ルグラン連合へ 商船隊と船大工を求めて byサリー(人族)
一度は航海してみたいですね
街の探索から数日。
今日はサリーと港に来ている。
サリー:「ヨウイチロウ、私がルグランの出身だってことは知っているよね?」
ユカワ:「ああ、知っているよ。あそこの船もルグランから来た船だよね」
サリー:「うん、それで、お願いっていうか、提案なんだけど、私あの船に乗ってルグランにちょっと帰ってきてもいいかな?」
ユカワ:「ふむ、突然だけどいい考えかもしれないね。」
サリー:「やった!」
ユカワ:「で、ルグランにはただの帰郷?それとも何か別の目的があるのかな?」
サリー:「帰郷したいっていう気持ちもあるんだけど、それよりもむしろルグランから船と船大工を連れてきたいなって」
ユカワ:「それはいい考えだね!ルグランといえば海洋国家連合だしいい船大工もたくさんいるだろう。」
サリー:「これだけの港湾都市に腕のいい職人がいないっていうのも困りものだからね。それに、ドロシュを拠点にする商船隊もあるといいと思わない?」
ユカワ:「なるほど、言われてみれば外からくる商船だけじゃなくてドロシュを拠点にする商船隊があれば、交易ももっと自由に活発になるだろうね。いい考えだ!」
サリー:「その商船隊の編成も含めて私に任せてくれない?」
ユカワ:「わかった。資金を用意するから準備でき次第ルグランに出発してくれ。」
サリー:「了解!」
というわけでサリーはルグランに向けて出発することになった。
ちなみにルグラン連合はエルムード王国の南、ラマ―ジュ帝国と旧エル・ガレン王国の南東に位置する島嶼地域である。香辛料の産地でルグラン連合は小部族国家の連合組織で、相互協力することによって団結して周辺の大陸諸国と対等な外交関係を取り結ぶことに成功している。香辛料は貴重なため、たびたび大陸国家の植民地化を目的とした侵略を受けたがその度に共同してそれらの攻撃を跳ね返してきた。
それから数日後・・・
サリーの出発準備が整ったということで、出発の前夜お別れパーティーを開くことになった。
今日は久しぶりに屋敷のダイニングにみな集まっている。
ユカワ:「さて、みんな今日はサリーの船出を祝って飲んで食べて歌って踊ろう!」
「「「「「カンパーイ!!!!」」」」」
リリアン:「サリー、一人でルグランに行くって不安はないの?」
サリー:「以前暮らしていたのもあるし、一緒に行くのもルグランの商人だからそんなに不安はないよ!むしろワクワクしてる!」
パーカー:「サリー様なら大丈夫でしょうな。ここ最近はいつも港でルグランのみならず各国の商人と交際していらっしゃいましたし、何よりこのわたくしが外交も含め基本はお教えしましたから。」
パル:「パーカーさんいつの間にサリーにそんなこと教えてたんだ?」
パーカー:「以前から個人的に頼まれて教えておりました」
シシリー:「そうだったんだねぇ~」
ルカ:「ところでぇ、サリーはぁどれくらいで帰ってくるのぉ?」
クレト:「だいたいひと月くらいかはかかるんじゃないの?」
ユイ:「そんなにサリーと会えなくなるのかぁ」
サリー:「そうだね最低でもひと月は帰れないかな」
ガフ:「南方のお土産楽しみにしてるよ!」
ミユ:「南方には珍しい品物が豊富ですからね。」
サリー:「資金はたっぷり預かってるから楽しみにしててね!」
ユカワ:「それでは、サリーの健闘を祈って、もう一度乾杯!」
「「「「カンパーイ!」」」」
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