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第六十二話

シュガールさんとベンガルさんと特訓をやり始めて三日がたった。

あれから俺とノリ先輩はあの二人にタイマンをし、朝から夕方まで繰り返している。

ちなみにユウ先輩とマシロも二人で修行しているらしい!夕方に帰ってきたマシロは飯を食ったらすぐに寝ている。ユウ先輩はまだ、余裕そうだ!


「さて、ノリとダイは今日も二人で、どっかいくのか?」


「ええそうです。ユウ先輩はまたマシロと修行ですか?」


「いや、今日は休みだ!一日ゆっくり過ごす!」


「本当ですか!師匠!」


「ああ、今日は街を見学しに行くか!」


「やったー!師匠、一緒に行きましょう!」


「よかったっすねマシロ!俺とノリ先輩は明日休み予定っす!」


「そうですね。では、ダイ。そろそろ行きましょう」


「了解っす!じゃあユウ先輩行ってきまーす!」


「おう、まあ頑張れよー!」


ユウ先輩とマシロに挨拶をして宿屋を後にした。

海岸舞台に行くと、すでにシュガールさんとベンガルさんが待っていた。


「よう、待ってたよ!」


「じゃあ、やりましょうか!」


「ええ、今日は神器解放状態で戦いましょうか」


「遂にっすね!楽しみっす!」


「しかし、本当に大丈夫ですか?あの状態では近づくだけでもダメージを与えられるのですが?」


「大丈夫っす!俺とノリ先輩もコレを装着するっすから!」


「コレって?」


「コレっす!出ろ大地のガイアアーマー


地面から俺とノリ先輩の等身大の土の鎧を生成した!それをそれぞれに装着する!

そして、ノリ先輩は手甲、俺は片手剣と盾を装備する。


「どうっすかノリ先輩!俺の生成したこの大地の鎧は!」


「ふむ、魔力を通す事によって問題無く動ける。重さも気にならない。パーフェクトだダイ!」


「感謝の極みっす!」


「成程、それがあればアタイ達と戦えるってことかい!」


「面白いですね。では、私達も!」


「「神器解放!!」」


二人が神器解放をした。あの日見た二人の姿に!

全身に帯電し、全身鎧化している。


「流石に、普通の状態よりも強そうっすね!」


「さて、じゃあやりましょうか!」


ノリ先輩はベンガルさんの前に出ていった!

俺はシュガールさんの前に出た!


「やってやるぜ!行くぞノリ!」


「かかってきなさい!ベンガル!」


「私達もやりましょう!ダイ!」


「行きますっすよ!シュガールさん!」


俺はシュガールさんに立ち向かう。

攻撃の速さ、重さは通常時の倍ぐらいある。

しかし、まだ反応できる。けど、俺の攻撃も当たらなくなった!反応速度も上がっているからだろう。

けど、真正面からなら当たらないってだけだ。


「さてと、じゃあ変化球行くっすよ!」


「変化球?どういつことです?」


「そ・れ・は!見てのお楽しみっす!」


「面白い!では行きますよ!」


俺は右手の剣で牽制しつつ、距離を詰める!

しかし、シュガールさんは青龍刀で距離を離す様にしてくる。けど・・・


「シュガールさんの槍さばきは、この三日間見せてもらったっすからね。流石に慣れたっす!」


「クッ!簡単に懐に!」


咄嗟にバックステップで距離を取るシュガールさん!

そこで、変化球!

俺は左手に装備していた盾をフリスビーの様にしてシュガールさんに向かって投げた!


「なっ!盾を!」


俺の投げた盾は見事に、シュガールの腹に命中した!

俺はその隙にシュガールさんの懐に入り込む。

この距離なら槍より片手剣の方が有利だ。

俺は片手剣をシュガールさんの首元に当てた!

勝負ありだ!


「まさか、盾を投げて来るなんて思いもしなかったです」


「シュガールさんはあれっすね。戦い方が、綺麗すぎるっすね。もう少し汚いっていうか搦め手を覚えるべきっすね」


「そ、そうですか。確かにこの特訓中、搦め手にやられてますね」


「あと、接近戦の対策も必要っすね。懐に入ったら結構簡単に勝てたっすから」


「確かに、その通りですね」


「あっ、あっちも終わったみたいっすよ!」


「だー!クソッ!また負けちまったよ!」


「いやー、流石に神器解放状態はキツイですね」


「そう言いながら余裕そうじゃないか!悔しいねえ」


「おや、ダイも終わりましたか。どうでした?」


「もち、勝ったっすよ!」


「全く、これでは『十二守護獣』の面目丸潰れではないですか」


「本当だねえ。いやー、世界は広いね」


「しかし、やはりちょっと気になりますね」


「何が気になるのですか?」


「神器解放ですけど、能力はこれだけなのですかね?」


「これだけって!」


「だって、解放しても基礎能力の向上だけって少し物足りないって思うのですが」


「そうか?基礎能力もかなり上がるから十分だと思うけどねえ?」


「何か文献とか残ってないっすか?昔の『十二守護獣』がどんな風に神器を使ってたかって?」


「えーと、確か家に何かあったような?」


「もし、それを見れるなら見て情報が欲しいですね。多分まだ隠された能力があるような気がするんですよ」


「隠された能力ですか?どうでしょうかね?」


「まあ、今は分からないっすから、考えても仕方ないっす!取り敢えず、特訓続けるっすよ!」


「そうだな!じゃあ次はダイ!アンタとやろうかい!」


「了解っす!」


海岸舞台から少し離れた屋根の上に二つの影がある。

その二人はダイとノリの特訓を見ながら呟く。


「何だ、やっぱりダイとノリも修行してたんだな」


「流石ノリ師匠とダイ師匠!私も負けてられませんね!師匠」


「おう、明日からも修行頑張るぞマシロ」


「はい!」


ユウとマシロは二人の特訓を少し見学してから街の探索に向かった。


それから夕方まで特訓を続けた。

俺は、特訓が終わると宿屋に戻ったけど、ノリ先輩はシュガールさんの家に行って、神器解放の情報収集に行っている。何か情報があるといいけど。

船の出航までに解決出来たらいいな!

残り三日!早く次の大陸に行きたいな!

さあ、日本に還る為にもっと鍛えるぜ!




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