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異世界転生スライム研究  作者: ユラユラ
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冒険者登録

魔法がいまいちだったかなぁ・・・

すいません、想像力が足りませんでした。

ぜひ、ワーグナーの楽劇:ワルキューレの騎行

https://www.youtube.com/watch?v=K9YWvOidt24

を聞きながらお楽しみください。


少しは雰囲気が出るかも?

「ギルマス、お呼びだてしたのはほかでもない、このユカワ・ヨウイチロウ殿の冒険者登録の相談をしたいからだ。」

「ン?ウォーレンがわざわざわしを呼びつけてまでするということは、この者、かなりの実力者なのじゃな。」

「初めまして、ギルドマスター、私はユカワ・ヨウイチロウと申すものです。」

「ふむ、わしはラガドの街の冒険者ギルドのギルドマスター、ルドルフじゃ。思うに、お主の実力をわしに直接見てほしいといったところか、ウォーレン?」

「そうです。先ほど、私はユカワ殿の魔法を見せてもらった。冒険者登録の推薦の参考にしようと思ってな。しかし、その実力があまりに桁外れだったので、あなたに来てもらって直接判断してもらおうと思ったのだ。」

「ふむ、見たところ、魔法使いか?そのローブはなかなかの業物と見受けるが、そうじゃな、さっそく何か見せてくれるか?ユカワ殿?」

「わかりました、ギルドマスター!」

俺は、不可視化と遮音効果を施した結界を張った。

今回使う魔法は、水魔法と風魔法、そしてさらに雷魔法。

つまり、簡易的な竜巻を作って見せるつもりだ。

「トルネード!続いて水龍、雷神の舞!」

竜巻だけだと見た目がつまらないかなと思ったので踊り狂う水龍を水魔法で作り、盗賊退治に用いた雷神の舞で稲妻と雷鳴を追加する。

展開した無数の魔法陣は高速で移動しながらあちこちに雷を落としている。

激しい水のうねりが結界内を駆け巡る。

当然、主役の竜巻は轟音を立てながら強烈な風を巻き起こす。

ギルドマスターの方を見るとかなり険しい顔をしている。

「おい、ユカワ殿、お主の実力、これだけじゃないな?本気を出せい、本気を!!」

ギルマスがこちらを向いて怒鳴ってきた。

仕方ない、闇魔法で不死の兵を召喚しよう。それも軍隊規模で。

空中に突如現れた裂け目から嵐の中に浮かび上がったのはおぞましいアンデットソルジャーの軍勢。

巨大な体躯を立派な武具で覆っている。

「不死の兵よ、我にその力とくとみせよ!」

アンデットソルジャーたちは2手に別れ戦いを始める。

雷鳴と暴風雨が吹き荒れる中、地上も空中も地獄絵図である。

あと足りないとすると血しぶきであろう。

アンデットソルジャーたちは血を流さないから、ここは血の代わりに火球でも降らせようか?

「火球!」

結界の最上部に展開した赤黒い魔法陣から無数の高温に熱せられた岩石が地上めがけて降り注ぎ始めた。

周囲の気温は急激に上昇し、熱風が吹き荒れる。

前世だったら、ワルキューレの騎行とかBGMで流しながら見たい光景だった。

実に愉快な光景だった。


「おい、ユカワ殿!お主の実力はわかった!もうよいぞ!早くこれを止めるんじゃ!ここまでやれとはいっとらんぞ!!」

身勝手なご老人である。

あなたが本気を出せというから、本気の数段手前の魔法を見せてあげたのに。

仕方ないので。

指を鳴らしてすべて一瞬にして消してしまった。


ウォーレン隊長は目が死んでいる。

遠い目をしている。


ルドルフさんがこちらに歩いてくる。


「ユカワ殿、お主いったい何者じゃ?本当にヒトか?」

「ルドルフ様、私はこれでも人族です。そして、私の肩書はスライム研究者!」

「は?何を言っておるのじゃ?これほどの魔法を使える化け物の肩書がスライム研究者じゃと?は?」

「いや、だから、私はスライム研究者なんです!魔法はそのついでで、少々人より使えるだけですよ?」

「あのな、ユカワ殿、お主には決定的なまでに常識が欠けておる。」

「ウォーレン、ぼーっとしておるでないぞ!この者はとりあえずわしの権限でAランク冒険者としよう。」

「はッ!」

遠い目をしていたウォーレン隊長はギルマスに話しかけられてようやく意識を取り戻したらしい。

「今から、こ奴を冒険者ギルドに連れて行ってさっさとAランク冒険者として登録してくれ。わしは疲れたでな、もう帰る!」

「ちょ、ちょっと待ってください!ギルドマスター全部俺に放り出すなんてあんまりじゃあないですか!」

「ウォーレン、ここにちゃんとギルドマスターの推薦証書は用意しておいた。わしの仕事はここまで。あとはお前さんに任せる!後のことはヨロ!」


そういってギルドマスターはさっそうと乗ってきた馬車に乗って帰って行った。

凄い人なのか、滅茶苦茶軽い人なのか、いまいち掴み損ねてしまった。


その後、ウォーレン隊長と冒険者ギルドに向かい、登録の事務手続きを済ませ、晴れて俺はAランク冒険者となったのだった。


こんなことでいいのだろうか・・・?

そんな疑問を抱えながら、俺は羊のしっぽ亭に帰ったのだった。



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