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第二十四話

前回のあらすじ。

ユウ先輩は第二王子達と共に今回の事件の真相を聞きに行こうとしています。果たして上手くいくのか?


「っでユウ先輩、実際どうやって自白させるんすか?」


「そうだな〜、多分あいつ等は俺達が盗賊団かどうか解っていないはずだ」


「えっ?でも出迎えた時に睨んでましたよ?」


「あれは多分合図が返ってこなかったから怪しんでいるんだと思う」


「じゃあもうバレたんじゃないんすか」


「多分まだだ。村に来てたら大分時間がたってるがコチラにアクションがなにもなかった。相手は分からないから様子見って所だろ」


「ふむふむ、っでこれからどーするっすか?」


「あいつ等は今疑心暗鬼だから、確信を得る為に今村の中心にいるノリとマシロに接触するだろうな」


「じゃあ早めに戻ってノリ先輩に今の情報を伝えないと!」


「ん~、ノリなら大丈夫だろ。アイツは俺より頭の回転早いからな」


「とりま一応急ぎましょう」


「おし、とりあえず俺が会話するからダイと村長は喋らないように!」


「了解っす!」


「あと後ろの二人も確実な証拠が出てくるまでは黙っておくように」


「わかっておる。上手くやってくれ」


「王子、証拠が出たら奴は私の手で!」


「とりま行くぞー。ついて来いよー」


五人で村の中心に向かっていると大きな怒鳴り声が聞こえたきた。


「デカい声っすねー。これあの貴族の声っすかねー」


「だろうな。相手はノリだろうな」


「あそこっすね。ってかノリ先輩の後ろにある大きな土のドームはなんすかね?」


「なんだろ?まあ、行ってみれば分かるだろ」


そう言いながら大声の下へ歩いてく。

案の定ノリ先輩とマシロに向かって大声で怒鳴ってるのがジェイコブ男爵かな?


「だから、何度もいっておる。さっさとこの中を確認させろ」


「ですから、ウチラの大将に確認したら開けますよ。勝手に開けれないので」


そんな言い合いをしている中にユウ先輩が割り込む。まるで山賊みたいな口調で。


「おいおい、どうした。せっかく一仕事終えた後なのに何騒いでやがる」


「あ、兄貴。実はこの貴族さんがどうしてもここを開けろってうるさいんすよ」


てかノリ先輩も山賊みたいな喋り方になっとるー!


「お前がお頭の言っていた貴族様か?」


「そうだ。お前は誰だ。頭のロンクはどこだ?」


「頭は慎重なんだよ。俺は代理だよ」


「そうか。っで結果はどうだ?」


「これでどうかな?あの王子が首からぶら下げてたネックレスだ」


「確認させろ」


「いいぞ。ただし確認したら報酬をきちんと払ってもらえるか?」


「わかっている。それと死体はどうなるってる」


「お付きの執事と共に村長の家に置いてあるぞ。あとで確認してくれ」


「何!あのポロワスもやったのか!それは嬉しい誤算だ。よし、褒美は期待しておけ」


「いいのかい、そんな大声で。村長が聞いてるぜ」


「ふん、どうせこの村はあと少しで消えてなくなる。問題ない」


「おいおい、まだ俺達を働かせる気か?」


「安心しろ。その分の金は払う」


「男爵のアンタにそんな金があるのか?それともアンタの裏にいる第一王子か?」


「・・・貴様等が知らなくてもいい。消されたくないだろう」


「成る程、確かに下手に聞くと消されそうだ。とりあえず、俺達はあんたからの依頼でこの村を襲い、第二王子を殺し、この村を消す。それだけだ」


「賢明な判断だ。では、王子の死体を確認してくるか」


「オッケー、自白完了だ。これで証拠は十分だろ、どうだ?」


「ああ、問題ない。私がこの耳で聞いた」


「殺す前に裏にいる奴を聞き出します。それとこれは返して貰いますよ」


そう言うとポロワスはジェイコブからネックレスを回収する。


「な、一体いつから!どうやって!」


「まあ、わからんよなー。とりあえずお前の頼んだ盗賊団はホレ、あそこだ」


ユウ先輩がドームを指指したら、ドームが崩れ落ち中から倒した盗賊達が出てくる。


「な!つまりお前は本当に冒険者なのか!」


「そうだよ。っでどーする?まだやるかい?」


「ふふふ、だが私の部下がまだいる。お前達くらいなら・・・」


「部下ってあいつ等か?」


ユウ先輩が指をさし方を見ると山のように積まれた兵士の山が見えた。


「ば、馬鹿な!!いつの間に!誰が!」


「それは私がやっておきましたよ。何かコチラを伺っていたので先手を取らしてもらいました」


ノリ先輩がなんてこと無いように伝える。


「じゃあ、ポロワス。後は任せるよ。俺達は拷問なんて慣れてないから」


「言われるまでもない。三時間で終わらせます。王子、少しお待ち下さい」


「分かった。必ず吐かせろ」


「はっ!」


「では、ユウよ。こっちで少し休むか。お前達の話を少し聞かせてくれないか?」


「え〜、メンドイなー」


「そう言うな。少し付き合え」


「へーへー、少しだけな。ダイ、飯でも作ってくれ。」


「え〜、なんで俺なんすかー」


「お前が今日一番働いてないから」


「それ言われると弱いっすわ。分かりましたよ」


何とかなった、悪者退治。このまま何事もなく元の世界に還る方法を見つけれるのか?分からないがとにかく早く還りたいなー。

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