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第八十話

唐突に始まった悟空親分VS狒狒!

かつては悟空親分が狒狒をやっつけたそうだが今回はどうなるか!


「さあ、悟空よ!今日がお前の命日だ!」


「ほざけ!一度お前を倒した俺が、お前に負けるかよ!」


「カッカッカ!かかってこい!」


悟空親分と狒狒が真正面から殴り合いを始めた!

パワーは狒狒の方が強いが、スピードは悟空親分の方が上だ!


「相変わらず、ちょろちょろしよって!子猿のような奴め!」


「そう言うシシオ爺さんは変わり過ぎだろ!どうやったら若返るんだよ!」


「それはお前が死んだ後に教えてやろう!」


「死んだ後に言われても分からんわ!」


「その通りだな!しかし、この状態だとパワーは凄いがスピードが足りないな」


「そうだな。昔の方がスピードがあったな。今は俺の方が速いな!」


「なら、こっちならどうだ?」


狒狒はそう言った後、身体がしぼんでいき、再び爺さんの状態になった!


「ヒッヒッヒ、こちらの状態ならお前に負けないスピードが出せるからのう!」


「どっちの状態にもなれるのかよ!」


「そうじゃ!こっちのスピードの速さはお前も知っておるじゃろ!」


「おもしれー!今度はスピード勝負といくか!」


先程の殴り合いとは違い、今度はスピード勝負となった!


「おい、シシオ爺さん!昔より速くなってないか!」


「そうかのう?お前が遅くなっただけじゃないのか?」


「ほざけ!まだ本気じゃねーんだよ!」


「なら、早く本気を出せ!じゃないとすぐに死んでしまうぞ!」


「言われるまでもない!覚悟しろよ!シシオ爺さん!」


「さっきから言っておるがワシの名前は狒狒じゃ!覚悟しろ悟空よ!」


二人は部屋を縦横無尽に駆け回り、攻撃を行っている。しかし、共に攻撃は当たらなかった!


「くっそ!相変わらず速い!シシオ爺さんに攻撃が当たらねえな!」


「お前もやりおるのう。親分になってサボってはいない、という事か!」


「親分が弟分より弱い訳にはいかないからな!」


「カッカッカ!その通りじゃ!親分とは弟分達の見本となる者の事じゃ!」


「それじゃあ、親分としてアンタに引導を渡してやるよ!」


「やってみろ!お前を倒しワシが親分を貰ってやる!」


再びスピード勝負となった!すると、時間が経つと狒狒のスピードが少しづつ落ちていった!


「く、くそう。やはり年には勝てぬか!」


「流石にスタミナは無かったな!じゃあ、苦しまずにトドメをさしてやるよ!サラバだ!狒狒よ!」


悟空親分が狒狒にトドメをさすために飛び蹴りを放つ!しかし、その瞬間に狒狒がニヤつく!


「こんな簡単な騙しに引っかかるなんてのう!流石に単細胞すぎるのう」


そう言うと狒狒の右腕が膨れ上がる!右腕のみ若い頃の様になっている!狒狒はその大きくなった右腕で悟空親分をぶん殴った!

殴られた悟空親分がピンボールの様に吹っ飛んでいく!


「グハッ!ぶ、部分変形も出来るのかよ!」


「出来ないと言った記憶は無かったけどのう。しかし、今の攻撃で死ななかったのは褒めてやろう」


「あ、当たり前だろ!俺は親分なんだからな!」


「しかし、大ダメージなのは間違い無いじゃろ!さて、それじゃあトドメといくかのう!」


狒狒が悟空親分に猛攻を仕掛ける!何とか避ける悟空親分!


