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魔王の守護神  作者: 神港 零
4章 ホスト王国
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喧嘩を売られた

オリビア王国から出て二週間程経った。

俺たちは今、砂漠のど真ん中にいた。


「暑い」


「暑いです」


「水が欲しいよ」


「分かった」


俺はある魔法を放った。


《水魔法 水玉(ウォーターボール)


《氷魔法 絶対零度(ぜったいれいど)


俺は簡単な水魔法の水玉(ウォーターボール)に俺が考えて作った絶対零度を放ったら、絶対溶けない氷の完成。

それをみんなに渡した。


「「「気持ちいい」」」


みんなに好評なようだ。


「そういえば何で神人は汗をかかないの?」


「それは気になります」


二人が言う中、アマネが言った。


「神人の種族ってもしかして‥‥‥‥」


「龍族だよ」


俺はそう言いながらステータスを見せる。


「龍神……………そっか」


アマネの目が遠くを見ながら言う。


「確か竜人族は暑さに強い。それは龍神も変わらないって事?」


「そういう事」


アマネって頭回るんだな。俺のステータスを見て腰を抜かしてたのが嘘のようだ。

ちなみにアマネのステータスはこんな風になっている。


【名前】アマネ オリビア 【女】【18才】

【種族】獣人 【レベル】1050

【称号】獣王の娘、龍神の恋人、剣士、限界を超えた者


【体力】 10000

【魔力】 82000

【攻撃力】 40000

【防御力】 50000

【瞬発力】 40000


【固有能力】獣化、不老

【能力】神速、身体強化、炎魔法、光魔法、水魔法

【加護】龍神の加護、獣神の加護


獣化を使えばステータスはもっと向上するらしい。アマネもまた最強クラスの人材だ。


「ねぇ、次はどこ行くの?」


「ホルト王国だ」


「確かにここから近いですが、そこにお友達方はいるでしょうか?」


「わからない。でも、行く価値はあると思う」


「そうだね」


そして、俺たちはホルト王国に向かうのだった。


砂漠を抜けてホルト王国までは二週間もかかった。俺たちなら早くて一時間弱…………アマネがついて来れるスピードでも三時間で着く。

なんでこんなにかかったというと俺たちがリザードマン会ったからだ。そこでまあ、龍神とすぐばれて宴なら何やらでおもてなしを受けていたからだ。そして、俺たちはやっと解放されてホルト王国にやって来た。


「やっと解放されましたね」


ホルト王国の前でリーナが言う。


「そう。良い魔物(ひと)だったけど」


「そうだよね。私たちは急いでるのに」


「別に俺はのんびりと旅をしているからいいけど」


俺が言うとみんながそうなの?って顔をした。


「じゃあ、みんなホルト王国に入るぞ」


俺が言うと門まで歩いた。

そこには兵士がいた。


「おい、そこのお前ら。身分を証明する物がないと金かかるぞ」


と言って忠告してきて俺達は足を止めた。


「分かった。ギルドカードでいい?」


「ああ」


と言ってギルドカードを出した。


「こ、これは」


まあ、びっくりするのも無理はない。だって俺のランクはSSだからだ。俺はあの一週間で凄く強いドラゴンを倒してそこまで上げてしまった。他のみんなもリーナとメアはS、カルナはAだ。

みんなランクが高いので目の前の兵士の人が立ち眩みをおこしている。


「あのー、入ってもいいですか?」


「あっ、どうぞ」


と、言って俺達はホルト王国に入った。

入ってまず始めに向かったのは冒険者ギルドだ。

俺達は冒険者ギルドに入った。


「ねぇ、ホルト王国にSSランク冒険者が来たらしいぜ」


「それはただの噂じゃないか?」


「それが目撃者がいっぱいいるんだぜ」


という声が聞こえた。


「情報が早いですね」


「そうだな」


と言って歩いていると声をかけられた。


「ねぇ、そこのお兄さん。かわいい女達だね、くれよ。見た感じあんまり強くなさそうだし。俺達といた方が彼女たちの為にもなるよ」


と変な(おじさん)が言った。絶対下心ありありだな。


「と言ってますがどうする?」


俺はみんなに聞いた。


「「「やだ」」」


とみんなが言った。


「だそうなので渡しません」


「だったら力づくで」


と、男が殴りかかってきたが腕を掴んで背負い投げをした。

そして倒れた男が俺に向けて剣を向けた。


「これでどうだ」


「このくらい何ともないよ」


「なんだ……」


俺は軽く剣を素手で受け止めて男に腹パンした。


「ゴホッゴホッ」


「アイツを一撃であの少年何者だ」


とギルドの中のみんなが俺に注目した。

そしてギルド職員が来た。


「何ですか?この騒ぎですか?」


「その人が喧嘩を売るから悪いんです」


「‥‥‥‥‥貴方、ギルドランク何ですか?」


と、俺の発言を無視して聞いてくる。

俺はギルドカードを見せ、ランクを言った。


「SSランクです」


その場が凍りついた(こおりついた)

少しでも

「この作品面白い」

「続きが気になる」

「早く更新して欲しい」

と、そう思ってくれましたら

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