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ファンタジーにおける科学論  作者: 犬養 黎也
第一章 村での生活
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 師匠が出発する朝。師匠は朝のけいこと同じように俺とティンを集めていた。


 「昨日の話だが、考えはまとまったか?」


 「はい。まだ完全な答えは出ていない気がしますが、俺は魔法を…魔術を勉強していきたいと思います。4年後には必ず王立魔術学園に通いたいです。」


 昨日までの悩みが完全に晴れているわけではないが、俺は一つの目標を立てた。学園に入るために今後も魔術を勉強していきたいと思った。


 「なるほど。4年後が楽しみになってきたな。」


 「ティンも!ティンも!」


 俺の回答を聞いて、ティンが反応を示していった。


 「わたしもレヴァンと一緒に魔法を学ぶ!王立魔術学園に通う。」


 ティンも自分で考えた答えを宣言していった。


 「二人の覚悟は聞かせてもらった。もし、4年後も学園に通いたいと思うなら学園でジョン・ハンターを訪ねて来い。教授勢の推薦があれば学園の入試費用が免除されるからな。二人は入試まで自分の魔力の訓練を続け、俺を驚かせてくれ。」


 「「はい!」」


 「それでは4年後を楽しみにしているよ。」


 そういうと、師匠は学園のある方角に歩き始めた。


 一カ月という短い間ではあったが、師匠がいなければ魔法にこれほど興味を抱き、熱心に訓練を続けていたとは思えない。

 そう考えると、この別れに涙が流れていった。


 

本日の投稿は以上になります。ストックは増やしておきましたので投稿自体はまだ可能ですがもう一度様子を見ていきます。

ストックの前にそろそろ最初の構想部分まで達していきそうです。

構想していたのは学校入学までくらいでしたから。

そこから先はどうなるんでしょうね?(遠い目)


みなさんの感想をお待ちしています。

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