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異世界転生スライム研究  作者: ユラユラ
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魔法の実力はいかほど?

「ペレネ―、次から次へといろんなところに案内してくれてありがとう。軽く何かおやつでも食べようか?」

「そろそろお昼時だから何か食べてから北門に行きますか、ヨウイチロウさん?」

「それがいいかもしれないね。ペレネ―のおすすめのお店があればそこに行くっていうのはどう?」

「そうだね、じゃあ、猫の恩返し食堂っていうところがおいしいからそこに行こう!」

向かった先は、猫耳ウエイトレスさんがいる猫の恩返し食堂だった。

リアルな猫耳と尻尾は素晴らしかった。

もちろん昼食に注文した料理もおいしく、ペレネ―にはデザートをいくつか多めに注文した。

喜んでくれたようでよかった。


「美味しかったー!デザートあんなに食べたの初めてだよ~。」

「また来たいね。」

「じゃあ、ここから北門までヨウイチロウさんを送るね。今日はそのあと、私は宿に戻った方がいいんだよね?」

「そうだね。そうしてほしい。」

「わかった!じゃあ北門に向けてレッツゴー!」


ペレネ―とは北門についたところで別れた。


「すいませーん、盗賊の報酬を受け取る約束で伺いました、ユカワです。」

「おお、ユカワ殿よく来てくださった。報酬はここにご用意いたしましたぞ。」

「どうも、ありがとうございますウォーレン隊長。」

「ユカワ殿がとらえてきてくださった盗賊ども、この辺では有名な盗賊団で、何度も討伐を逃れてきた厄介なやつらだったよ。」

「そうだったんですか!」

「ああ、賞金首が何人か含まれていたのに加えて、尋問でほかの盗賊のアジトの場所なんかも聞き出せた。その功績も含めて今回の報酬は金貨5枚だ。」

「そんなにいただいていいんですか?」

「ああ、これでも少ないくらいだ。もうちょっと増やしてやりたいところだったが、何分、財政状況にあんまり余裕がなくてね。」

「いえいえ、これだけいただけたら結構です。」


「よし、では次の件に移ろう。門の外でユカワ殿の魔法の実力を見せていただくとしよう。」


北門から出たところは街道が伸びている以外は何もない空き地になっているので、そこで魔法をウォーレン隊長に見せることにする。


「では始めてくれ。そうだな、ユカワ殿が使える攻撃魔法がどの程度のものか見たいから、全力とまでは言わないが、使える魔法の中でも強力なものを見せていただきたい。」

「わかりました。ではまずは、結界を張らねばなりませんね。結界の中には私とウォーレン隊長のみということで…」

「ちょ、ちょっと待ってくれ。もしかして結界魔法が使えるのか?結界魔法といえば王都の防衛のために専門の魔法使いがいたと思うが、それくらいレアな魔法だぞ?」

「結界魔法はまだ序の口ですね。ついでに結界外に対して不可視化の効果と遮音の効果を持たせましょう。」

「おいおい、いくつ魔法を同時に発動するつもりだ!?しかもこの結界の大きさかなりだよな?」

「この広さもこれから見せるマジックドラゴンショーをご覧になれば納得いただけるかと…」

「い、今なんて言った?マジックドラゴンショーだと?」

「出でよアイスドラゴン、ファイアドラゴン!」

ドーム状に張った結界内に巨大な青と赤の2つの魔法陣が現れ、そこから氷と炎を身にまとった2体のドラゴンがそれぞれ現れる。

「な、な、な、な、なんなんだぁああこれはああああ!?!?!?」

ウォーレン隊長が巨大な2体のドラゴンを見上げて叫んでいるがここで終わりではない。

「アイスドラゴン、ファイアドラゴン演舞を披露せよ!」

俺の命令に従って2体のドラゴンは模擬戦を開始する。

目の前で轟音と咆哮を伴いながら2体の巨大なドラゴンが空中戦を展開する。

アイスアロー、ファイヤボール、ブリザード、ファイアブレス・・・次々ドラゴンから放たれる攻撃魔法の応酬は見ていて実に壮観だ。

満足しながらこの光景を眺めているとウォーレン隊長が唖然としているのが視界に入った。

「ユカワ殿、これは本当にあなたの魔法なのだな。このドラゴン、片方だけでラガドの街など瞬時に灰燼に帰せそうだな・・・」

「ウォーレン隊長、ドラゴンで灰燼に帰すこともできますが、空から無数の火球や光の矢が降り注ぐような魔法もありますよ。どれも単純な魔法を大規模化しただけにすぎませんが、破壊力はバカになりませんね。」

「ユカワ殿、あなたはいったい何者だ?これまでのことから我々に害なす人ではないように思うが、この魔法はあまりにも桁外れすぎる。」

「そうでしょうな。この力は人ならざる者の力に近いでしょう。今、目にしている私の魔法のことはどう取り扱うかウォーレン隊長にお任せします。」

「任せるといわれても、うーん、これは困ったことになったぞ。冒険者としては最高ランクのSランクに違いない、いや、それ以上であることは間違いない。しかし、この力をよからぬ奴が知って変に利用しようとしたりするとユカワ殿も困るだろうし、我々としてもそれは絶対に避けたい・・・」


俺の魔法の実力はウォーレン隊長の度肝を抜くことには成功したが、隊長殿に新たな難題を課してしまったらしいのだった。


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