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手助け
「朝空くーん!」
元気な声が聞こえてくる。
「あ!パソコン!作曲頑張ってくれてるんだね!」
「約束したしな。でも、メロディがどうしても上手くいかないんだよなぁ……」
「メロディなら私に任せてよ!」
目をキラキラさせながら得意げな顔で言う。
「あの夏をもう一度のメロディは私が考えたんだよ!」
得意げな顔がおさまる気配がない。
でも、それもそうだな。
前に聞いたが、柊木はかなり小さい頃から独学でヴァイオリンを弾いているらしい。
天性の才能とでも言うべきなのだろうか。
「じゃあ、メロディはお願いできるか?
俺が伴奏とか考えるから。」
「どんと任せなさい!」
「かっこよ。」
そんな事を話しながら一日が終わった。
「そろそろ寝るか。……っと、その前に……」
寝る前に少しファイルの整理をする事にした。
「何だ? 」
柊木.zipというファイルがあった。
パスワードがかかっており、解凍できない。
こんなファイルを作った記憶は全くない。
「パスワードのヒントもないのか……
消そうとも思えないし、とりあえずこのままにしておくか……」
時計を見るといい時間になっていた。
また明日。と思いながら適当な音楽をかけて眠りについた。




