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異世界転生スライム研究  作者: ユラユラ
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ウコッシャモ

鶏肉はおいしいですが、このウコッシャモの肉を食べるかどうかはちょっとわかりません。

テイムしちゃいましたから。

タマゴはいただくと思います。

あと、ヒヨコが生まれるといいなぁと思っております。


そういえば、魔物のタマゴまだ孵化してませんでしたね。

そろそろです。

今日はウコッシャモを見つけるための作戦会議から始めよう。


「ウコッシャモはどうやったら見つけられるかな?」

「うーん、探しても見つけられないと思うな。」とガフ。

「そこで、提案です!鶏小屋を設置しておびき寄せる作戦はどうでしょうか!」とユイ。


「それはいいかもしれないね。」とサリー。

「確かに、こちらが探しても見つからないんだから、逆にウコッシャモが気に入りそうな家を用意してあげれば寄ってくるんじゃないかしら?」とシシリー。


「じゃあ、ウコッシャモが気に入りそうな小屋をみんなで作るとしよう!」


ということで、今日はウコッシャモをおびき寄せるための小屋を作ることにした。


小屋づくりのために倉庫から資材を持ってくる。

さらに書庫に行ってウコッシャモの生態や普通の鶏の鶏小屋の設計図が載っている本を持ってくる。

いったいなぜ先代が鶏小屋の設計図が載っている本を持っていたのかはわからないが、あるのだから使わせてもらおう。


「うーん、ウコッシャモはつがいごとに離れて巣をつくるらしい。」とパル。

「だから、作る小屋も一組のつがい専用のものがよさそうだね。」とクレト。

「でも、割と大きめの巣をつくるらしいから小屋もそれなりの大きさがあった方がよさそうね。」とサリー。


皆でいろいろ意見を出しながら試行錯誤した結果、普通の犬小屋よりもかなり大きい立派なウコッシャモ用の家ができた。


これを魔の森の奥地に置いてくる。


ちなみに魔の森の奥地には危険な魔物がたくさんいるので、この小屋にも破壊されないように相当な魔法防御をかけておいた。


「これでぇ、ウコッシャモがぁ、入ってくれるとぉ、いいねぇ。」とルカ。



小屋を設置した翌日。


アンヴァルに乗って様子を見に行くと!

なんと、小屋の周りにウコッシャモが集まっている!

そして何とかその家を自分のものにしようと威嚇しあっているではないか!


コケ―ッ、コケコケ!


あんなに探しても見つからなかったウコッシャモが、こんなにたくさん、それも簡単に見つかるなんて・・・


よし、ここにいるウコッシャモのつがいの数をもとにもっとたくさん家を作って持ってこよう。


きっとうまくいく。


というわけで屋敷に一度帰った俺はこのことをみんなに報告。

倉庫から資材を持ってきてウコッシャモハウスの増設に取り組んだ。


加えて、そのウコッシャモハウスには間接テイム用の魔法陣を設置しておいて、そのウコッシャモハウスをウコッシャモが気に入ったら自動的にテイムできる、一種の罠のようなものに仕上げた。


かなりの数が完成したところで先ほどの場所に行くとまだウコッシャモたちがいる。

俺たちが近づくと慌てたように皆逃げてしまった。

だが、ウコッシャモハウスを設置する。

ウコッシャモが好きな穀物を少し地面に撒き、さらに、集まったウコッシャモが危険な魔物に襲われないように周囲に魔物の危険度によって通過できたり通過できなかったりする結界を張る。


翌朝が楽しみだ。



翌朝、もう一度アンヴァルに乗ってウコッシャモハウスを設置した場所に行ってみると、すべてのウコッシャモハウスにウコッシャモのつがいが入っていた!


設置しておいた間接テイムの魔法陣のおかげで、俺たちが近づいてもウコッシャモはもう逃げることはない。


ウコッシャモが入居したウコッシャモハウスごと次々転移魔法で牧場に転送する。

そしてすべて完了したところで俺たちも転移魔法で移動する。


とうとう、あれだけ探して見つけられなかった幻の鶏型魔物ウコッシャモを大量に手に入れることができた。

肉もタマゴもおいしいそうなので、楽しみである。

とりあえず、魔物図鑑に載っていたウコッシャモが好む穀物を餌として与えるが、餌は今後もう少し改良する必要があるだろう。


何はともあれ、ムーム―ヒツジに続いてウコッシャモが魔物牧場の新たな仲間に加わったのだった。


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