最終章 1 各々、戦場に向かう!
出来ました。
読んで頂いている方々、お待たせしました。
遅れた理由、もちろん有ります。
実は、どうしても現実世界の恋愛モノが、書きたくなり、前回の話を投稿してから、書いていて遅くなりました。
詳しくは、後書きにて書かせて頂きます。
ブクマ登録、ありがとうございます。
三年が過ぎた。
勇者は、今まで集めた駒となる部下のリーダー達を呼び集めた。
創造神の心霊を憑依させた、勇者パーティー。
水のガブリエルは、同盟国、剣の国と盾の国を跨ぎ、修行した戦士に。
風のラファエルは、同盟国、弓の国の弓使いに。
土のウリエルは、同盟国、魔法の国の魔石使いの魔法士に。
最後に勇者自身であるアベル・ノーマン。
以上が、勇者パーティーの、メンバーである。
次に、勇者が、創造神の力で作った、疑似神核で作り出した改造天使。
それに憑依させた、イルミア王国、王太子クレイン。
同じく、イルミア王国王妃の老いた守護兵士、ランフォード。
最後に、勇者の勧誘に、自殺する事で、仲間に引き入れられる事を、拒んだ槍聖アーク・ジルベスタに、天使が入り込み、肉体を若らえさせ、アークの槍の技術を得た天使。
あと二体は人族、最南端の街サウルを落とそうとした際、イルミア王国、第一王女ルリと、その婚約者、エリック公爵に向かわせたが、敗れ消滅した。
実際は、ライ・ハワードに、天使を抜き取られ、ルリと、エリック公爵は、助かっているが、ザーツと、アミルの二重結界で、勇者はその事を遠見の魔術で見れず、知らなかった。
その為、サウルの街は、勇者の手に落ちていなかった。
勇者の次なる駒。
洗脳せし、人族。
同盟国、帝国、サウル以外のイルミア王国の、三国は、全て、勇者の手の中。
主な戦力は、傭兵ギルド所属の戦士達、数千人。
三国の騎士や、近衛兵等、国や王を守る戦士達が、魔族達に、一丸となり、勇者の号令に従う。
最後は、黒いフードで顔を隠す、勇者の得体知れない戦力。
それぞれのリーダーに、勇者は、指示を出す。
勇者パーティーは、勇者と共に、帝国の近衛兵は、帝国城にて待機。
魔王城に向かうは、王太子クレインと、ランフォードが率いる、三国を守護する兵士達と、洗脳されし傭兵。
サウルの街を攻めるのは、槍聖の天使アークと、洗脳されし傭兵達。
魔王城、並びにサウルを、攻める者達に、勇者は命令する。
『魔族、並びに、魔族と共にする人族は、全て滅せよ! 蹂躙せよ! 駆逐せよ!
思うまま、行動せよ! 一切の手を抜くな』と。
洗脳による、一丸となった戦いし人族は、大地を揺るがす、雄叫びを上げ、進軍した。
事前、帝国に居る、勇者の元に、人が……兵が集まり、帝国の人口密度が、溢れんばかりとなっていた事で、勇者との戦争が、始まる予兆を見た、
魔王ミーザも、戦いを迎える、準備をしていた。
「……魔王様、勇者軍が動き出しました」
アミル・タンザナイトは、魔王ミーザの、横で待機し、得意の魔術、《遠見》で、人族の中心となる三国を、見ていた。
「そうか」
ミーザは、頷く。
「勇者軍は、どの様に、動いた?」
「先ずは、ここ魔王城に、イルミア王国、王太子クレイン、並びに守護老兵士ランフォードの、天使に取り付かれた、二名が率いる、三国の兵士達と、一部の傭兵……合わせて、約一万五千」
「ふむ、一万五千……三国の兵士の数にしては、多くないか?」
「そうですね、見て見ます……ああ、なるほど?
