寒いところ行くなら、その時に追加装備するだろうし」
QP-25
「そっかぁ」
QP-23
「なにかやりたかったね」
UT-131
「うーん…あ、そうだ。君たちそろそろ錆止めの塗り直しの時期だったよね?」
QP-25
「そーだよ!」
QP-23
「そろそろあちこちハゲそう…」
UT-131
「その塗り直す錆止め塗料を、冬季迷彩色にしてもらったら?」
QP-23
「ん!めいあん!」
QP-25
「さんせい!」
UT-131
「よし!じゃあみんなで整備員さんのところ行こう!」
QP-23、25
「「おー!」」
(再生終了)




