0章6 魔人化の秘密
出来ました。よろしくお願いします。
11月12日、スペース、改行を増やしました。
30分くらい外の空気に触れ、気持ちを落ちつかせ、頭の中をある程度、整理出来た。
よし、戻るか。
洞窟内に戻ると、ルシファーとベルゼブブが紅茶を飲みながら寛いでいた。
赤子は、魔法で寝床を作り、毛布を大量にひいて寝かせている。良く眠っているみたいだ。
「ん、お帰り」
俺に気づいたルシファーが迎えた。
「どうだ、落ち着いたか?
お前も飲むか?」
と、言ってベルゼブブはカップを置き、紅茶を入れに向かった。
「ああ、ただいま。
なんとか、落ち着いたよ」
「ん、そうか、それは良かった」
ルシファーはニコリと微笑み、 姿勢を正して頭を下げた。
「すまなかった。
いくら君でも、突然、あんな事を聞かされても混乱するだけだった」
「あ~いや、あれは俺にとって、そして、その赤子にとっても、ルシファーには必要だと思って、俺に言ったんだと感じたんたが?」
だから、ルシファーに頭を上げてくれと言って願った。
「ふむ、どうやら本当に落ち着いたみたいだな」
紅茶を入れて戻って来た、ベルゼブブが俺に紅茶を差し出した。
「すまない、頂く」
受け取った香りの良い紅茶を一口含んだ。
「旨い」
「ん、だよね!
ベルゼブブの入れる紅茶はいつも美味しいよ」
「ふん、旨い入れ方ぐらい知っている」
照れたのか、横に外方向いた。
「いや、それでも普通、ここまで上手く入れられないと思うぞ?」
「うるさい、さっさと飲め」
「はい、はい、わかった」
照れたベルゼブブを置いといて、ルシファーに質問をする事にした。
「ルシファー」
「ん、なんだい?」
「さっきの続きだが、ルシファーはその赤子と契約したんだよな?」
「ん、そうだよ」
「それで、もし良ければ、その内容を詳しく教えてくれないか?
俺は元々、ルシファーがこの子と契約をしてなくても、この子が処分される前に、どうにかして連れ去ろうて思っていたんだ」
「ん、そうだったんだ?
……私の契約内容だけど、この子が生きている間は、この子が私の力が使え、この子が死んだ後は、この子の力を私が貰うという契約なんだ」
ルシファーが、ちらりと赤子に目を向けた。
「ザーツ、私達、大悪魔は契約者に、自分の能力を貸し与える。
私がザーツに与えた能力は〈腐蝕〉だ。
それはザーツが一番よく知っているだろう?
だが、ルシファーの能力は、少し違う」
ベルゼブブが、ルシファーの続きを答えた。
「ん、私の能力は、この子に貸したというより、行う事は〈融合〉と言って、この子と一体化する能力。
それにより、私と融合したこの子は、自身と私の力を全部使えるようになる。ちなみに今は契約を承諾しただけの状態」
「なるほど、では、全部って何処までなんだ?」
魔法は使えるみたいだが。
「ん、私は闇属性以外は使える。
だから、この子の人生が終わって、死んだ後、この子から闇属性を貰い、私は全七属性、全て使えるようになる。
だから、私はこの子みたいな力を持つ子を魔界で探して待っていた」
「……この子の力も含めて全属性とは凄まじいな。
しかし、そういう事か、納得した」
俺は頷いた。
「ならば、もし、俺があの場所に来なかったら、ルシファーは、どうやってその子を育てるつもりだったんだ?」
「ん、それは、この子に悪いけれど、無理矢理5~6歳位迄、成長させてから融合するつもりだったんだけど……」
「それは何か問題が?」
「ん、無理に成長させてしまうと、この子が暴走を起こし、魔人化してしまうだろうね。
私は、この子が魔人化しても、融合はできるけれど、能力は多少落ちるだろうね。
だから、君が来てくれて良かったよ。
元々、魔人化は、契約出来ない悪魔が、闇属性を持つ人族に能力を無理矢理与え、制御出来ず暴走して、発狂し魔人になってしまう現象なんだ」
「そうなのか?」
「ん、それに対して、大悪魔は魔力の門を開く事が出来て、対象に干渉する。
契約する対象は、この子みたいに多大な魔力を持っていなかったら、普通は契約出来ないから」
「なるほど、そういう事だったのか……」
「ん、まぁ、めったに、そういう人族はなかなか産まれないけどね」
ルシファーは肩の近くに、手の平を上に向け、やれやれと首を振る。
相変わらず拙い書き方ですが、よろしくお願いします。