どうやら、同盟四国の、戦える者は、歳に関係なく、一般の市民を、こちらに、向かわせているみたいです。
同盟国には、殆んどの人が居ません。
残っているのは、身体を不自由な者ばかりです」
「そうか、勇者め。
世界を、消滅させる気、満々と見える」
勇者の事情と、此方の事情。
考えが違う為、少しでも、魔族、人族を助ける為、殺人を控えるつもり、だったが。
「ああ、これでは……俺達が、危うい。
此方が、向こうを殺す事を、躊躇っていたら、数の暴力で、負けてしまうな」
ザーツが、ミーザの下に、来ながら、考えを引き継ぐ様に、意見を言う。
「ザーツ」
「俺達は、負ける訳には、いかない。
難しいな……難しいが、それでも、お前は、両方が生き残る事を、望むか?」
実力が、拮抗している、戦いで、向こうは殺す気、全力で掛かって来るのに、対し、此方は、相手を殺さず、倒すでは、必ず、此方が負けてしまうだろう。
それは、それで、勇者の思う壷だ。
「いや、先ずは、私達が勝つのが、先だ!
此方も、全力で、行くしかない」
ミーザは、決意する。
「そうだな。
だが、ミーザ……この決断も、今は置いて」
「ああ、アミル。
済まないが、他の勇者軍の、進行状況を言ってくれ」
「はい、次に、サウルに、一万強の兵。
槍を持った、傭兵らしき男が、先頭に……此方も、傭兵と、イルミア王国の市民の、混合軍と思われます」
「ふむ、勇者はどう動くか、分かるか?」
「いえ……今のところ、動く気配は、有りません。
勇者、それに、勇者パーティーは、帝国城から……あっ?」
アミルは、何を見たのか、驚き、言葉を止める。
「どうした?」
「い、いえ……勇者に、見ている事を、気付かれました。
私の《目》に、顔を向け、笑いながら、手招きされました」
ミーザの問いに、アミルは、見た通りの事を、説明した。
「何?
……掛かって来い、という事か」
ミーザは、口元に手を持っていき、考える。
やがて、結論は出て。
「「くっ、くく、あっはははは」」
ミーザは、ザーツと目が合い、笑い合う。
「ははっ、やはり、それしかないか?」
「くくっ、しかも、向こうに筒抜け、というより、向こうからの、御誘いだ。
これは、招待に乗るしかないだろう?
まったく、可笑しな奴だ。」
ミーザと、ザーツは、未だ腹の腹筋が、笑いで痛み、堪えながら、話を続けた。
「確かに、歴戦の魔王勇者の戦いが、まったくの逆だ。
人類を守る為、戦う勇者が、私で?
世界を、滅ぼす魔王が、勇者とは……何たる皮肉」
「しかし、これが一番、手っ取り早い」
「ああ、そうだ!」
ミーザが、立ち上がり、集まりし、配下達に指示を出す。
「ギバ、ザンバイン、ダグド、ドリューネよ!
お前達は、魔王城、並びに、非戦闘員の種族、集落を守り、また、援護を受け、勇者軍からの、攻撃を迎え撃て!」
「「「「はっ!」」」」
名を呼ばれた、四名は、承諾の声を上げる。
「次に……」
「割り込みを、失礼します。
魔王陛下」
ミーザの、言葉を遮り、進言をしたのは、人族、イルミア王国第一王女、ルリ・イルミア。
その後ろに、かつて、婚約者であり、現在、魔王ミーザの元で、ルリと結婚した、エリック公爵こと、ウォルド・フォン・エリックが立つ。
「改めて、失礼します。
魔王陛下」
ルリと、ウォルドは、一礼する。
「何だ?」
「はい、私、ルリ・イルミアとウォルド・フォン・エリックは、ここ、魔王城に向かっている。
天使に取り付かれた、兄、クレインと、ランフォードの、相手をしようと思います」
「ふむ、それは有り難いが……良いのか?
