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異世界転生スライム研究  作者: ユラユラ
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分裂!マジックスライム‼

月曜日はつらいですよね。

今週も一週間頑張りましょう。

アクセス解析を見ていて、朝の通勤通学時間帯やお昼休みに読んでくださっている方が多いのでしょうか。

何かリクエストがあったらメッセージをください。

机の上にはマジックスライムとベヒモスの魔晶石。

周りには朝食前にもかかわらず屋敷の全員が集まっている。

ミユの腕の中には先ほどタマゴから孵ったばかりのケットシーのノワイエ。

空中にはフローティンペンギンのペンペン。


マジックスライムはこれから何が始まるのかわからずオロオロしている。


「じゃあ、ノワイエの言うことが本当なのか実験してみよう。」

「ヨウイチロウ、マジックスライム死んだりしないよな?」とクレトが心配そうに尋ねる。

「大丈夫なのか、ノワイエ?」

「死なないにゃ~」


もっと安全な実験はないものだろうか。

マジックスライムの作る魔晶石は俺の有力な資金源でもあるのだ。

少し前からマロンバロン商会を通じて信用できる筋に売り出し始めたところなのだ。

まだ少量しか売っていないが、上質な魔晶石には目が飛び出るような額が付く。

その収入のおかげでかなり大胆にカザド・ドゥムやドロシュの再建工事を行えている面がある。

今この収入がなくなるのは間違いなく痛い。


だが、ケットシーのノワイエが言うのだから信用してもいい気がする。

それに、本当にヤバいことになったら、マジックスライムが自己保存本能を発揮すると信じたい。


「マジックスライム、今からこのベヒモスの魔晶石を吸収してほしい。無理にとは言わない。いやなら吸収する必要はない。絶対死んでもらっては困るから、変な感じがしたらすぐに吐き出してくれ。」

俺はマジックスライムに無理をしないように言い聞かせる。

念には念を入れて生命維持魔法を緊急時は発動できるように魔法陣を張る。

さらに、いざというときのために魔晶石を破壊するための魔法陣も張る。

マジックスライムは今から何をするのか理解したようで、いやそうなそぶりは見せない。

割とワクワクしているみたいだ。

プユンプユン動いている。


「じゃあ、この魔晶石を吸収してくれ!」

俺はマジックスライムにベヒモスの魔晶石を差し出した。


スポンッ!


俺の手の中からマジックスライムの透明な体の中にベヒモスの魔晶石が吸い込まれた。

すると…


「光りだしたわ!」とユイ。

「魔晶石からシュワシュワ泡が出てる!」とシシリー。

「しかもマジックスライムがもぞもぞし始めたぞ?」とパル。

「魔石の精製に比べて収縮が激しいけど、これ本当に大丈夫か?」と普段マジックスライムを管理しているクレト。


マジックスライムはあっという間にこぶし大のベヒモスの魔晶石を吸収し、縦横無尽に収縮し、ひときわ強く光を放ったかと思うと次の瞬間!


「「「「「「「「あっ!」」」」」」」


分裂した!


「ユカワ殿!ドラゴン並みに珍しいマジックスライムが分裂しましたぞ!」とパーカーさんも興奮を隠しきれない。

「ほらにゃぁ~、私の言ったとおりだったのにゃ~」とさも当然という風にノワイエがつぶやく。

「ノワイエ、すごいわね。」とミユ。


「マジックスライム!大丈夫か!変なところとかないか!?」

俺は大切なマジックスライムが無事かどうか心配だったので尋ねてみてみた。

すると、マジックスライム×2はうんうん、といった風にうなずくそぶりを見せた。


「ああ、よかった。うまくいった!」


こうして、朝食前でありながらなんとか無事にハラハラドキドキの実験は成功した。

しかし、マジックスライムが増えたということは、魔晶石の生産は単純計算で2倍になるから、これは思いがけないグッドニュースである。


「じゃあみんな、朝食としよう。ケットシーが生まれたり、マジックスライムが分裂したり、もう一日分の元気を使い果たしちゃった気分だ。」


その日は一日まったり屋敷で過ごしたのだった。


作者からのお願い:少しでも「面白い!」「続きが気になる!」

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作者のやる気がアップします。


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