第4話 ヒューマンスタイル
《コラム:ホッパーサプライ》
旧虫国ロカストを原点に持つ、バッタ系虫人主体の国際物流会社。
キャッチコピーは「どこでも、今すぐ、ホッパーサプライ!」
領土拡大と崩壊を経た旧虫国ロカストの末裔。
東蟲機構加盟勢力となった後、同機構の関連企業へと勢力形態を変えていった。
主な事業は物流全般であり、一部では流通サービス向上の一環として、商業施設運営なども行っている。
東蟲機構加盟国内の流通網と生活基盤を支える企業として君臨している。
《Arcadia,12,Nov,2033》
《ヒューマンスタイル》
アルカディア・東蟲機構アルカディア支部——
俺はミオナとユミナをオフィスに入れると、ソファーに座らせた。
「ごめん、引っ越したばかりでお茶とか無いんだ——。」
「大丈夫ですよ。私たちは護衛なので、お気にせず。」
「すみません。それで、えっと——」
俺はまだ、二人が護衛に付くというのを受け入れきれてはいなかった。
ミオナは首をかしげると、何かを察したように、ユミナの方を見た。
「あ! こちら、ユミナちゃん。仲良くしてあげてくださいね——!」
ミオナが微笑みながら紹介すると、ユミナがこちらをギロッと睨みつける。
「嫌よ!」
ユミナの即答。
いや、そんなの俺だって嫌だ。
ミオナはともかく、ユミナとは一生経っても仲良くなれないだろう。
「ユミナちゃん、ダメですよ。これも任務なんですから——」
「なんで検問の次は護衛なのよ。私はアリンコープス首席よ? ……上は何考えてるのよ——。」
「あはは——。こう見えて、ユミナちゃんは優しいところもあるんですよ?
私が苦手なこと教えてくれたり、嫌いなもの食べてくれたり——」
——なるほど……って、いや! そうじゃない!!
「えっと、あのー……話戻りますけど、護衛というのは——?」
「そうですよ? 昨日のうちに伝わっているものかと——」
「俺には何も——」
そもそも、電話もないのに、どうやって連絡したというのだ。
もちろんスマホはあるが、アルカディアに来てから、連絡先の交換は一切していない。
「ではご説明を——先日、司令室でTEXSの話があったのを覚えていますか?」
「あぁ。あの外骨格に付ける装備のことだろ?」
俺はミオナの腕を見ながら言った。
「厳密には外殻です。——この外殻装備は、虫人の外殻に装着するためのものなので、人間には装備することができません。」
「昨日言ってたやつか——確かに、俺の身体は全身皮膚だし、ひっかけられる場所なんてない——」
すると、ミオナは拳を握り、大きくガッツポーズをして見せた。
「そこで! ユウジさんが戦えない以上は、護衛を付けましょう!……というお話になったんです——!
