表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/12

第一話 - 回復薬の授業の時間

- 設定 -

時代:1700年程度

大陸名:ロンヴァルディア大陸(欧州モチーフ)

国名:エストライッヒ・カイセライッヒ(墺帝イメージ)

地域名:ティロル州 - ヴォルザノ(墺帝時代チロルイメージ)

地域の地形:高山、薄く森林が広がる感じ(アルプスイメージ)


- 今回のアイテム一覧 -

|回復薬|

患部に塗るタイプと飲むタイプがある。

擦り傷や切り傷、いいモノでは切り落とされた部位の融合まで使える万能薬

作る過程でアルコールを使用するため、多量摂取や子供の摂取は推奨されない。

ハチミツを使用したものが多いため、子供の誤飲にも気をつけよう。


|リグ草|

主に魔素によく染まった植物を指す。種類は特に決められていないが、広葉樹が、その中でもとりわけサクラやブナなどが安価で好まれる。主な産地は東洋。条件が合えばどこでも取れる。

そのまま摂取すると量によっては魔素中毒になり、痙攣、耳鳴り、立ちくらみ、痺れ、失神、呼吸困難、ひいては死亡も確認されている。

透き通った緑色をしているため観賞用にもうってつけだが、近年は子供の誤飲による事件もそこそこあるがために禁止が危ぶまれている。

 ーここは、豊かな自然の広がる「エストライッヒ」

ここには、薬剤や魔法を研究する魔法使いが居た。


 魔法使い「...っと、助手くーん?」

 ー彼女はリツェル・フォン・ツヴェール、ツヴェール家随一の変人だ。

 助手「はいはーい、なんです?やっと授業ですか?」

 ー彼はアーノルド・シュヴァルツ、まともだ。この前弟子入りした。雑用しか任されない哀れなやつだ。

 リツェル「そうねぇ、今日はそうしようかしら。」

手際よく机にスペースを作り、薬草や薬品やを置いていく。

 リツェル「今日はよく使う"回復薬"を教えるわね〜」

 アーノルド「やっと授業ですね...」

 リツェル「先ず、回復薬について解説していくわ。」

 アーノルド「それはだいたい心得ていると思いまs...」

全く聞かず解説を始める。

 リツェル「回復薬の期限は1000年以上前まで遡るわ。遥か東方の大陸国家の...ズィーだったかしら...?

 ...とにかく、今のシナにあった国の北部部族が使用したものが最古とされている。」

得意げに話を進める。

 リツェル「その時は薬草と少しの魔力を使用した程度で、回復力は今の1/10にも満たず、すり潰して傷などに塗って使用するなど、かなり今との差が大きいわ。それでもその時では革命的に重宝されたのよ。それを使用したゲンがズィーを滅ぼしたの。」

謎の棒をふるふる回しながら話を続ける。

 リツェル「それから、1382年、1420年、1641年に起きた技術革命によってその度に大きく効力が変わっていって、今では傷に塗れば直ぐに治るほどになっているの!面白いでしょう?」

 アーノルド「面白くはないです。」

 リツェル「次は、肝心な製薬の仕方について、ね。」

色々なものを取り出す。

 リツェル「先ずは、リグ草、俗称回復草とも呼ばれるわ。これを患部につけるだけでも治癒力があるわ。

 そしてこれを...」

小さいフラスコに温めたアルコールを入れ、大きなフラスコにお湯を入れ、大きなフラスコに小さいフラスコを入れ、そこにリグ草を入れる。

 リツェル「脱色をするわ。ここで使うアルコールは回復薬にそのまま使われるから薄めにした方がいいわね。」

少し待つ。アルコールが薄い緑色になる。

 リツェル「こうなったら、アルコールを取り出すわ。

 そしてこれを煮詰める、アルコールとリグ草の回復成分の沸点の差を使ってアルコールを薄めるわ。」

 アーノルド「...アルコール入りではダメなのですか?」

 リツェル「うんにゃ、大丈夫よ。但だ、濃度が強いと大量に使えないから、普通は薄めるのよ。その代わり、やはり回復力は少し落ちるの。」

少し待つ。

 リツェル「いい感じになったら、これを...」

 リツェル「急速に冷やす!!」

 冷凍魔法をかける。みるみるうちに固体に変わる。

 リツェル「時間をかけると空気中の不純物が混じってしまうの。此方法が使えない時はゆっくりと温度を下げることでも不純物を減らせるわ。」

 アーノルド「あ、先生、このまま使っても効果はあるのですか?」

リツェルは待ってましたと言わんばかりに答える

 リツェル「いい質問ね!勿論使うことはできるわ。普通の回復薬より効力も高いの。歴史上でもこの状態で使われることがあったの。

 でも、元々リグ草に含まれている魔素を無理やり濃くしているから、魔素中毒になるものが沢山居たのよ。

 それが1420年に"ゲリーフ・ツェーフ法"によって解決されたわ。」

固まったものを砕く。

 リツェル「この砕いたものをハチミツに混ぜるの。」

混ぜる。

 リツェル「これで基本的な回復薬は完成よ!」

 アーノルド「...え?なぜハチミツなんです?」

やはりいい質問だと言わんばかりの顔だ。

 リツェル「とてもいい必要ね!

 こうすることで保存が効くし、ねっとりしていて患部につけやすいし、魔素も薄くなる。

 かくなる上は、その量産のしやすさにあるの!

 ここまで保存がしやすく使いやすい物は殆どないし、あったとしても簡単には手に入らない。でもハチミツなら養蜂で簡単に増やせるから使われるの。ポーション用だと水か酒が主流ね。酒の方が保存が効くからそっちの方が少し多いのよ。」

 アーノルド「なるほど...」

      (こんなんでもやっぱ薬剤とかには詳しいんだなぁ...)

 リツェル「これで今日の授業は終わり!回復薬はとっても重要だから、しっかり覚えててね!」

研究室に戻るリツェル。そして授業の内容をノートに書くアーノルド。

 アーノルド「...やっと2ページ使えた...

 ...予定ではもう20ページは書けてたと思うのになぁ...」


...アーノルドの雑用生活はまだまだ続く。

どうも!唐突にやる気出て唐突に消えるふにゃラ〜というものです!

前の作品は...農業が面倒で辞めました(((

今作品は完全にオリジナルでできそうなので続きそうですね〜。まぁ不定期更新にしよう。

閲覧していただけるだけで幸いですので、これからも宜しくです!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