神山
俺は朝になって遺体を外に埋めるためタブスと出かけた。
「ここら辺で埋めてくれ」
「分かった」
《地魔法 地形変化》
俺は地形を変化させ、穴を作った。
そこに無限収納から取り出したアビスの遺体をいれた。
《地魔法 地面補正》
遺体が見えないように穴を塞ぐ。
すると、ユリウスから関心の声が漏れる。
「神人、そういう事もできるのか」
「一応、地魔法だよ」
「そうなのか」
と、言ってユリウスが驚いている。
「あっ、ユリウス。今日出かけたい所があるから先帰ってて」
「分かった」
俺はユリウスを先に帰らして、転移で神山に向かった。俺は早く健たちの事を神さまに‥‥‥‥‥‥‥創造神カルナに問いただしたいから。しかし、神にならなければ彼女には会えない。
神になる条件は3つあるとマナが言っていた。
1つ目は神山に現れる神獣レベルの魔物を倒しまくること。
2つ目は神さまの魂を受け継ぐこと。
3つ目は神を倒すこと
だそうだ。
1つ目の方法で俺は神になろうと思う。
俺は大急ぎで神山に向かった。
「ここが神山か」
神々しいオーラがある。
しかも、デカい。
「登るか」
俺は神高山に歩み寄るのだった。
何か気配察知にかかったぞ。
数メートル先だ。
あれは………………オーク?いやあんなオーク見たことないぞ。
そんな事はいい。鑑定、鑑定
《能力 神眼(鑑定)》
【名前】ゴッドオーク【レベル】450
【称号】オークの神
【体力】 125000
【魔力】 800
【攻撃力】950000
【防御力】700000
【瞬発力】100000
【固有能力】神化
【能力】超身体強化、超魔法無効化
【加護】戦神の加護
強くない!?今の俺で倒せるかな?
まぁ、やるだけやるか。
こんなのが続くの?
このステータスを奪える能力とかあったら早く強くなれると思うのにな
《能力 暴食を獲得しました》
えっ、ベル…………なんだって?
《能力 ベルゼブブ》
殺した相手の体力、魔力、防御力、攻撃力、瞬発力を奪える。ただしスキルは奪えない。
また《能力 創造》が勝手に発動したしかし、殺した相手かぁ。倒せなきゃ意味ないって事だよね。
どっちにしてもここで苦戦は免れないか。
まずは先制攻撃だ。
俺はサラミチを無限収納から出して攻撃した。
カチーン
と、切れなかった。体固くね。
あっ、気づかれた。
ゴッドオークが斧を振り落とした。
だが、瞬発力は俺の少し上ギリギリ避ける。
「スゲー強い。振り下ろした振動が来る」
『手こずっているようですね』
「マナどうやって倒したらいい」
『そうですね。一気に決めるのはどうでしょう』
「どうやって?」
『神眼(予知)を使って避けて身体強化と妖刀サラミチに魔力を思っきり注いで斬りかかれば倒せます。サラミチは魔力を吸収する程』
「威力が上がる」
『そうです。神人様の魔力は限界を超えているのでアイツを倒すぐらいを軽いです』
「そっか」
『ちゃんと自分で作った物の能力を覚えててください』
「ごめんって」
『神人様、攻撃が来ます』
「分かってるよ」
《神眼(予知)》
ドカーン
相変わらずスゲー威力だな。
俺は避けながらサラミチに思っきり魔力を注いで威力を最大限にしてゴッドオークの心臓に目掛けて刺した。
ザック
俺はオークを倒した。
《能力 暴食》
+体力 1250000
魔力 800
攻撃力 950000
防御力 700000
瞬発力 100000
「助けてくれてありがとう」
『はい。また、危なくなったら声をかけます』
「うん」
俺はマナにいつも助けられてるなぁー。
今日はここで結界を張って少し休もう。明日からどんな強敵がでてくるかな?
そんな事を考えながら俺は寝た。
少しでも
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