第二十七話
あれから2日かけて王子様の国、ホワイトフォートに到着した。国の規模はベアルリングと同じぐらいかな?
「っでこれからどーするんすか?ユウ先輩?」
「とりま3日後に王城に行くけどそれまでどーするかだよなー」
そう、王子様と別れる際、色々調べておくから3日後に王城に来てくれと頼まれたのだ。宿屋もとってくれてるし、ゆっくりしたいなー。
「ゆっくりしてる暇ないぞ、ダイよ。情報収集に食料調達、武器の補助とやる事がてんこ盛りだ」
「わかってるっすよ!あとナチュラルに人の考え読まないで下さい」
「まあまあ、取り敢えず宿屋に荷物を置いて二手に分かれて行動しましょうか?」
「私、師匠とがいい!」
「はいはい、分かってますよ。馬車では別々でしたからね。では、ユウ先輩とマシロは食料調達を、私とダイでギルドに行って情報収集をしてきます」
「了解!マシロ!美味いもの探しに行くぞ!」
「はい!師匠」
そう言いながらユウ先輩とマシロは走ろうとしたが
「まだです。宿屋の場所を確認してからですよ。」
「うっ!分かってるよ。」
「それなら良かったです。では取り敢えず宿屋に行きましょう」
珍しくノリ先輩が仕切ってる!まあ、俺はどっちが仕切ってもついて行くだけだけど!
ユウ先輩とマシロは宿屋に着くなり荷物を置いて街中に走っていった。
「やれやれ、忙しない人達だ。ではダイ、私達も行きましょうか?」
「了解っす。」
この後3日後までノリ先輩と一緒に情報収集をしたが大した情報は無かった。ただ、俺達の探している物はこの街に無い事だけはわかった。そんなこんなで、3日後王城からの使者がやって来て、俺達は3日ぶりに王子様に会いに行くこととなった。
なんにも起きないといいなー。そう思ってたが、やはり面倒が起きるのではないか、と確信にも似た予想を立てつつ俺達は王城へと向かった。
あーあ、早く還りたいなー。




