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第八話 - 発毛薬の授業の時間

今回のアイテム一覧 -

|発毛薬|

偽の髪を直接生やすタイプと毛根を回復・強化するタイプが主。

最近は後者のタイプが主流。そこそこの値段だが中年男性層がこぞって買うほど重要。

大体は頭に塗るタイプ。ひんやりする。

飲んでも害がないものがほとんどだが、飲まないようにしよう

ー〇街中

 おじさんA「...毛が...」

 おじさんB「お前抜け毛対策とかしないの?」

 おじさんA「何すればいいかわからないし...」

 おじさんB「そんな時はこれ!ケハーエットゥ!」

 おじさんA「...なんだそれ?」

 おじさんB「髪の毛を抜けにくくし、そして生やす!

        今なら1月分がたったの銅貨8枚!お試し5日は銅貨1枚!さー買った買った!」

街中では極小の演劇かのように販売が行われている。発毛剤、中年男達にブッささる一品だ。

 アーノルド「...禿げ、かぁ...」

まだまだ若い気力に満ちた青年の年齢である彼は、毎日の助手としての仕事による不眠やストレスにより頭の各部が脱毛を起こしている。

 アーノルド「...大した金ももらえねぇしなぁ...」

頭をカリカリと掻く。黒髪が数本抜け落ちる。全てが細く、折れているものもある。

 アーノルド「...安眠薬も効きにくいしなぁ...」

先週にもらった安眠薬、効きにくいのは何かの罰だろうか。哀れである。目の下にはクマができ、肌は青白く、負のオーラが体から滲み出ている。近寄る者は何人たりとも少しの間を置いている。

...家に帰る。


ー〇リツェル宅

 アーノルド「帰りましたよー。休んでいいですか?」

 リツェル「ん、おかえりー。授業するつもりだったけど...」

「授業」という単語に反応して即座に回答する。

 アーノルド「します!」

荷物を適当に置く。教室に向かう。

 アーノルド「教室作ったんすね。前まで唯の空き部屋だったのに。」

 リツェル「嬉しい?」

 アーノルド「まぁある方が。」


ー〇教室

 リツェル「さて、今日の授業は発毛薬についてよ!」

 アーノルド「欲しいですね。」

 リツェル「発毛薬の歴史は長いけど、最近を除きA型発毛薬が主流出会った時代がほとんどなの。

      A型っていうのは、偽物の髪の毛を生やす型のこと。魔素などにより構成されることが多いわ。

      この方は根本的な解決には至らないけど、毛根が死滅していても使えるから汎用性が高いの。」

 アーノルド(毛根だけに根本的に...?)

 リツェル「それで、最近主流なのがB型ね。B型は頭皮のストレスを無理やり感じなくさせ、栄養を送り、新しく生やさせるの。毛根を回復させる感じね。

      何故最近こっちが主流かというと、安価だからね。直接作るより元々作ってたとこを強化する方が作りやすいし、簡単なの。」

 アーノルド「どっちも魔力がいるんすね。魔法使いって長髪が多いと思うんですけど、関係あるんです。ないならさっさと先生も禿げて欲しいんですけど。」

少し想定外という表情をし、その後何もなかったかのように応える

 リツェル「それは...まぁ関係なくはないわね。

      魔法使いは魔素や魔力が身体中を巡るから勿論頭皮までも行くの。そしてそこに刺激を与える。だから毛根が毛を育てる。ささやかな影響しかないけど、確かに影響はあるわね。

      勿論、他部位の毛も増えるわ。まつ毛、眉毛から腋毛、腕毛も増えるわ。それでも微々たる差よ

      私の場合は“散髪が面倒”っていうのが大きい要因かしら。切らないから伸びて、伸びるから切るの面倒で、みたいなループを繰り返しているのよ。」

 アーノルド「さっさと切ってください。ものすごく掃除が面倒なんすよ。」

授業は終わり。双方他に散る。

 リツェル「さてと...私は研究してるから好きにしてていいわよ。」

 アーノルド「...いいんすか!?」

唯々普通のこと。それが幸せとちゃんと思えるほどに彼は疲弊していたのだ。

ベッドに横になるアーノルド。まだまだ顔に精気が満ちないものの、うららかだ。

...幸せを幸せと感じ入ることができる生活はまだまだ続く!

ああああああああああああああああ投稿遅れましたすいません!!ふにゃラ〜です!

旅行行ってて帰ってきたのが今日の00:20くらいでさっさと風呂入って爪切って寝ました。

来週からは日曜深夜投稿に戻すつもりです。

感度3000倍魔法を使う短編小説とかもちょっと書いてみようかと思ってます。

閲覧していただけるだけでも幸いです。今日みたいに遅れる場合もありますがこれからもよろしくお願いします!

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