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異世界転生スライム研究  作者: ユラユラ
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聖女・魔女・錬金術師

美しく老いるってあこがれませんか。

孤児院を訪れると壊れていた部分がきれいに修繕されている。

それに働いているスタッフも増えている。


「こんにちは。ユカワと申します。システィーナ院長はいらっしゃいますか?」

「あっ、うわさのユカワ様ですか!システィーナ院長ですね、すぐに呼んできます。」


若いシスターが孤児院の奥に小走りで院長先生を呼びに行く。

噂のっていったいどんな噂だろうか。

ちょっと気になったが放っておくことにした。


「お待たせしました。ユカワ様。お久しぶりです。」

「システィーナ院長、ご無沙汰しております。」

「いただいたご寄付で孤児院もこの通り今まで以上に充実してまいりました。」

「そのようですね。よかったです。」

「それと、ご報告があります。」

「なんでしょうか?」

「以前お話ししたと思うのですが、私の旧友で王都の学園を退官した教師を2名ほど招いたのです。ご紹介したいのでこちらへどうぞ。」

「それは素晴らしい。ぜひ、よろしくお願いします。」


案内された部屋には2人の老女が待っていた。


「ご紹介します。2人は私がエルムード・ロイヤル・アカデミーで学んでいたころの学友です。こちらが魔女のアルティーナで、こちらが錬金術師のウィッカです。」


「初めましてアルティーナさん、ウィッカさん。賢者マーリンの後継者で魔の森の館に住んでいるユカワ・ヨウイチロウと申します。よろしくお願いします。」


「ほぉ、システィーナからは聞いていたがお主なかなかの実力者のようじゃの。ユカワ君、アルティーナだ。よろしく。」

老女とはいえすごく溌溂としているアルティーナさん。


「初めまして。システィーナからいろいろお話を伺っております。ユカワ様、錬金術師のウィッカです。どうぞよろしく。」

しとやかな雰囲気のウィッカさん。


この3人老いているとはいえ気品を備えていて美しい。

若いころはいったいどんな感じだったのだろうか。

それはさておき。


「ユカワ様、お久しぶりです!」と部屋にお茶菓子を持ってくるなり叫ぶマリアさん。


「マリアさん、こんにちは。」

「ユカワ様、この3人を見て何か思いませんか?」と突如質問を投げかけてくる。

「え?」

「実はですね、エルムード・ロイヤル・アカデミーってエルムード王国最高峰の学園なんです。システィーナ院長、アルティーナ先生、ウィッカ先生はそこで有名な聖女・魔女・錬金術師の3人娘だったんですよ!」

「えええ!」


「これこれ、マリア、それは昔の話よ。周りの人たちが私たちのことを勝手にそう呼んでいただけなのだから。」とシスティーナさん。

「でも、システィーナ院長はこの国でも指折りの聖魔法の使い手で聖女と呼ばれてますし、アルティーナ先生もウィッカ先生も稀代の魔女と錬金術師と呼ばれていますよね。」

とマリア。


どうやらこの3人ただ人ではないようだ。

でも、こっちとしてはかなりラッキーかもしれない。


「今は、この3人で孤児院の子供たちにいろいろな授業をしています。」とシスティーナさん。

「これまで生意気な学生連中を相手にしてたから、ここは楽しいよ。」とアルティーナ先生。

「そうね。小さな子たちに教えるのも悪くないわ。でも、やっぱり研究は続けたいわねぇ。」とウィッカ先生。


「でしたら週末などにうちの屋敷にいらっしゃいませんか?先代の残した膨大な図書もありますし、研究室もご用意できますよ?」

「本当か!」とアルティーナ先生。

「それはいいかもしれませんねぇ。」とウィッカ先生。

「私は基本的に孤児院にいないといけないけれど2人は休日は自由だから行ってきなさいよ。」とシスティーナ院長。


「よければその際、屋敷にいる子供たちに手ほどきをしていただきたいのですがいかがですか?」

「まあ、その子たち次第だが構わない。」とアルティーナ先生。

「シシリーとウィッカは相性よさそうね。」とシスティーナ院長。


そのままとんとん拍子で話は進み、2人は週末魔の森の屋敷に来ることになったのだった。


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