相手は、人族、しかも、兄妹、または、自国と民との戦いになるというもの」
「はい、元より承知の上、覚悟が出来ております」
「……私達も、一度は、天使に取り付かれた身、それ故に、知っています。
たった一日二日の時間、取り付かれただけで、天使の誘惑と言いましょうか?
頑張って、耐えていても、少しずつ、その甘い誘惑に、何度負けそうになった事か……?」
ルリは、ウォルドを見る。
「ええ、妻ルリの言っている事は、正しい。
私も、そうでしたから……後、ライ殿が、私達から天使を取り除いた時、私達の魂も、確かに傷付きましたが、しかし、傷付いた私が、目覚めるまでの、殆んどの理由は、天使に魂が、融合していた為です」
ウォルドは、悲痛な顔で、顔をしかめる。
「魔王陛下、流石に我が兄様であろうと、熟練のランフォードにしても、三年も経てば、天使と完全に融合したと思うべきです。
また、この事を、お父様、お母様にも伝え、覚悟をして、頂いております」
ルリは、真っ直ぐに、ミーザを見詰め、意志の強さを示す。
「魔王陛下、こうだと、思って下さい。
天使に、取り付かれたとはいえ、クレイン王太子は第一継承者。
イルミア王国の国王、並びに王妃を、魔族領に追放。
勇者に、権利を譲る為とはいえ、此れは、立派な反逆行為である、と言えます。
つまり、此方から見れば、クレイン王太子は、イルミア王国を乗っ取った、簒奪者。
此れは、第二継承者である、我が妻、ルリがイルミア王国、を取り戻す為の、正当なる聖戦。
魔族陛下、我らが、この戦争に、勝った後の事も、考えて頂きたいのです」
「うむ」
(暴論だが……言っている事も間違いない。
それに、これ以上、断るのは、失礼か?
確かに、戦力はいるが……)
「……分かった。
お前達の言う通り、力を借りよう。
新しい時代を、得る為に」
「「承知しました」」
ルリと、ウォルドは、一礼する。
「だが、無茶はするな。
お前達には、待っている者、心配する者、そして、何より、導く者がいる事を忘れるな」
「「有難うございます」」
「うむ、聞いたな?」
ミーザは、ギバ達の方を向き、新たな命令を出す。
「お前達は、ルリ達と共に戦い、共に守れ。
私達の留守の間、任せる。
そして、死ぬな……いいな?」
「「「「はっ!」」」」
ミーザは、次の、サウルに向かわせる者を、考える。
「ダグド、ダグド」
ザーツが、ダグドに近寄り、耳打ちする。
「何だ?」
「頼みが有る」
ザーツの、真剣な表情を見て、ダグドは、話を聞く事にした。
そして、ダグドは、ザーツの話を、全てを聞き、頼みを受けた。
「次に、サウルに、向かうのは……」
「勿論、ワシだ!」
自分の背丈も有る、両手剣を持ち、ミーザの前に現れる。
「済まないが、サウルに、アークを乗っ取った天使が、来るなら、ワシが、天使アークと、相対する」
「うむ、総傭兵ギルド本部長よ。
悔いの無い、戦いを」
「かたじけない、魔王よ」
三年前、天使アークと戦う為、ルー・ルーセントが契約せし、大悪魔フォルネウスと、命の契約を行い、肉体が、尤も、力の有る年齢に戻してもらい。
更に、修行により、力を求め、技術を高め、精神と魔法を鍛えた。
総傭兵ギルド本部長、タイタン・ギガボルト。
天使アークと戦い、勝とうが、負けようが、勝負が決まりし後、肉体も、精神も、魂も全て、契約により、フォルネウスが喰らう事になっている。
全て、タイタンが望んだ事。
誰もが、タイタンが勝つ事を、願っている。
「タイタンと、共に向かってもらう者は、アミル、ルー、スラン。
そして、ルイ・ハワード。
お前達だ」
「待った!
