数分で分かる南の大陸『シリスティア』編
シリスティア編のあらすじです。
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大自然が広がる巨大な大陸シリスティアに到着したアキラたち。
過去訪れていたはずの大陸であるが、“一週目”の記憶は封がされているかのように蘇らなかった。
新天地の新鮮な旅の中、“初代勇者”をなぞる自分たちと違う、“二代目勇者”の形をとる『剣』のスライク=キース=ガイロード、『杖』のマルド=サダル=ソーグ、『盾』のキュール=マグウェルとの邂逅を果たし、アキラは、謎に包まれた日輪属性の特徴を知ることとなる。
魔族さえも圧倒する日輪属性スライクは、日輪属性は事件の種を芽吹かせると断言した。
しかしスライクは、発生した事件に背を向ける。
無責任に見えるスライクに怒りと戸惑いも覚えながらも、アキラは事件に向き合うことを選ぶ。
そんな、あたかも呪いのような日輪属性の特徴に翻弄されながらも、真剣に鍛錬を積むことを決意したアキラは、魔術を学ぶ上で重要な“詠唱”を習得する。
着実に実力をつけ始め、課題はあるものの順風満帆な旅を続けるアキラたちは、シリスティアの大都市で、数百年も続く、大樹海の誘拐事件に挑むこととなる。
誘拐事件の過去の犠牲者の名は、エレナ=ファンツェルン。
彼女の過去を知ったアキラは、誘拐事件の真相に辿り着き、その元凶、魔王直属の魔族ガバイトと遭遇。
順風満帆な旅は終わりを告げ、アキラたちはタンガタンザへ逃げ延びることとなる。




