ある夏の日のこと
ここはなんの変哲もないただの村だ。俺は蝉の声がうるさい木の下で涼んでいた。
「暑い!暑すぎる!なんでこんなに暑いんだ!」
そう一人で怒っていると幼馴染のリナが話しかけてきた。
「なにをそんなに怒っているの。そんなこと言ってるとこっちまで暑くなってくるじゃない。」
「そう言われても暑いものは暑いんだよー!」
そんな何げない会話をしていると村の村長と鍛冶屋のオヤジが話しているのが見えた。
「おーい そんな暗い顔してどうしたんだー?」
俺は二人に話しかけた。
「おお、お前たち 実はな最近村の外の魔物の活動が活性化していてな。どうも魔王なるものが現れた影響らしいのじゃ。それで各村から勇者として魔王を倒す旅に出すということになったんじゃ。」
と村長が悩ましげに話してきた。
「ふーんそうなんだ。」
「じゃあ僕が勇者になるよ。」
なんとなくそう俺が言った瞬間村長が言った。
「そうか!行ってくれるか!そうと決まればすぐ行こう!そういえばリナは治癒魔法が使えたな!此奴について行ってくれ!」
「えぇわたしも!?」
そんなリナの叫びを無視して村長が続けた
「首都のリオンに行けば情報も色々と集まるじゃろ。遅くても明日には出発するのじゃぞ〜。」
まじか村長急に変わりすぎだろ、、、
「あぁそれと魔王倒すまで帰って来るんじゃないぞ〜」
「!?」
どうしよう10秒前に言ったことをもう後悔し始めてる
初めて書いてみたので下手ですが、読んでいただけたならうれしいです!