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第二話 - 上級回復薬の授業の時間

- 今回のアイテム一覧 -

|上級回復薬|

患部に塗るタイプと飲むタイプがある。ほとんどは塗るタイプだ。

小指くらいなら再生もできる少し有用なもの。四肢欠損は完全な、そして新鮮な部位が残っていないと治せない。やはりまだ神の薬ではない。

作る過程で川や池などの水を使用することが多いため、多くの場合は口に入れることは推奨されない。

コストの割に効力が微妙なのであまり流通していない。


|リグ花|

主に魔素によく染まった植物の花を指す。元の花にキラキラで透明がかった感じになり、人気なため、良質なものは宝石並みの値段で取引される。栽培は未だできておらず、自然での発見数も少ない

そのまま摂取すると魔素の過大接種により魔素中毒になる。痙攣、耳鳴り、立ちくらみ、痺れ、失神、呼吸困難、ひいては死亡も確認されている。その上中毒性が高く、少しでも食べるともっと食べたくなってしまう。

富裕層の間では観賞用として使われることが多い。庶民階級でも花弁などを持つものはまれに見られる。

ー〇研究室

 リツェル「んー、あれー?レシピ忘れちゃった...」

書斎へ向かう。


ー〇書斎

 リツェル「...これか。」

上級回復薬のレシピの載った製薬本だ。

 リツェル「そうだ、助手君に色々教え込めばいちいち読まないで訊くだけで済むな...」

数分読み込み、教える準備をする。

 リツェル「これでよしっ...と、助手くーん?」


ー☆数分前 庭

 アーノルド「...雑草が多い...さてはまた何かやったな...」

リツェルより草取りを頼まれたアーノルド。

 アーノルド「ったく...なんであんなに人使いが荒くてだらしなくてで製薬と呪文だけは上手いんだよ...」

      「教えてくれるって言うから弟子になったのに雑用しかさせられないし...」

      「寝相も悪いし...もう辞めようかな...」

愚痴が沢山出る。それ即ち大河に流れる濁流の如し。

 リツェル「助手くーん?」

呼ぶ声が聞こえる。また雑用かと思い気だるげに答えるアーノルド

 アーノルド「なんですかー?今草取り中なんすけどー。」

 リツェル「授業するからきてー!」

 アーノルド「だから、今草取り中なんd...」

 リツェル「前と同じところにいるからー!」

訊く耳持たずのリツェル。渋々向かうアーノルド。

 アーノルド「今度のはなんです?」

 リツェル「今回はね、上級回復薬の授業をやるわ。」

 アーノルド「回復薬?この前やったじゃないですか。」

 リツェル「回復薬とは殆ど違うものなの。起源から違うわ。」

     「上級回復薬の期限は1523年、オーバーヴェステリッヒェ州での火災事故が原因よ。」

楽しそうに授業を続ける。

 リツェル「その時に焼けたリグ花の塵が焦げた回復薬に入って、それを誤って使用した人がその効力に驚いたの。」

     「リグ花は魔素が濃くて、強い中毒性と致死性を併せ持つとても危険な植物なのだけれど、火によって塵になることで酸素や水分などが抜けて...ここら辺はまだ解明されてないけど、なんやかんやあって危険性が落ちるの。なんでなのかしら...今度研究してみようかしらねぇ。だとしたらアレとあれと...」

 アーノルド「授業を続けてください。そんなん後で考えてくださいよ。」

 リツェル「ん...あぁごめんごめん。それで、今では少し作り方が変わったの。回復薬に近しい作り方になったわ。」

少し準備をする。

 リツェル「先ず、お湯とアルコールで脱色したリグ花を燃やして塵にするわ。」

炎魔法で塵にする。

 リツェル「これをもっと細かくして...」

     「助手君、そこの黄色いテープの瓶とって。」

 アーノルド「...これですか?どうぞ。」

瓶の中にはクロレラ水が入っている。

 リツェル「この中に塵を入れて溶かして、んでこれをハチミツに混ぜて...完成!」

 アーノルド「なぜ池の水みたいなやつを使うんです?」

さすが私の助手と言わんばかりの顔で答える。

 リツェル「いい質問ね!これはリグ草の代用なの。植物性のものなら正直なんでもいいけど、これがどこでも採れやすいからよく使われるわ。だから上級回復薬は飲まない方がいいわね。」

 アーノルド「なるほど...」

 リツェル「正直言って、上級回復薬はあまり有用でないわ。さっき言ったようにポーションにするのは少し難しいし、何よりリグ花が希少。しかも骨折がすぐ治るとか、欠損が再生するとかまで効力が高いわけでもない。」

リツェルは出来上がったものを瓶詰めする。

 リツェル「...これで今月の納品は完了...っと。あ、助手君も戻っていいよ。」

研究室に行くリツェル。呆れたようにそれを見るアーノルド

 アーノルド「アンタが呼び出したんでしょうが...」

草取りに戻る。アーノルドの受難はまだまだ続く。

どうも!期限が守れないふにゃラ〜というものです!

土曜日更新の1作品/1週間ペースでやろうと思ってましたが、もう土曜は過去でした。

ゲームとか仮想国家とか過疎スタとかやりたいことが多すぎます!

まぁ頑張っていこうと思います。

閲覧していただけるだけで幸いですので、これからも宜しくです!

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