第三話 - 弱化薬の授業の時間
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|弱化薬|
主に液体で、ぶっかけて使う。
接触した部位の内部へと浸透して血管を収縮させ、弱化させる。
冷え、痺れ、脱力、魔素流の阻害などが起き、長時間使用したり量が多かったりすると壊死なども確認される。
飲むと気管に入らない限り胃までが上記の被害を出すにすぎないが、気管へと混入すると肺胞などへダメージを与え、場合によっては死亡する。
味はほぼ苔の味である。
|リグ苔|
主に魔素によく染まった苔類を表す。血管などに触れるとそれを収縮させる効能を持つ。
食すと危険、触るのも控えよう。
透き通った色合いで光ることから地域によってはヒカリゴケと呼ばれることも多い。
例年、子供の誤飲事件がよく見られるため、観賞用としての使用の禁止が検討されている。
ー〇研究室
リツェル「...っと...んで...こうして...ぅうわっ!?」
薬品が体にかかる。
リツェル「うわぁ...よりによって弱化薬か...そうだ!これ授業に使えるわね!」
リツェル「助手くーん?」
ー☆数分前 風呂場
アーノルド「...ふぅ、とりあえず浴槽はあらかた綺麗になったな。
次は排水溝か...なんであの人はこうも髪が長いんだ...」
排水溝にはリツェルの長い白髪が詰まっている。
アーノルド「いっそハゲになってくんないかな...あーでもそれでも他に毛はあるか...」
ブツブツほ愚痴を垂れ流す。その時だ。
リツェル「助手くーん?」
アーノルド「はーい?いま風呂場の掃除中なんですけどー」
リツェル「そんなん後でいいでしょう!授業するから来て!前と同じ所よ!」
アーノルド(アンタが頼んだんでしょうが...)「わーっりゃっさー。」
中断して向かう。
アーノルド「今回は何d...何かかかってません?」
リツェル「今日はちょっぴり失敗しちゃってね...
それより!今日やるのは“弱化薬”よ!」
ふふんと言いそうなほどのドヤ顔で説明をする。
リツェル「弱化薬の歴史はかなり短いの。32年前のベーメン=シュレージエン戦争にて初めて使用されたわ。」
リツェル「水溶性であるから、水に混ぜて相手にかけるの。布や皮膚を透過して血管に作用し、血管を収縮させ、血流が滞るわ。」
「血流が滞るから、弱化薬に触れた所周辺は冷え込むわ。少し経つと周辺の感覚も薄くなり、それとほぼ同じくして痛みも伴うの。魔素の流れも止まるから、腕などについた場合その腕からは魔法がほぼ出せなくなる。これが結構厄介ね。」
「また、筋力も低下するから大剣や戦斧も持てなくなることがよくあるわね。」
アーノルド「へぇ、結構強かったんですね。でもあんまり聞きませんね。何故です?」
さすが、よく言った、そう言うと思ったと言わんばかりの誇り顔で答える。
リツェル「良い質問ね!弱化薬ってある程度の装甲は透過できないの。だから魔導砲科や魔導爆弾科などの先に魔力を出してあとは遠隔で攻撃可能な兵科や装甲車科、重激科などの装甲や全身鎧を持つ兵科には効力がないの。魔法科や歩兵科、野戦砲科や通信兵には一定の効力は得られたわ。」
「今は医療的な使用ができないか研究中なの。早急な止血に使用できそうってことでね。まぁそれも目立った研究成果が出てないからあまり知られないわね。」
材料を準備する
リツェル「作るのは回復薬などと違い単純よ。リグ苔をすり潰したものを水に入れ、月光樹の蜜を少し混ぜるだけ。なんならリグ苔自体にも血管を収縮させる効力があるわ。でもそれだと浸透しないから月光樹の蜜を入れるわ。」
リツェル「...さて、今日は終わり!」
アーノルド「...なんか短くないです?」
リツェル「しょうがないじゃない、歴が浅いから教えることが殆どないの。お風呂洗っといてね〜」
研究室に戻るリツェル。
アーノルド「人使いが荒いんだよなぁ...全く魔法は教えないし製薬の授業終わったら質問もなくほったらかしだし。だいたい授業が少ないんだよ。二日にいっぺんあったらいいねって、前より遥かに増えた...ってか前はなかったけど。にしても少ないんだよ。だいたい...」
アーノルドの愚痴はまだまだ続く!
DEATH NOTE面白くて書くの忘れてましたふにゃラ〜と言うものです!
やっぱリュークかわいい...りんご食べたくなった...
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