表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/7

1話

僕は物心つく頃から人見知りが強く、なかなか友達ができなかった。

だけど、唯一の趣味?みたいな事で繋がって要られたのにちょっとした事で喧嘩になり、【もうこの世界なんか嫌だ!別の世界に行きたい!】と思ってしまった。その時ちょうど怪談話で噂があったことがあり、それがどうやら異世界へと導いてくれるそうだとわかると僕はいても経ってもいられなくなり、試してみることにした。


三面鏡を使い、奥を見る。

そしてあるものを見つけたら手を伸ばすと言うもの。

本当なら今頃大騒ぎになってるだろうね。だってみーんなが試したくなる怪談話なんだから。

僕は一度も試したことはなかった。

なんでも一度異世界に入ったら戻っては来れないと言う噂。

本当なんだろうか?

初めは勇気が出ずに何日も迷ったよ。

だけどね、ようやく決心がついたんだ。

だってさ、みんな陰で僕のこと笑ってたんだ。

それも些細な事なんだよ?

腹立つより悲しかった。

だから決めたんだ。

何があっても戻らない。

そう、決めたんだ。



やるのは自室だ。

必要なのは鏡だけ。

時間は4時44分。

鏡の奥にあるものを触るだけでいい。

時間は今1分前。

何度もシュミレーションしたんだ。間違いはできない。


眩しい。


僕は三面鏡の鏡の中のあるものに触れることができた。

すると視界がグニャリと曲がり、僕は意識を失った。








評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