あ、もちろん、ユウジさんが良ければ、ですが——。」
「俺は全然かまわないけど、逆に良いのか?」
ミオナは少しだけ目を伏せると、呟くように続けた。
「——あの件以来、私たちは検問任務から外されてしまいました……これは、私たちなりの償いでもあるのです——。」
その言葉の意味は重かった。
検問は、言わば平時における最前線——重要な任務の一つである。
そして、少なくとも彼女らは、検問という任務を真面目に遂行していた。
俺——即ち、単独で来た、見るからに怪しい人間を制圧し、検問兵としての任務を全うしようとした——。
——これ、ある意味、全部俺のせいだよな——。
彼女らの立場になって考えると、俺は妙な後ろめたさに襲われた。
もちろん、問題を起こしたのは俺ではない。
しかし、彼女らもまた、立場上、そうせざるを得なかったのかもしれない。
「……そっか。」
それ以上、うまい言葉は出てこなかった。
「ですので——問題ありません。」
ミオナはそう言って、小さく微笑んだ。
それに比べ、ユミナは腰のブレードに手を当てたまま、ただ偉そうに足を組んでいるだけだった。
——護衛は良いけど、大丈夫なのか……? 俺、コイツに殺されるんじゃ——。
ミオナの説明は理に適ってはいたが、ユミナに対する不信感が紛れることはなかった。
その後も、俺たちはオフィスで時間を持て余していた。
というより、まだ来たばっかで、何をしていいか分からなかったのだ。
それに、連絡が来れば、すぐに対応しなければいけない、という行動の制約があることも否めない。
俺は引き続きマニュアルを読み、ミオナもまた、興味本位で別のマニュアルに目を通していた。
閉鎖された空間に飽き飽きしたユミナは、オフィス内をぐるぐると散策し、珍しいものがないか、宝探しを始めている。
「——はぁ……本当に何もないのね。」
ユミナが見渡しながら言う。
——失礼過ぎるだろ……。オフィスだから綺麗に越したことはない——ただ、半分は俺の家なんだけどな……。
そんなことを思いながら、ユミナの方をチラ見すると、ユミナの口元はやけにニヤついていた。
否、元からこういう顔立ちなのかもしれない。
——コイツ、ホント何考えてるかわかんねぇな……。何か良からぬことでも企んてんのか……?
女王アルカの娘——姉妹関係で顔立ちが似ていることについては触れたとおりだが、
しかし、やはり何回見ても同じ姉妹だの、同じ顔立ちというのは、無理があるのかもしれない。
すると、ふとさっきの会話の単語が気になった。
「そういえば、さっき言ってたアリンコ?なんとかって何なんだ——?」
それに対し、ミオナが回答する。
「アリンコープスですね——アルカディア・ガードは、いくつかの兵科に分かれていて
アリンコープスはその内、戦闘科のエリートが受けることができる教育課程です。卒業者も少ないとか——」
「そうなのか——? じゃあ、結構優秀なんだ……?」
「そうですね。そこを首席で卒業しているユミナちゃんは、異例です——。」
「ふーん……? あれ、お前は受けてないのかよ……?」
「私は戦闘科ではなく、武器支援科ですので——ですが、私もそこの基本過程で、主席はとりましたよ。
ただ、戦闘科基礎課程とアリンコープスをどちらも首席で卒業してるユミナちゃんとは、比べ物になりませんが——」
「え、二つとも首席なのか——!?」
「はい。——凄いですよね……。」
そこへ、散策に飽き飽きしたユミナがこちらへ振り向く。
「ねー外行きましょー。暇よー。」
「そうですね——行きましょうか。気分転換も兼ねて——!」
ミオナは背伸びをすると、マニュアルを優しく閉じた。
「でも俺、外出れないぞ——?」
「…?」
ミオナは何も言わず、ただ首をかしげた。
そこに、ユミナが茶々を入れる。
「なんで出れないのよ。まさか、吸血鬼——?」
「ちげぇよ! ——ほら、俺モニター見てないといけないし——出かけてる間にかかってきたら大変だろ——?」
「大丈夫ですよ。外出時は留守電メッセージで通達すると、マニュアルに書いてありましたし——。」
「え、そうなのか——?」
「はい。えっと——ここの七行目です。」
ミオナがページを開くと、俺は言われた行を、目でたどっていった。
「ほんとだ——外出中に相手から通話が来た場合、留守電でメッセージで通達し、後から連絡を——」
パタンッ!
