表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
16/73

15  地図

「エレベーターを降りて左側、突き当たり付近にある階段から屋上に行ける。」


「階段までは、大きな音さえ立てなきゃ、見つかる心配はねぇ。堂々と行けばいい。階段を上った先、屋上へのドアの前に見張りが二人。そいつらは普通の人間で、屋上に入れる合鍵を持ってる。倒して奪い、その後二人とも転送しろ。武装はハンドガンですぐ撃てる状態にあるが、まぁ、そのままで十分に対応可能だ。」


そのままで、ってのは、『ナノマシン活性化の必要はない』って意味だろう。

銃を構えた二人相手に素手なんて、現実だったら自殺行為だろうけど、やってみるか。


「屋上に着いてからは、かなり騒がしくしても構わねぇ。だが、最初の一人は不意打ちで倒した方が楽だろう。強化人間が三人だからな。入り口の見張りが倒されてしばらくすれば、異常があったことはバレる。」


「この階に居るうちから、アシスト情報に屋上の地図を出しておく。情報をうまく利用し、出来るかぎり楽をして、迅速に始末しろ。」


屋上では、強化人間を三人も相手にする以上、活性化が必須になるだろう。

活性化中の操作はまだやってないから、ちょっとイメージできないが……。

再使用は制限されるって話だったから、試してみる訳にもいかないし。

実行犯を不意打ちで倒して、残りの二人からは逃げる、ってのはどうだろう。


「ボディガードが二人、実行犯が一人だ。実行犯は特殊なライフルを持っているが、ボディガード達は武器を持ってねぇ。体自体が凶器みたいなもんだけどな。敵も特殊な遠距離攻撃を行ってくる。とにかく、ボディガードと実行犯の三人、全てを始末するなりして転送すりゃ、それで任務終了だ。」


犯人のボディーガードが二人なんて、実行犯は随分と慎重な奴だな。

いや、人数が多いと見つかる可能性も増える筈だ。

慎重というより、臆病なのかもしれない。


それにしても、ボディガードと実行犯の三人全て、か。

普通、重要なのは実行役の確保で、ボディガードとかは、たとえ強くても重要じゃないよな。

あ、でも戦闘用の強化人間なんてのが、現代の日本で生き残ってたら、マズイんだろうな。

三人全員、倒すしかないか。


「任務終了後は、歩いてスタート地点まで戻れ。見られても構わん。タイムリミットは午前十時二十五分。時間はたっぷりある。おしゃべりは終わりだ。隠密行動に移行しろ。以上。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