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急に視界が暗転した。
視覚が戻るとそこは、真っ白い世界だった。
なんだここは?
「ここは神界ですよ〜」
神界?
「…誰?」
「神ですよ〜」
ちょっと何言ってるかわからない。
「え?なに?拉致?誘拐?モニ○リング?」
「違いますよ〜。あなたは神になるためにここ、神界に来たのですよ〜」
「はい?」
自分が知っている神は想像上の存在でしかなかったのだが最初に心読まれてるから多分、本当だな。
だけど、なんのために…
「考え込んでいるところ悪いんですがそろそろ話してもいいですか?」
あっ、どうぞ。
「ありがとうございます。では。神無月 瑠夏さん、あなたは神に選ばれました。これから瑠夏さんは、異世界に行ってもらいます。」
え?それだけ?
「はい。」
やらなくちゃいけないこととかは?
「ないです。」
なにかしちゃいけないこととかは?
「それもないです。」
え?それってただ遊んで来いってこと?
「そうです。よくラノベである魔物がいる世界に行ってもらいます。あ、でもあなたは神といってもまだ初心者なので、そこまで強くないですよ。」
…それ無理じゃない?
「大丈夫です。特別に加護をつけておきますから。」
まぁいいや。それでもういけばいいの?
「そうです。あ、忘れてました。あなたは、クラス召喚で来たので王城に行きますが、あの国は見捨てて下さい。」
…なんで?
「あの国最低なので。過去にも多くの問題を起こしています。」
あ、そう…。
「ではそろそろ。」
あ、行って来ま〜す。
まだ視界が暗転した。そういえば名前聞くの忘れてたわw
まぁ異世界で頑張りますか。