突如、マニュアルを閉じられる。
風が顔面に直撃し、ミオナがクスッと笑う。
「ふふ。——じゃ、行きましょうか。」
「お、おう——。」
モニターに通話がかかって来てないことを確認すると、俺たちはオフィスを後にした。
アルカディア・商店街——
市場から屋台まで、通りのあちこちから活気のある客寄せの声が飛び交っている。
「安いよ安いよ!捕れたての新鮮な魚だよー!」
「アルカディア名物! 串焼きはいかがですかー!」
食べ物の香りが漂い、その中を忙しなく、住民たちが往来する。
「ぷっ——」
不意に隣から、吹き出す声が聞こえる。
ユミナは口元に手を添えながら、小馬鹿にするような目でこちらを見ていた。
「な、なんだよ?」
「別に? ——ただ、外交官は外出すらできないって思ってたなんて——」
「しょうがないだろ。本部から連絡来るって聞いてんだから。——それに、俺は外交員だ。」
「はいはい、外交員さん。」
そんな言い返しにも、ふっと鼻で笑うだけだった。
そこへミオナが、少し気遣うように、俺の顔を覗き込む。
「——ところで、ユウジさんはまだ、アルカディアの街をちゃんと見て回ったことはないんですよね——?」
「そういえばそうだな——。俺はまだ来たばかりだし、街のことは何も——」
ついでに言えば、もらった地域資料も、検問所の一件でズタズタに引き裂かれてしまっていた。
——腰にブレードをつけた、どっかの誰かさんのせいでな——。
そう言いながら、俺はユミナの方をそっと見た。
俺たちは商店街を後にし、カフェへ向かった。
アルカディア・北東海岸付近——
賑やかな商店街を進んでいくと、果てしない水平線が姿を現す。
「あれ、ここって——」
「はい、私たちが出会った北東検問所のすぐ近く——北東海港ですね。」
海港にはいくつもコンテナが積まれており、巨大クレーンがゆっくりと、大型タンカーの方へ動き出す。
そして、その隣の敷地に構えた、横長の三階建てショッピングモール。
「着いたわね——ホッパーモール!」
「ここが——」
ミオナは、驚く俺の様子を見ると、まるで案内人ように話し始める。
「ホッパーモールは、国際流通企業:ホッパーサプライが経営する、大型ショッピングモールです。
見ての通り、お洋服から玩具まで、なんでもありますよ。」
「へぇー……。」
白い外壁には、内装する店舗のロゴがいくつも掲げられ、
最上部のキューブ状オブジェには、モールの象徴として、ホッパーサプライのロゴが施されていた。
「二人はよく来るのか?」
「そうですね——二週間ぶりくらいですかね?」
「前はハニーシロップパフェを食べたわよね! 美味しかったわー…!」
ユミナは頬に手を当てながら、うきうきになって歩く。
そしてミオナもまた、前に来た時のことを思い出したのか、どこか足取りが柔らかくなっていた。
アルカディア・ホッパーモール——
モールは中一面マットが敷かれ、空調から送られた冷気が建物全体を、快適な空間へと変えていた。
「こんなに広いとは——……」
店内な柱に掲示された案内マップに目を通す。
服屋に本屋、アクセサリー店、雑貨屋——スーパーやドラッグストアなんかも入っている。
「まずは服ですね!」
ミオナは目を輝かせながら、テキパキと足を進めた。
まるで、暗黙の了解といったように、ユミナもその後ろを付いて行く。
「ちょ、待てよ——!」
俺たちはエスカレーターを上がり、二階のレディースエリアに入り込んだ。
並んだ服は、どれも人間のものとは、一見変わらない。
フリル付きのブラウスに、細身のジャケット、柔らかな色合いのスカート——。
ただ、翅や後腹部に合わせた作りだけは、人間の服とは少し違っていた。
「見てください! このブラウス、新作ですよ! こっちのスカートも——!」
誰に話しかけているのか、もはやわからない。
ユミナは一歩引いたところで、その様子を見ている。
「これ、前買ったのと同じじゃない——。」
「違いますよ! ほら——袖にフリフリがついているんです——!」
一生懸命、説明するミオナ。
しかし、ユミナにその言葉が突き刺さることはない。
「あ、これなんていいんじゃない?」
そう言ってユミナが手に取ったのは、"Funky Bug !!" と文字が入ったパーカーだった。
白地に入った大きな文字は、いかにも若者っぽさを感じさせる。
当然、ミオナは納得しない。
「私はこういうのが——」
「着てみたら意外と気に入るかもよ?」
「えー……あの、ユウジさん、どっちがいいと思いますか?」
ミオナが困ったようにこちらを見つめる。
「え、ユウジに聞くの!?」
続いて、ユミナもこちらを振り返る。
「おい、それってどういう意味だよ——?」
「そのまんまの意味よ。あんた、休日も機構の制服着てそうだし。」
「私服くらい持ってるわ——!」
とことん失礼な女だ。
俺は二人の手元に並べられた二枚の服を見た。
ミオナの性格上、文字入りパーカーなんて着るはずがない。
——でも待てよ……?
