“デッドライン・シフターズ”

この物語は、無限に存在する異世界と絡み合いながら交差する序章編

あらすじ

無愛想で冷静な30代半ばの男、島津 仁（ジン）。彼は特異な再生能力を持ち、どんな傷もたちまち治してしまう。その力のために幼少期から周囲に気味悪がられ、孤独を感じながら成長してきた。人との深い関わりを避け、距離を置いて生きてきた彼だったが、ある雨の夜、バーで起こした喧嘩の直後、路地裏で怯えた様子の少女、凛（リン）と出会う。

少女リンは何かに追われており、彼女を救ったことをきっかけに、巨大な陰謀に巻き込まれていく。ある組織が異世界転移装置を使用し、密かに異世界から超常的な力を持つ転移者（シフター）たちを呼び出し、その技術や力を使って世界を支配しようとしていた。


仁は、魔導師と名乗る”魔法支配世界線”から来た少女に出会う。ルシアから魔法を学びながら転移者（シフター）と戦い、果たして彼らは世界を救うことができるのか――？