現実 その9
投稿は21回目になります。アルバイト先と新キャラを公開です(*^x^)修正及び加筆完了です(*^x^)ゝ
校門を抜けて腕時計を確認すると時刻は17時40分を指している。アルバイト先には徒歩で20分くらいだから18時には着くでしょう。
そういえば親友の予約の件を連絡してなかったことを思い出してポケットからスマホを取り出す。電話にするかメールにするか迷ったけど私はメールにすることにした。歩きながらスマホを操作するのは危ないのでちゃんと立ち止まって他の人の通行の邪魔にならないように隅に移動しました。
タッチパネルの操作に慣れてないからよく打ち間違うことがあるけど無事にメールを送信出来ました。
ぷるぷるぷる~
ポケットにスマホをしまおうとしたらすぐにメールの返信が返ってきました・・・はやいですね。
メールには『ちょっと予約の件の連絡が遅かったけど龍堂さんの【親友】なら仕方ないね。19時に龍堂さんご指名で予約が入ってたけどお客様に事情を説明して他の人に入って貰うことにするよ』と書かれてました。
申し訳ない気持ちになりながら私は『すみません。よろしくお願いします』とメールを送信してから少し早足でアルバイト先に向かいます。ほどなくして私のアルバイト先であるリラクゼーションサロン【ティラミス】に到着です。何故、ティラミスなのかと言うと『疲れたお客様を元気づけてあげるためのサロンだから』とオーナーが言っておりました。
従業員専用のドアを開けて中に入ると黒くて長い髪を片側に1本で束ね、髪と同じ色のたれ目な瞳の女性がにっこり微笑みながらお出迎えしてくれました。
「おはよう龍堂さん。あなたはいつも勤務時間の30分前には来てくれてるから助かるよ」
「おはようございます弓里さん。他の皆さんはお仕事中ですか?」
椅子に座りハーブティーを優雅に飲むのは弓里 彩音さん。ここ【ティラミス】のオーナーさんです。
「ええ、天月さんと今野さんは18時でご予約のお客様のお相手をしてるよ。あとは・・・宮田さんがそろそろお客様のお見送りをして戻って来るはずだね」
再びハーブティーに口を付けてからオーナーはサロンに続くドアに視線を送る。
「弓里さん、お客様お帰りになりました~」
セミロングの茶髪の髪をカールさせた丸くて大きな翡翠の瞳した女性がドアを開けて入ってきました。彼女の名前は宮田 文香さん。将来は自分のお店を持ちたいと頑張ってる元気な女性です。
「お~龍堂さんはいっつもはやいね~おはよ~」
お客様の前ではしっかりした言葉遣いなのに普段は間延びした口調なのでお話してると気が抜けちゃいます。
「おはようございます宮田さん。お仕事お疲れ様です」
宮田さんは挨拶を交わしたあと「喉渇いたよ~」と言いながらオーナーのハーブティーを飲んでしまいます。
「ところで、さっきのメールの話なのだけど19時にご予約だったお客様に事情をお話したら明日に変更したいそうだけど平気かい龍堂さん?」
オーナーは美味しそうにハーブティーを飲む宮田さんを気にすることなく私にさっきのメールのお話を始めました。
「はい、明日は講義もありませんから大丈夫です」
私はこくりっと頷きました。
「ご予約の時間は今日と同じでいいと言ってたからよろしく頼むね」
「はい、急なお話ですみませんでした」
お話は終わったので私は二人に頭を下げてから着替えて準備するために更衣室に向かいました。ここ【ティラミス】は完全予約制のサロンでお客様がご希望のスタッフを指名してリラクゼーションすることが出来ることで有名なお店だったりします。本来なら先にご予約したお客様を優先させるべきなのすけど私の親友はある理由から【特別】なのです。
時計を確認すると19時40分を指してるので、そろそろ受付に行ってお出迎えの準備です。
「な・ぎ・さ!ひっさしぶりー!!」
受付に出た途端に思いっきり抱き付かれてしまいました。もぅむぎゅうっと強く締め付けられて・・・苦しい・・・っです。
「相変わらずちっちゃくてかわいい!!」
一頻り私を抱き締めて満足したのか青みがかった長い黒髪のストレートヘアーで少しつり目のジゼルちゃんが大人の女性に成長したような親友 宮沢 絵理子がにっこり微笑んでます。
ティラミスの語源に私を元気づけてとあったのでサロンのお名前にしてみましたけど変でしょうか?(´・x・`)