ミオナとユミナの顔面偏差値は、ほぼ同格と言っていい。
なら理論上、パーカーを着ても、なんら違和感はないと思うのだが——。
「えー……、どっちも似合うんじゃない——?」
脳を高速回転して出した回答だった。
しかしその言葉に、二人は余計に機嫌を損ねることになる。
「どっちも似合う? それってつまり、どっちでもいいってこと? 」
「いや、俺はどっちも似合うと——!」
「同じでしょ? 女性の服選びもできないなんて——ひょっとして、あんた彼女したことないでしょ!」
「——っ!」
図星である。
しかし、服選びとそれとで、何の関係がある?
否、彼女がいれば、そもそも彼女に差支えのない回答をできたはずだ。
言い返そうにも、もはや言葉などでない。
ミオナは気を落としたようにうつむくと、そのまま服を棚に戻した。
——虫人世界十五年。まさか、護衛の服選びで完全敗退すると、誰が予想できただろうか——。
ユミナは勝ち誇ったように腰に手を当てる。
「ふん。まぁ、わかればいいのよ。」
何を分かればいいというのだ。
しかし、その言葉に妙に納得してしまう自分が悔しい。
俺は、棚に並んでいた服を見ながら、口を開いた。
「こういうのって、人間世界のファッションとも、結構似てるよな——」
「ヒューマンスタイルよ。」
ユミナが口を開く。
「ヒューマンスタイル——?」
「人間文化の総称ね。アルカディアでは、かなり浸透してる方だわ。」
「へぇ——?」
「あんた、外交員のくせにホント何も知らないのね。」
ユミナは、先ほど置いたブラウスを軽く持ち上げた。
パッと見は、人間の服と変わらない。
だがよく見ると、ブラウスの背中には、翅翼や後腹部の邪魔にならないよう、スリットが入れられている。
「虫人の歴史は、そんなに長いものじゃないわ。人間文化を参考にして、虫人に合うように作り直しているのよ。
——このホッパーモールだってそうだわ。」
言われるまま周囲を見渡すと、区分けされた店舗に、案内板、休憩用の椅子、店ごとに施したオシャレな飾り付け——。
ぱっと見は、昔行ったことのある、大型ショッピングモールと相違ない。
ただ、並んでいる商品だけは、虫人を前提にしたものだった。
「人間の文化を参考にしていく中で、自分たちなりの工夫を取り入れた文化——それが、ヒューマンスタイルよ。
もちろん、こんな浸透しているのは、アルカディアくらいかしら——。」
人間文化そのものというより、それらを虫人に合うように作り直している——。
ヒューマンスタイルというのは、そういうものらしい。
——つまり、人間文化のリスペクト、とでも言うべきか。
「——あ、そういえば——」
唐突に、ユミナが何かを思い出すように言う。
「ここ、TEXS用品店もあったわよね。行きましょ。ミオナ! あんた、いつまでもへこたれてるのよ!」
その言葉を聞くと、さっきまで落ち込んでいたのが嘘だったかのように、ミオナは顔を上げた。
彼女にとって、TEXSはそれほど特別なのだろうか。
俺たちは再度エスカレーターを上がり、TEXS用品店へ向かったのだった。
三階に並ぶ店舗の一角——
壁一面に整然と並ぶ、様々な形状の外殻装備、補助パーツと思しき物品——。
据えられたタグには、メーカー名や用途が記されており、店内を照らす照明が、その外殻装備の鈍い光沢を静かに浮かび上がらせている。
物静かで、まるで展示室のような雰囲気——奥には試着ブースがあり、購入した装備を調整する台なんかも設置されている。
そんな中、ユミナが近接ブレードを指さすと、誇らしげに言う。
「ヒチナイズブレード! 入荷してるじゃない!」
「ヒチナイズ——?」
疑問に思う俺に、ミオナが補足説明をする。
「ヒチナイズブレードです。ライネリアの装備メーカーですね。
かつてはヒチナイズ・インダストリーズの子会社でしたが、今はライネリア・ダイナステスに併合——
ユミナちゃんのブレードは、ここのものなんですよ。」
「へぇー……。」
会社名や団体名を並べられても、俺には相変わらず、何が何だか分からない。
しかし、その値札を見ると、思わず俺は驚愕する。
——よ、四万——!? 一本で——!?