その中に、俺も入れて欲しい」
ガイン・ハワードは、待ったを掛けた。
「……何故だ?
理由を、聞かせてもらおうか?」
「うむ、それは……だな」
ガインは、逆に、躊躇う。
「ああ、そうだな」
それに、フォローを入れた、ザーツ。
「ミーザ……ミーザの選出した者達は、俺も賛成だ。
だが、その中に、ガインも入れるべきだと、俺も思う」
「ザーツ、お前にも聞こう。
何故だ?
私としては、ガインには、私達と共に、帝国城で待つ、勇者パーティー達と、戦って欲しいと思っているんだが?」
「ああ、俺も、それが一番だと思う。
思うがだ……此れは、只の感傷でしかない。
サウルを、殆んど何も無かった、小さな村で、戦えなくなった者が、流れ着く場所だった。
あのサウルを、今のサウルにしたのは、ガインだ。
ガインに、サウルの行く末を、守り、見定めるのも、ガインにさせてやりたいだけだ」
「ザーツ、お前?」
ガインが、ザーツを見る。
ガインは、何故、此処まで、俺の為に、意見を言うのかが、分からなかった。
「ふむ、だが、そうなると、戦力の偏りが……な?」
ミーザは悩む。
「並ば、私が、帝国城を共に、させて頂きたい」
「スラン?」
「はい、魔王様。
魔王様が、悩んでいるのは、個に対する戦力、多に対する戦力だと、思われます」
スランに、悩んでいる内容を、言われ頷く。
「並ば、私が、ガイン殿と変わり、帝国城に向かうべきと進言します」
「お前までもが……聞こう」
「はい、三年前、天使に取り付かれたルリ殿達が、サウルを落としに来た時です。
あの時も、ガイン殿は、サウルに向かう、メンバーに入っています。
理由は、サウルに住む方々に対し、顔が利くからという事です。
並ば、今回も、顔の知らない魔族より、また、若返りしている、タイタン殿も、人族とはいえ、知らない顔になります。
なら、ガイン殿が向かわれる方が、よろしいかと。
また、サウルの戦力、洗脳にされていない傭兵も、また、ガイン殿を、慕っているとか?」
「成る程?」
「もう一つ、最近になり、少しずつ、封印から、起こされ、暴走した私の、記憶が纏まりつつ、分かった事が有ります。」
「ほう、それはどう繋がる?」
「どうやら、封印を解いたのは、勇者と、その仲間達みたいです」
「……勇者パーティーか?」
「いえ、違うと思われます。
勇者の側に居た者は、 皆、黒いマントと、フードで、身を隠していましたが、一人だけ、勇者に呼ばれ、姿を曝しました。
……この女性です。
スランは、分身のスライムを出し、分身は一人の女性の姿に変わった。
「この女性は、名は、まだ思い出していませんが、勇者にとって、もっとも信頼し、頼りにしていた女性です。
暴走した、私に捕らわれ、勇者がボロボロに、なりながらも、助けましたが、殆んど、私に消化され、後に死にました」
「その様な事が……続きを」
「待って下さい!
スランさん、黒いマントと、フードで姿を隠す者が居ると、仰有いました?」
アミルが、慌てて、スランに問う。
「はい、言いました」
「その者は、何者ですか?」
「分かりません……只、勇者の命令は、確実に聞いていました」
「どうした、アミル?」
「居たんです!
勇者の居る帝国城、魔王城に向かう軍に中に、更に、サウルに向かう軍にも居ました。
只の、戦士だと思って、報告はしませんでした。
申し訳ございません」
「ふむ、それは仕方がない、か?
ザーツ、どう思う?」
「勇者側にも、か……無視は、出来無い存在、か?
スラン、もう少し分かる事有るか?」
「……そうですね?
控えて居た者達は、分かりませんが……この女性は、魔力は、殆んど持っていませんでしたが、属性は、分かります。
闇属性です。
暴走した私を、闇属性の小さな魔力に、女性の憎悪が、途轍もなく含まれ、私を、操ろうとしていました」
「闇属性……か?
