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ファンタジーにおける科学論  作者: 犬養 黎也
第一章 村での生活
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01

一時間後の第二話

 いてて、俺はいったい何をしていたんだっけ?不思議な空間に包まれているところで目を覚ました。


 夏休みに入り、幼馴染に誘われて海に泳ぎに行ったんだ。少し泳いでいると視界に幼馴染の姿がないことに気づいてしまった。あいつはどこに行ったんだ!幼馴染のことが不安になり、あたりを見回してみた。暗闇の中であったが、不思議と不安はなかった。


 落ちつけ。思い出すんだ。どうしてこんなところにいるのかを。

 自分のことを深く考えて思い出そうとした。


 そう……幼馴染と海水浴に行き、運動のできるあいつが、沖に泳ぎに行ったんだ。俺は疲れて砂浜に戻ろうとしたら、あいつが溺れているのが目に入ったんだ。どういう理由かはわからないが溺れてしまったらしい。気づいてすぐに助けに泳いで行ったんだ。

そして、あいつを助けて……あいつを連れて戻ろうとしたんだっけ。でも俺はあいつと違って運動は得意じゃなかったし、ある程度泳いでいたから疲れていて、あいつと一緒に溺れてしまったんだっけ。

 よくよくあたりを見てみるとこの空間には水で満たされていた。 

 俺ってもしかして、そのまま死んでしまい今も水の底にいるのか?


 今までの自分の体験を思い出して、今現状にどうしようもなく不安になってしまった。


 あいつだけでも助かってくれればいいが、助けに行った俺が水の底じゃ、助けることができたかどうかわからないな。


 自分の心配をしていたら、一緒に溺れたあいつも不安になってしまった。


 すると、急にこの空間が動き始めた。

 まるでこの空間から外に出そうとしているみたいに。

 な…なんだ!いったい。

 まるで狭い道を通るかのように強烈な締め付けがあるとすとんとその空間から、抜け出すことができてしまった。

 「****!***************」

 そして、まるで聞いたことない声が小さな部屋に響き渡っていた。

 そこには見知らぬ男が俺を抱えていた。

 それは大事に初めて子供を抱くようであった!

 「****!******!」

 ま…まさか!これって、漫画や小説で読んだことのある転生じゃないのか?しかもこの言語って今まで聞いたことないぞ。まさか…まさか、異世界転生ってやつなのか?

 小説で、しかもなろうでは定番になりつつある転生も自分で体験すると驚きが隠し切れるものではなかった。

 「おぎゃー!おぎゃー!」

 自分が死んでしまったという事実と転生してしまったということ仮定がじわじわと表れてくるとやはり泣くしかなかった。

 「***************************」

 父親であろう男も大きな声でなく俺を見て、何やら喜んでいた。

 さらに不安が大きくなっていき、より大きな声で泣いていった。

しばらくは投稿をしてみます。次話の予定は未定としています。みなさん優しい感想をください。

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