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異世界転生スライム研究  作者: ユラユラ
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プラーミャの狩り

魔物以外に普通の動物たちもいる設定です。


「プラーミャ、火加減を調節するんだよ。火力を出し過ぎると消し炭になっちゃうかもしれないからね。」

「ピピ!」


プラーミャはさっそく、逃げた後、再び群れていたホロホロチョウのもとに飛んでいった。

ホロホロチョウたちは地面の餌をつつくのに集中していて、狩人が高速接近してくるのに気づいていない。


ホロホロチョウの群れがプラーミャの攻撃範囲内に入った瞬間、プラーミャは両翼を大きく羽ばたきファイヤアローを放った。

「ピ―!」鋭い鳴き声が同時に放たれた。

炎の矢は雨のように降り注ぎ、そこにいたホロホロチョウたちは襲撃に気づいて逃げようとしたものの、攻撃範囲から逃げ出す前に皆、力尽きてしまった。

さすが、フェニックス。

まだヒナとはいえ、普通の鳥くらいは一撃で仕留めてしまうようだ。


すべてのホロホロチョウが息絶えたのを確認するようにその上を旋回していたプラーミャは数羽まとめてつかみ上げるとこちらに向かって帰ってきた。


「ピピピッー!」

「おめでとう!よくやったね!」

「ピピピ!」

「アンヴァルの僕から見ても、さすがフェニックスって感じの攻撃だったよ。」

レートリッヒも感心している。

「お腹がすいたらプラーミャが仕留めたホロホロチョウは自分で食べていいよ。」

「ピピ~!」


嬉しそうにしている。

肩にとまったので、頭をなでてやる。

こんな感じでやっていれば十分訓練になるだろう。

「プラーミャ、仕留めた獲物はこっちに運んできてね。ヨウイチロウからもらったこのマジックバックに入れて持って帰るから。」

「ピピ!」


今日はそれぞれが別行動をすることになっていたからあらかじめ空間魔法が使えない俺とクレトには、ヨウイチロウがマジックバックを貸してくれていた。

これがあると荷物がかさばらず、とても便利なのだ。


「プラーミャ、今日はこの湖の周りでいろいろな炎魔法を試してみるといいよ。獲物はいっぱいいるから、試行錯誤できるよ。」

「ピピピ―!」


プラーミャはさっそく次の獲物を探して湖の方に飛んで行った。

俺も何か獲物を狙うとしよう。

次は、そうだな、飛んでいる鳥を打ち落としてみようか。


そう思いながら湖の近くまでレートリッヒに乗って進んでみると、割と大きめの水鳥もいるようだった。

中でも数が多いのが、サギだ。

ゴイサギ、ダイサギ、アオサギなどなど。

木の上にとまっていたり、湖の上を飛んでいたり、魔導ライフルの狙撃の腕を磨くのにはおあつらえ向きの獲物だろう。


ではさっそく…

まずは木の上にとまっているのから撃ち落としてみよう。

魔力を流し、標準を合わせて・・・

「ボシュッ!」

「ギャーギャーギャー!」


「あちゃぁ、外しちまったぁ。」

こちらの敵意に気づいたのか木の上にいたサギはけたたましくわめくと飛び立ってしまった。

でも、そのまま見逃すのも悔しいので、レートリッヒに乗って追跡する。

すると、しばらく飛んだあと岸辺のあたりに降り立った。

これはチャンス。


魔力を流し、標準を合わせて、気取られないように・・・

「ボシュッ!」

「グギャッ!」


フフフ、今度はちゃんと仕留めたぞ。

今度は空中を飛んでいるのを仕留めたいな。

おっ、あそこにダイサギが飛んでいる。

あれにしよう。

青い空に白い姿がよく映える。

それのおかげで狙いもつけやすい。

でも、動いている的を狙うのって難しいな・・・


魔力を流し、標準を合わせて・・・

「ボシュ!」

「クウェ!」

素晴らしい。命中した!鳥を撃ち落とすのにはまってしまいそうだ。


それからしばらく鳥撃ちをしていたのだが、水面に落ちたものはあとで回収しようと思っているとき、プラーミャが返ってきた。

「ピピピ―!」


そしてプラーミャは何か青緑色の大きな獲物をつかんで帰ってきていた。

「プラーミャそれは何だい?」

「ピピ―、ピピ、ピピピピ、ピ、ピピピピピピ!ピピ?」

「闘って倒したって!」

どうやら、俺が撃ち落として水面に浮かんでいたサギを食べようとやってきたウォータータートルを戦って倒したようだ。

ウォータータートルは水場に生息する魔物で、ウォータースラッシャーやウォーターボールといった水系の攻撃魔法を操ることができる。

「攻撃されなかったか?」

「ピピピ~」

「そうか、やっぱり攻撃されたんだな。けがはなかったかい?」

「ピピピ!」

「なるほど、攻撃が当たる前に蒸発させてしまったんだな。どうやって倒したんだ?」

「ピピピ~!」

「ゴォオオオ~」

どうやらファイヤブレスを全力でぶつけたらしい。その時のファイヤブレスも再現してくれたので納得がいった。


ところでウォータータートルは鍋にするととても美味しい魔物である。

その魔石も水系の高い魔力を蓄えておりとても価値がある。

このお土産にはヨウイチロウも喜ぶのではないだろうか。


その後、俺とプラーミャは撃ち落としたサギを集めたり、新たにマガモ、カルガモ、オナガガモなどを狩ったりした。

だいぶ魔導ライフルも使い慣れてきた。

今日はこの辺で集合場所に戻るとしようか。

なかなか楽しい一日だった!


いつも応援ありがとうございます。

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