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らくがき3 二十一、濃ゆいキャラをつくりたい
脱線しました。
「俺は濃厚だぜ!青汁並みさっ!」
って、濃魂太郎に台詞を言わせてみれば楽なんだろうけど、やはり、最初はシチュから入るのが基本でしょう。
という訳で、
濃魂太郎は今熱き魂を燃やしている。
9回裏2アウト満塁のピンチ、この絶対絶命に彼は大きく振りかぶった。
「うー!ふぁいっ!ふぁいっ!」
って、ベンチ要員かーい。
「ふふふ、違うぜ、三流、書き手さんよ」
「なっ、なにぃ、三流と呼ばれ気になるが・・・」
「俺は、俺はなあ、応援団どわっ!」
「なっ、なっ、なっ、なっ、なっ、にぃぃぃぃぃぃぃぃっっっっっ!!」
「ピッチャーびびっとる!ヘイヘイヘイっ!」
「しかも、相手側だとう!」
「かっせー、かっせー大谷っ!」
「(流行に)乗っかるのかーい!」
「ナイスピッチ、ナイスピッチ大谷っ!」
「しかも、同じ世界線にふたりっ!」
「あなたの知らない世界!」
「ノスタルジーっ!」
・・・当初のコンセプトどこいった?
これがらくがきというやつか。