値札に記載された金額は、このブレードがただの量産品ではないことを物語っていた。
それだけでも、ユミナが普段どれだけ近接装備にこだわっているか、なんとなく察せられる。
ユミナは店員に声をかけると、ケース内のブレードを指さし、試着ブースの方へ歩いて行った。
「……そんなに違うものなのか?」
ユミナが離れていったのを見届けてから、俺は小声でミオナに尋ねた。
「はい。ヒチナイズ社のブレードは、ライネリアという大型甲虫系国家の特色を、色濃く受け継いでいますから——
装甲や武装には、桁違いの頑丈さがあるんです。——まぁ、私たちが普段使いで刃毀れをさせることは、基本的にはありませんけど——。」
——基本的に刃毀れすることはない……?
ふと、俺の頭に素朴な疑問が浮かぶ。
「刃毀れもしてないのに、何で買うんだよ——?」
「ユミナちゃんは、少々使い方が荒いっていうか……外殻装備以外にもあれを使ってしまうので——。
それに、ユミナちゃんにとっても、その方が安心するんだと思います。予備があれば、すぐに替えが利きますから——」
「それで四万もするブレードを……」
俺はショーケースに並べられた装備たちを見た。
ブレードだけではない。補助パーツらしき金具や、外殻に取り付ける装備、見たこともない交換部材まで、どれもこれも平然と値札が付いている。
しかも、そのどれもが安くない。
服や雑貨を見るときとはまるで違う感覚に、俺は思わず黙り込んだ。
「ガードって、皆こんな風に買うのか?」
「支給品で済ませるのが大半ですね。——でも、効率化や戦闘スタイルに合わせて、追加装備を買う人も中にはいます。
そういう意味では、こういった民間のTEXS用品は、私たちの強い味方、と言うべきですかね。」
「ふぅーん……。——まぁ、俺には関係ないけどな。」
「人間用の装備があればいいんですけど——。」
俺は周囲を見渡した。
並んでいる装備のほとんどは、見た目だけでは何に使うのかすら分からない。
同じ店の中に立っているはずなのに、自分だけ別の世界を覗いているような気分だった。
「待たせたわね!」
しばらくして、大きな紙袋を手に、ユミナが試着ブースから戻ってきたのだった。
《コラム:ヒューマンスタイル》
「人間的な~」というニュアンス。
人間文化を参考に、虫人の身体や暮らしに合わせて再構成された生活様式。
衣服や食器、住居、店舗設計、食事マナーなどに広く見られ、アルカディアのような人蟲共生国では、特に浸透している。
見た目は人間文化に近いが、その多くは翅翼や後腹部、外殻構造に合わせて調整され、虫人社会の中で独自の発展を遂げている。
単なる模倣ではなく、虫人社会の中で実用化・定着した独自の文化様式でもある。




