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第六話 - 追憶の薬の時間

今回の地名一覧 -

|インスブルック|

ヴォルザノ北部に位置する都市。

鉄鋼業や魔石業が盛んであり、周辺とのアクセスも鉄道により良好である。

近年はその山がちな地形から来る慢性的な人口不足に頭を悩ませている。


|ウィーンラント|

エストライッヒ・カイセライッヒの首都かつ最大都市。

芸術の都としても有名である。主要な産業はサービス業。特にオペラ等だ。


|ブダラント|

マジャール地域最大の都市。広大な平原と豊かな土壌による農業が盛ん。

人口が多いが、その多くはエストライッヒの主要民族である山岳チェラント人でなくマジャール人である。


|ペシュトラント|

マジャール地域有数の大都市。産魔地であるためダンジョン産業や魔石産業が盛んだったが、近年は人口が低下していっており、ブダラントとの統合もうわさされている。

ー☆数時間前 ティロル州北東部「インスブルック」商店街

 リツェル「ちょっと遠出だし、色々買っちゃおうかな〜♪」

 アーノルド「余計なものは買いませんよ。うちにそんな余裕はありません。」

 リツェル「いいじゃない、たまにはね?」

 アーノルド「ダメです。」

 アーノルド「ケチ...」

リツェル達は今いろいろなものを手に入れる為にいつも住んでいるヴォルザノの北方に位置する都市「インスブルック」の商店街に来ている。

街は賑わい、活気に溢れている。

 アーノルド「...人が多いと楽しいけど少しくたびれますね...」

 リツェル「あ!見てみて!あそこ!おいしそ〜 あ!あっちに売ってる魔石も結構いい品質そう!あっちのあれも!」

 アーノルド(この人の制御の方がくたびれるな...)

      「さっさと行きますよ。目標のものがあるんでしょう?」

 リツェル「...あ、そうだったわね。忘れてた。」

今日は研究や授業用の素材や道具を手に入れる為に来ていたと同時にとある新薬の獲得も目標としていた。

周辺よりも一際豪華な建物の近くに来る。高さも広さも、他と比べるほどもなくでかい。

 アーノルド「ここが...大陸魔法製薬連盟の...支社...すごい...支社でこの大きさ...!」

 リツェル「エストライッヒ内でも小さい方ね。ウィーンラントとかブダラント、ペシュトラントとかの帝国の重要都市にはもっと大きいのがあるわね。」

 アーノルド「...!?」

いつか行ってこの目で見よう、と心に誓ったアーノルドであった。

門番に話しかける

 リツェル「大陸魔法製薬連盟製薬科研究部所属のリツェル・フォン・ツヴェールです。」

 門番「リツェル様ですね。お連れの方の入場のための費用の支払いもお願いします。」

 リツェル「はい。」

銀貨7枚、銅貨3枚だ。

 門番「...えー、確かに受け取りました。どうぞ。」

中に入る。煌びやかな内装、特に目をひくのは中央の噴水と天井のシャンデリアだ。何やらいい香りも漂っている。薔薇に似た芳しい匂いである。

 アーノルド「すごい...すごい!」

 リツェル「えっと...薬売ってるのは...あっちか。」

進む。手際よく購入し、建物から出る。

 アーノルド「...もっと長くいてもよかったじゃないすか...あんな豪勢なところ生まれて初めてですよ。」

 リツェル「これが手に入ったからいいの〜♪」

あとは他の日用品や道具、素材を買い、ヴォルザノに戻る。


ー〇研究室

 アーノルド「...ふぅ、やっと荷物が運び終わった...」

 リツェル「ありがとね〜」

 アーノルド「...で、結局何を買ったんです?そんなにいいものなんですか?」

リツェルはその質問に対して黄色い眼を輝かせながら答える。

 リツェル「勿論!つい最近研究された、まだ世界に製作方法すら秘匿の新薬よ!」

     「通称“メモリア・コンゼルヴェ”記憶を甦らせる薬よ!」

 アーノルド「記憶を甦らせる?」

 リツェル「まず、空のメモリア・コンゼルヴェに記憶を吹き込む。握って念じれば出来るわ。」

実際にやりながら説明する。今回の記憶は買い物のようだ。

 リツェル「そして、十分に貯めたらこれを食べればいいの!他の人が食べても効力があるから、ぜひ食べてみて!」

 アーノルド「面白そう...!」

手にとり、それを食べる。味や匂いは特にない。しかし、かなり硬く、歯で砕くことはできそうでない。

飲み込む。すると、リツェル視点での今日の買い物の記憶が入ってくる。

 アーノルド「これ甦らせるって言うか、貯めておくに近いですね。」

 リツェル「そうね。

      まぁなんにせよ、連盟は情報の保存のための使用を計画しているわ。

      生産方法が確立されればそのうち民間用にもなるかもね!」

 アーノルド「夢がありますね!

       ...ところで、授業はどうするんですか?」

 リツェル「...忘れてたわ...」

 アーノルド「記憶を貯めておくよりも記憶力を良くする方が良さそうですね。」


アーノルドの不憫な生活はこれからも続く!

PV数がめっちゃ増えてて人生が明るいふにゃラ〜と言うものです!

土曜日なんてね、何も投稿していないのに6PVマジで嬉しい!みなさま本当にありがとうございます!

ぼちぼち更新していくので、これからも継続して閲覧していただけると幸いです!

閲覧していただけるだけで本当に嬉しいので、これからもよろしくお願いします!

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