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黒いインク  作者: じーくん
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4

少し時間が経って2月13日学校のクラスには明日のバレタインのせいでざわざわだ

特に女の子達が聞きたくない話ばかりしてる

”明日、その先輩に告白してきっと成功させるよ!”

きゃきゃってちょっとめいわくだと思わなのかな

すごっく家に帰りたくなる状況を作ってくれたバレタイン創作者やつあったら殺す…

”こうた、お前は女になんかもらえないの?”

”うるさいよ、お前俺に自慢するなよ”

”こうたも好きな人いるんいるくせに!”

”はぁっ?お、俺そんな人いないよ!”

”いや、だってこら、あそこにいる人は誰だろ”

”あそこってどこ?”

”扉の後ろにいるじゃん”

扉前でなんか覗いて見るのは俺じゃないうん

”まあ、用事があるから来るんじゃない?俺のせいじゃなくて”

”お前、いつまでエリスのこと無視するつもりだよもう許してくれてもいいじゃん”

”そんな問題じゃないんだよ、誰かを許すことかなんてみたいな”

”康太、相手が謝ったら貰ってくれる方がいいよ、誤りを断ったら心が崩れる方は断る方だから、そんな顔しなくて早く出ていけよ、そんな顔しないくて”

”わ、分かったよ!謝る必要はないよって言えばいいんだよね?”

”それは康太が決まることでしょ?”

こいつは俺と幼なじみな白鳥亮太(しらとりりょうた)

”まあね、もう俺は分からない”

俺がエリスに近寄ったら猫ようにビックリして扉から少しづつ退いた

そして俺から口を開けた

”なんか用事ある?”

”あ、うん…久しぶりだね…”

”そうだね、久しぶり”

”康太結構いろいろ変わったね、背も高くなったし手かとか足も大きくなったね”

”まあ、それは桜子路も同じだよ、髪の毛のスタイルとか背も高くなったし、体色々…うん”

最後のことは言ったらダメだったのかな…?

なんかびっくりするエリス

”話したいことがあるけどちょっとつきあってくれないかな?”

”わかった”

そして、エリスは俺も知らなかった誰も来ないような所を連れていった

”うん、ここなら言える”

”なにを?”

チラ見たけどエリスはすぐにも泣きそうな顔をしていたそしてほんとにやっと聞こえる声に口を開けた

”それだけどね…その時はほんとにごめんなさい…”

もう、泣いているエリスの涙のせいで土が濡れた

こんな時はどうやっていえばいい…?亮太?

”もう、いいよ昔のことだしわざわざ謝る必要は”

”いいならなんで私のこと無視してるの、何回も私と目合ったよねなのにいつもこうたは知らない振りしたじゃん”

”そ、それは”

”だから!もう無理だよこうたに無視されるのは”

そしてエリスは俺の腕袖を握った

”つらいんだよ…こうなるからようやく気づいた、こうたの事が康太がどんな気持ちで私を見てたかな、きっと許せることじゃなしいと知ってるだけど私は謝るとても遅くなったけど謝るいつまでもこうたを付きまとうながら、許してくれるまで”

”ごめんね、エリス、時間が経ってすぎたよもう二度とその時に戻るのは出来ないんでしょう、それはまたその時ように戻るのは出来ないってことだよ”

”知ってる…”

”だったらこうやって謝る必要もないよ、俺はもうほんとにいいからもう忘れたし覚えたくないし、そしてエリスの顔を見たらくるしくなるよ…”

”それは私も同じだよ!”

”エリス、時間が経ってすぎたよもう二度とその時に戻るのは出来ないつまりそれは俺らの関係も同じってことだよ、ごめんね”

”そんなことない!!”

エリクはその言葉と一緒に俺の抱いてきたそして顔を俺の腹に埋めて泣きはじまった

”康太くんが私に言ってくれたことを今覚えだした、こうたはいつもこんな時こうやって言ってくれた’今からまた作っていけばいいから’って

だから私とこうたもまた作っていけばいいよ!私がこうたに合わせるからもうこうたと離せないからね…どうか許してもらえないかな…”

そしてエリスは俺をもっと強く抱きしめた

どこかで沈んでいた気持ちが急に湧いてきた、このままじゃあ怒ってしまう

俺は深呼吸を深く一回してエリスを眺めた

俺は俺を強く抱きしめていたエリスの腕を解いて静かに話した

”エリスは中は全然変わってないね”

”え…?”

泣いていたエリスは涙を止まって俺を上げてみた

”俺がまだその時も同じだったと思ってるの?またこうやって甘えたらその時と同じに許してくれるんだと思ってるの?”

”い、いやそんなことは”

”いや、合ってる、エリスはそこ時の罪を全然反省してない”

”うそ…”

”ほんとに反省していたら、俺にこんな行動をしてくるかな?ほんとに謝ってるのならこうやって泣いて居るかななんでエリスが泣いてるの泣きたいのは俺の方なのに!”

少し興奮しちゃった、もうほんとにやばい怒りたくない

”だ、だって康太が冷たくしてくるし私のこと全然相手してくれないから、悲しくて寂しくて…”

”その時そんなことをしてたらこうなるのも当たり前なことじゃないよ?君がオレにごめんな気持ちがあることはもう分かる、だけどエリスは反省する方法が間違ってる、俺が言いたいのはそれだけ、君の謝りは受けたからもう謝らなくてもいいよ”

エリスがその時なんの顔をしてたのかは覚えてないただ俺は手ぬぐいを渡して教室に帰ってきた




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