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魔王の守護神  作者: 神港 零
2章 神への道
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封印されし少女

「誰かいるの?」


「私だよ‥‥‥目の前にいる吸血鬼だよ」


俺は自称吸血鬼に目を向けた。


「君が話しかけたの?」


「そうだよ」


俺は目をまん丸にしていた。鎖で封印されて眠っていると思ったのに突然150cmぐらいの吸血鬼?の美少女が話しかけられたんだから。


「君は何年封印されているの?」


「ザッと、五百年」


「ご、五百年!」


そんな長い時間良くこんなところで正気を保っていられたものだ。普通だったら精神が崩壊してもおかしくない。


「あっ、自己紹介がまだ。メアの名前はメア ヴァンパイア。メアって読んで」


「俺の名前は坂本神人、気軽に神人でいい」


「ねぇ、神人。お願いがあるんだけどこの封印を解いてくれない?」


「いいけど。俺に解けるの?」


「神人の魔力は凄まじい気がする。たぶん封印が解ける。魔力を思いっきりこの鎖に注いでみて」


「分かった」


俺は言われた通りに鎖に魔力を注いだ。

魔力を思いっきり鎖に吸収されて


パキーン


鎖は割れて封印解けただが、俺は魔力切れで倒れてしまった。


「神人、大丈夫」


と、メアが急いで駆け寄って来た。


その時俺は夢の中



二時間後




俺は魔力切れで寝てしまったのか。

と、目を開けると上にメアの顔があった。

いわゆる膝枕だ。


「メアさん何してんのですか?」


「膝枕。神人がいきなり倒れたから地面じゃ可哀想だから」


「あっ、そっか。ごめん、ごめん」


俺はメアの膝から身体を起き上がらせた。


少しメアが名残惜しそうに見てくるが気のせいだと思う事にした。少し可愛いって思ったは言わない。


「ねぇ、メアなんで封印されてたの?」


「吸血鬼の王女だから他の国の人に殺されそうになったのとメアが竜人と吸血鬼のハーフの竜鬼だからみんなメアの力を恐れて封印した」


「そうなんだ」


「そんなことよりも…………ねぇ、神人は何してるの?」


「簡単にいえば神になるためここで修行してんの」


「へぇ〜メアもその手伝いしていい?封印解いてくれたし手伝いしたい。こう見えて強いよ」


「だったら鑑定させてくれる」


「鑑定?いいよ」


《神眼(鑑定)》




【名前】メア ヴァンパイア【女】【120才】

【種族】竜鬼   【レベル】1500

【称号】吸血鬼の王女、封印されし少女、鬼神に愛された者、最強の吸血鬼、魔法剣士、竜と吸血鬼の子


【体力】 1580000

【魔力】  1256666

【攻撃力】 1520000

【防御力】 8400000

【瞬発力】 1268000



固有能力(ユニークスキル)】成長限界なし、全属性魔法

能力(スキル)】身体強化、隠密、魔法無効化




確かにメアは強いな。彼女のことを信用して良いか危ういがこの先何があるか分からないし、仲間を作るのはいい案かもしれない。


「ついて来ていいよ」


「やったぁ〜、でも、メアだけステータス見せて神人が見せないって不公平」


「そうだね。俺も見せるよ」


確かに不公平だな。俺も久しぶりにステータスを見たかったからいい機会だ。俺とメアは俺のステータスを見た。



【名前】坂本神人 【男】 【16才】

【種族】神族 【レベル】3500

【称号】神に選ばれし者、転移者、人間の限界を越えた者、魔王に召喚されし者、神の血族


【体力】 測定不能

【魔力】 測定不能

【攻撃力】測定不能

【防御力】測定不能

【瞬発力】測定不能


固有能力(ユニークスキル)】創造、全属性魔法、神眼、成長限界なし、時空魔法、空間魔法、付与魔法、叡智

能力(スキル)】言語理解、魔力制御、経験値100倍、必要経験値1/100、暴食、隠密、気配察知、力制御、覇気、殺気、神速、完全記憶、転移、身体強化、無限収納



…………………俺結構強くなってない?って神族に何?


『神族は神の血族の事です』


「俺……………人間超えて神の一族になっちゃったって事か」


俺は自分のステータスに色々とスキルを作ってスゲーステータスになっちゃった。と、思いながらメアの方を向いた。


「か、神人凄いよ。こんなに強いなんて」


「そんな事ないよ」


そんな目をキラキラさせないで。


「こんなに強いなら私の助けはいらないか」


メアがしょんぼりしている。


「そんな事ないよ。メアがいたら心強い」


「そう?」


「そうだよ。1人じゃ出来ることも限られている」


俺は嘘偽りない笑顔でメアに言った。


メアが少し顔を赤くして笑顔で‥‥‥‥‥


「分かった。メアも行く」


メアの笑顔を迫力あるな。可愛い………………


『神人様、メアさんが自分の好みの女性だからと言って本来の目的を見失わないようにお願いします』


「わ、分かってるよ」


『それならいいです』


マナはそう言って反応しなくなった。なんか怒ってないか?


「神人、少し疲れている?ここで休んでから行こう」


「そうだね」


俺達はここで休んだ。




俺は目が覚めた。何時間寝たんだろ?


『約五時間です』


「そっか。ありがとう」


起き上がろう。


ん、後ろから何かに抱きしめられて目を開け


後ろを見るとメアがいた。


「メア起きて」


身動き取れないので呼びかける。


「うわぁ、神人起きたの?」


一緒に寝てたメアがあくびをして言った。


「そうだけどメア抱きしめるの辞めて貰えないかな?」


「えっ」


「うわっ」


メアが一気に目が覚めたようで俺から少し離れ、顔を真っ赤にしている。


「おい、膝枕で恥ずかしがらなかったのにハグは恥ずかしんだな」


「だって膝枕は覚悟を決めてしたんだもん。

これは心の準備してないもん」


と、メアが抗議して来た。


「そういう所可愛いよ」


と、本音を言ってからかってみた。


さらにメアが顔を赤くして


「そうやってからかうの辞めて」


「分かった、分かった」


俺はメア可愛いなぁ。


と、思いながらこの話を終わらせた。

少しでも

「この作品面白い」

「続きが気になる」

「早く更新して欲しい」

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