魔石収集の方針
魔石をどうやって集めましょう。
いろんな種類を集めたいです。
特に魔法を操れる魔物の魔石をマジックスライムに吸収させてみたいんですよね。
以前吸収させたオークは魔法を使えませんでした。
それでもたくさん吸収させるとこぶし大の魔晶石の結晶ができましたから、ぜひ、ほかの魔石でも試してみたいです。
というわけで、アンヴァルたちと3人を残して残りのメンバーは地上に戻る。
「ヨウイチロウ様、魔物のタマゴどうしましょう?」
「そうだね、確か、孵化器みたいなものが倉庫に眠っていなかったかな?」
「そういえば、昔、マーリン様がどなたかからプレゼントでもらったとかであったような気がします。」
「それをとってこよう。」
というわけで俺とミユ、それにパルの3人で孵化器を探しに地下第一階層の倉庫へ向かった。
「確かここじゃなかったかしら?」とミユ。
「お、ヨウイチロウ、ミユさん、これじゃないか?」とパル。
「おお、それだそれ。よし持っていくぞ。」
その孵化器はちょうどタマゴが3つ入るようになっていた。
どこまでも都合よく道具がそろうのでびっくりだ。
地上の屋敷に戻り広間にその孵化器を設置する。
魔力をしばらく通して必要な魔力を孵化器に補充しておく。
そこにディメンションホールに一度しまっておいた3つのタマゴを設置していく。
装置を起動すると魔物のタマゴは赤やオレンジ色の光に包まれる。
これで数日間放置していたらいいのだろう。
「一体どんな魔物が生まれるんでしょう。たのしみです。」とミユ。
「俺が見つけた卵から生まれた魔物は俺がテイムしていいんだよな?」とパル。
「ああ、いいぞ。」
「よし。俺が見つけたこのタマゴは特徴的だからちょっと書庫で調べてくる。」
といってパルは行ってしまった。
「わたくしも、屋敷の仕事が残っていますからもう行きますね。」
といってミユも行ってしまった。
取り残された俺は何をしよう?
そうだ、クレトに任せていた魔石の分類の進み具合を確認に行こう。
俺はクレトがいるはずのラボに向かった。
「やあ、クレト、仕事の進み具合はどう?」
「ちょうどいいところに、来たね。ヨウイチロウ。」
「ちょうどいいところ?もしかしてちょうど分類が終わったとか?」
「そうだ、一応魔石の分類が今終わったところだ。」
「あれだけあったのによく終わらせたね。」
「魔石の判別装置がなかなか優秀で、あと、このペンダントのおかげで分類作業をスピードアップする便利な魔法をどんどん使えたからね。」
「それは良かった。で結果はどうなった?」
「うん、やっぱり一番多い魔石はゴブリンの魔石だったよ。オークの魔石は以前ヨウイチロウがマジックスライムに食べさせたからね。」
「そうか。ホブゴブリンの魔石とかはあったか?」
「少しだけあったよ。魔石もゴブリンのよりも大きくて含んでいた魔力も多かった。」
「ほかには?」
「次に多かったのはコボルトかな。弱い魔物だから数は多いけど、魔石はゴブリンよりも小さいね。」
「大きい魔石もあったか?」
「うん、もとは大きかったと思われる、2つに割れたオーガの魔石や、砕けてしまってるけどトロルの魔石なんかがあったよ。数はとても少ない。」
「なるほど。討伐の戦闘中にでも破壊されたんだろうな。」
「残りは、ファングボアや、スクエアボアといった猪型魔物かな。」
「なるほど。ということはそこまでバラエティー豊富ってわけではないんだな。」
「そうだね。やっぱり捨てられるような魔石だから仕方ないとは思うけど。」
「もし、よりバラエティー豊富ないい状態の魔石を集めようと思ったら自分たちで狩りをするか冒険者ギルドに依頼を出すか、商人ギルドを通じて買い取るかだよな。」
「俺としては狩りで自分たちで集めるのがいいと思うな。ここは魔の森だし、強い魔物もいっぱいいる。わざわざお金を払って買い集めることはしなくてもいいんじゃないか?」
「そうだな。そうしよう。」
クレトと相談した結果、捨てられた魔石の買取は続ける。
だが、基本的には狩りをしてコツコツ自分たちで集めていくことにした。
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