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メダカの水槽は約20個

衣装ケースに雨水を溜めて

サイフォンの原理でホースで繋いで

汚れた水はバケツに貯めて

稚魚が泳いでなければ

三日ほどしてから

鉢植えを浄化装置にして漉して


メダカの水槽は20ほど。

晴耕雨読。

仕事がなくて暇。

腰も痛くて、なんかいろいろ諦めそう。


水槽の水は緑に濁るもの、そうでないもの。

水草に小さな花が咲くもの。

もやもやとした綿をほぐしたような、増えすぎるとメダカが行き詰まって死んでしまいそうな藻のようなものが増えて、なんとも困ってしまう状態のものもあるが、掃除して、分けておくと、そこから稚魚が生まれ出てくる。

うかつに捨ててしまえない。


ブランド名がつくような特殊な色や形のメダカもいる。

日当たりの都合か、しかし管理しやすい場所にある水槽からは、泥棒さんも取りやすい。

ので、場所の割り当ても、なかなか難しい。

水温が高くなるような場所の水槽なら、いまの倍以上で、子供は増やせるだろうに。


トンボの幼虫のヤゴは天敵。

卵を産むときの尻尾が届かないように、水槽にかぶせる網と水面の高さを調節しているが、菖蒲や睡蓮を入れたものには、うまく蓋を被せられない。

ヤゴの侵入も致し方なし。

水槽を掃除していると、大きく育ったヤゴが数匹出てくる。

踏み潰すなんてできない。

メダカの天敵というのは、ぼくらの価値観であって、小学校の理科の時間なら、ヤゴの成長の観察記録は、授業にもできる。

アリさえも殺すには心が痛む。

なので、空いている水槽にヤゴだけ集めたりしているが、ヤゴの栄養は生きた魚や昆虫だろうから、ヤゴだけの水槽では、いったい何を餌にするんだろう?


ある日、ヤゴの抜け殻が、水中から伸びた茎などに残されていると、まあそれはそれで良かったと思う。

また故郷に帰っておいでとは思えないけど。

できれば他所で、繁殖して欲しいけどね。

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