もしかすると、黒いフード達は、闇属性の人族か?」
ザーツは、想像した事を、口に出す。
それに、反応した者が、声を上げる。
「ああ、ザーツさん!
それ、合っているかも!」
ルイ・ハワードだった。
「何故、そう言いきれる?」
ガインが、ルイに問う。
「親父、忘れたか?
傭兵武闘大会で、俺がアスモデウスの力で、キーシャの暴走を止めたと言った内容に、勇者が、興味がもっていた事を?」
「むう、そういえば?」
ガインも、当事の事を、思い出し唸る。
「だったら、話は早いな?
黒いフードは、闇属性の者達だろう。
そして、勇者の奴、洗脳と、恐らく疑似天使の様に、疑似悪魔を作って、取り付かせた可能性が高いか?
ミーザ、結局、ガインを何処に、配置するつもりだ?」
ザーツは、結論を導き出し、ミーザにガインの事で問う。
「そうだな、スランの言う事も分かるんだが?」
「悩むか……ミーザ、俺の考えが正しいなら、やはり、ガインは、サウルの方が良いと思う」
「感傷……か?」
「いや、違う。
場合によっては、サウルは滅ぶ」
「そう思う理由は?」
「俺が、勇者なら、サウルに向かう、黒いフードの中に、レイと、ランを入れる」
「なっ?
ザーツ、何故、そうなる?」
ガインは、戸惑いの言葉を上げる。
「あれから、二人は見つかっていない。
勇者に、洗脳され、連れて行かれた、確率が高い。
天使の洗脳で、クレインと、ランフォードが何故そうなるのか、分からない事を口にしたのを、覚えているか?」
「ああ、覚えている……が?」
「二人には、お前に対し、本来無い恨みを、植え付けている場合が有る」
「恨みを?」
「そして、勇者は、ガインが、サウルに来る事を読んでいる。
実際、ミーザに進言したろ。
サウルに行きたいと」
「ああ、そうだな」
「お前が、育てた二人だ。
並ば、お前が、対処しろ」
「……分かった。
魔王ミーザに、進言する。
俺を、サウルに、配置してくれ。
頼む」
ガインは、頭を下げた。
「……仕方がない。
スランよ、お前の言う通り、ガインと変われ。
ガインは、サウルへ。
スランは、私達と、帝国城の勇者の元へ向かってもらう。
サウルに向かう、他の者も良いな?」
タイタン、ガイン、アミル、ルー、ルイは顔を見合せ……
「「「「「はっ!」」」」」
返事した。
「最後に、帝国城に、向かう者を伝える。
先ずは、私ミーザ・エスクード。
ザーツ、リシェル、ライ、スラン、アルテ、オズマの、七人で向かう。
何か、質問は有るか?」
「無いな」
ザーツは目を瞑り答えた。
「大丈夫です」
ライが、呟く。
「有りません」
スランが、答える。
「無いです」
アルテが、元気に答える。
「誤差いませんな」
「おかあさん、行こう!
帝国城に!」
十五歳になり、身長も伸び、顔も凛々しくなり、成長するところは、キチンと成長し、リシェルは、大人の一歩を踏みしめていた。
帝国城に向かうは、少数精鋭。
未来を獲得する為、それぞれが、各々の戦場に向かうのであった。
前書きでも書きました。
恋愛モノを書き始めました。
10月23日をもって、3話目を投稿しています。
気づいて読んでいる方、ありがとうございます。
読んでみていいかな?と、思う方。
小説探索で 『こんな出会い』 と打ち、探索して下さい。
今なら、1番目か、2番目に出ます。
タイトル『こんな出会いって、本当に有るんだな?』 です。
恋愛モノになっているか、分かりませんか、頑張って書いてます。
よろしくお願いします。




