ある休日の四脚と、洋上訓練の記憶
記録詳細 場所:港湾区画
日時:記録なし
(再生開始)
QP-23
「おっきいね〜」
QP-25
「ね〜」
UT-131
「あれは補給艦だね。最近大規模な演習があったから、その補給かな?」
QP-25
「えんしゅう?」
QP-23
「そんなのやったっけ?」
UT-131
「僕らは参加してないね。海の方の演習だよ」
QP-23
「うみかぁ」
QP-25
「ふねのやつかぁ」
UT-131
「あれ?あんまりいい反応じゃないね。てっきり海が好きなもんだと思ってたけど」
QP-23
「まえふねにのったときにね、うみみてたの」
QP-25
「はじめてのふね!はじめてのうみのうえ!ってね」
QP-23
「でね、もっとよくみるために、ふねのいちばんまえまでいったの」
QP-25
「めのまえがぜんぶ、うみだった!」
QP-23
「そしたらおっきいなみがきて、のりこえたらザッパーンって…」
UT-131
「濡れちゃった感じ?」
QP-25
「みんなでびしょぬれになっちゃった」
UT-131
「そっかそれは大変だったね…待って、みんな?」
QP-23
「うん。みんなでみにいったから。それでぬれて…」
QP-25
「みんなといっしょに、せいびいんさんのところいったら、すごくこわいかおしてて…」
UT-131
「みんなって…その船に乗ってた四脚機たち?」
QP-23
「うん。みんなもみたいっていってたから…」
UT-131
「そりゃ20機越えの四脚機が一斉に、塩水に浸かったって言われたら…整備員さんお疲れ様…」
QP-25
「だから、ふねのはちょっとこわい」
QP-23
「いつもえがおで、おはなしてるせいびいんさんが、こわいかおしてだまってせいびしてた…こわかった…」
(再生終了)