「やりおるのう!しかし、これならどうかのう!モード岩王!」


「遂に出たか!それなら俺も・・・」


「カッカッカ!やめておけ!この木の中のダンジョンで炎王モードをしたら、ダンジョンが燃え尽きるぞ」


「な、まさかお前がダンジョンで待っていたのは!」


「その通りじゃ!ここなら全力は出せんじゃろ!それに今回は弟分も一緒じゃ無かったからのう!まさに千載一遇のチャンスじゃったわ!」


「おいおい、俺は他の冒険者グループと一緒に入って来たのを見て無かったのか?」


「よその街から来た奴らじゃろう!そんな奴らどうでもよいわ!ワシの敵ではないわ!」


「そこまで用意周到に準備していたとは。余程俺の事が憎かったんだな」


「当たり前じゃ!ワシから親分の地位を奪った奴だからな!親分はワシの若い頃からの夢だったんじゃ!」


「そうだったのか。しかし、俺はまだ死ぬ訳にはいかない!俺を慕っている弟分の為にもな!」


「カッカッカ!弟分より自分の心配をしろ!さあ、今からトドメをさしてやる!」


モード岩王を発動した狒狒は全身に岩の鎧を着て突撃してくる。それを何とかかわす悟空親分!

だが、全部は避けきれず、一発、また一発と被弾していき、悟空親分がボロボロになっていく!


「さ、流石にキツイな」


「よく耐えたのう。だが、肝心のスピードも落ちてきて、お前の攻撃ではワシの岩の鎧を貫けん。もうおしまいじゃよ」


「ふ、ふざけんな!俺はま、まだまだ元気だぜ!」


そう言いながら立っている悟空親分だが足元がフラフラしている。そんな状態の親分に狒狒は追撃をかけた!狒狒の拳が悟空親分の横っ面を叩き、吹っ飛ばした!悟空親分が壁に当たり倒れ込む!


「ガハッ!今のは効いたな・・・」


「どれ、これ以上苦しめてもしょうがあるまい。今トドメを刺してやろう!」


近づいて来る狒狒を見ながら悟空親分は考えていた。

それは、この狒狒をどうやって倒すかではなく、弟分の事ではなく、一緒にダンジョンに入った兄弟分の事だった。


(俺は此処までだろうな。ユウ達は無事にアイテムをゲット出来ただろうか?まあ、狒狒の目的が俺なら彼奴等を大丈夫だろう。あぁ、ちくしょう。もう少し兄弟と話したかったなあ)


倒れ込んだ親分の元に近づいた狒狒。若い姿になり右腕を岩で固めて振り上げる!


「サラバだ悟空!あの世で俺が親分になった姿を見ているといい!」


(あばよ、兄弟!)


狒狒の振り上げた拳が悟空に振り下ろされる瞬間、何者が狒狒の横っ面を蹴って吹っ飛ばした!


「グハッ!!」


その音に気づいて悟空親分が顔を上げる。するとそこには此処にいるはずの無い者が立っていた。


「おいおい、兄弟。そんな所で寝ていたら風邪を引くぞ」


「な、何でお前が此処にいるんだよ!ユウ!!」


「ん?散歩だよ、散歩。そしたら兄弟がやられていたからな。邪魔させてもらったぜ」


「お前、アイテムはどうした!ってそれよりも逃げろ!アイツはヤバいんだ!だから・・・」



「もう、遅いわ!よくも俺の復讐の邪魔をしてくれたな!貴様も悟空と一緒に始末してくれるわ!」


「いいぜ、かかってこいよ!兄弟の借りは俺が返してやるよ!ダイ!手を出すなよ!俺がやる!」


「了解っすよ!じゃあ、俺は悟空親分の治療をしてるっすよ」


いつの間にか現れたダイが俺の近くにいた。


「だ、ダイもいるのか!は、早く逃げろ!アイツはヤバんだ!」


「確かにヤバいっすね。あそこまで怒っているユウ先輩久しぶりっすよ」


「ち、違う!ヤバいのは狒狒の方なんだ!アイツはヤバいんだよ!」


「大丈夫だ兄弟!俺に任せとけ」


そう言いながら狒狒と対面しているユウ先輩。

その背中を見ている俺と悟空親分。

此処から更に激しいバトルが繰り広げられる!そう思っている。果たしてこの戦いの勝者はどちらなのか!

俺達はこの戦いを勝って無事にアイテムを回収して還れるのか!

この戦い!どーなるのか!




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