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元の理考察  作者: 東雲之東風
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解釈を始める前に

《解釈を始める前に》

 私は、この話を初めて聞いた時にとても驚愕したのを覚えています。

方言や古い言い回しが入っているので最初は理解し難い部分もありましたが、「何と興味深く科学的な話なのか」と感じました。そして、現在の人間の知恵学問がやっとこの話に追いつき始め、それを証明しつつあるとも感じたのです。どの分野の学問でも、学者として、その分野の真理に近付いたり触れたりした者は、そこに、神の存在を確信するという言葉を耳にした事があります。

神の言葉の中に、この世に偶然は何一つない、理責めの世界。との言葉があります。最初は一見無秩序に思われる事でも、必ずそこには一定の法則が存在し、その法則に従って動いているのです。これが自然の理、真実であると思います。

ですが、人間の知恵学問が「元の理」総てを決して説明しつくせるものではないのも解るのです。永遠に謎を探求し続けるのも人間なのではないでしょうか。


 解釈を始める前に皆さんに理解しておいて頂きたい事が幾つかあります。

先ず初めに、神の尺度と人間の尺度には大きな違いが有ること、話しの中に登場する生物はその生物の形質、性質等を現代の生物に解り易く喩えていることを理解しておいて頂きたいのです。

例えば、神の言われる時間や長さを表す単位は、人間が実際に用いている単位そのものの意味とは異なります。また、現在「千」や「億」といった単位は日常的に使用され、左程途方もない数値には感じなくなっていますが、当時の人々にとっては途方もない数値であった訳であり、実際の数値よりも非常に長い或いは多い事を示しているのです。

 では、元の理の原文を私の解釈で少しづつ解説して行きたいと思います。

この解釈が全てであったり完全に正しいという訳では決してありません。悟り方は人それぞれ違うのです。私は、こう考える。という解釈があれば、是非若輩なる筆者までお伝え願います。これを元にそれぞれが「元の理」について考え、理解を深めると言う事が最も大切なことなのです。


 以後にみられる段落分けは、分割解釈を行う上で私が勝手に分割したものであり、実際にそのような段落が「元の理」に存在する訳ではありません。また、宗教色をなるべく排除したいため、語調も論文調に変化し硬い感じを受けられるかも知れません。更に、何度も同じ説明や言葉が繰り返されますが、それは、原文に則して説明を行っているためでくどく感じられる方もいらっしゃるかと思いますがご容赦下さい。

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