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5章 5 会議室にて、再び 1

出来ました。

遅くなり、申し訳ございません。

また、長くなりそうなので、今回も途中で切りました。


「昨日に続き、今日も集まって貰って、済まない。

 今日は、私を含む、大悪魔との契約した者達の確認と、三年後の勇者との戦争に対する戦力の確認をしたいと思っている」

 昨日、歓迎の晩餐も終え、今日、午前中まで、それぞれが業務や、訓練、そして、完全に洗脳が解けなかった兵士達の状況の確認の仕事を出来る限り終わらして、昨日の面々が、再び会議室に集まった。


「早速だが、ここに居る者達で、大悪魔と契約している者を確認したいと思う。

 説明する事は、契約者の名前、大悪魔の名前、契約した時の能力、後、付け足しで言いたい事は言ってくれれば良いし、言いたくない事は言わなくて良い。

 そう、言ってくれれば良い。

 先ずは、私、ミーザ・エスクードから、行かせて貰う。

 私が、契約した悪魔は、サタン。

 十二の大悪魔の長と言われている。

 まあ、この悪魔と契約したお陰と言うか、何と言うか?

 私は、現在、魔王の座に着いている」

「魔王様、その様な、自分を貶める事を、仰有らないで頂きたい。

 貴女様は間違いなく魔族で、一番の実力を持っていらっしゃる。

 だな、ザーツよ?」

 オズマは、冗談で言っている風に見せている、ミーザが、今言った言葉が、本気で言っている事を知っている為、注意し、ザーツに同意を求める。

「ん、ああ、そうだな。

 確かに、オズマ将軍の言っている事は正しい。

 ミーザ?

 お前は、強いぞ……只、全開で、その力を使った事が無く、未だ、完全に力を使いきれていないだけだ。

 まあ、幼い頃から側に居て、そんな考えを持つ原因の元になった、俺に言われても、ピンと来ないだろうが、ミーザ、お前は強いよ」

「そ、そうか?」

「ああ」

 ミーザは、ザーツの言葉に、顔を赤くしつつ、咳払いをし、話を続けた。


「コホン、済まない。

 弱いところを見せてしまった。

 続ける、私が、サタンと契約し、得た能力は、発動するには、少し手間が掛かるのだが、〈滅界マイ・ワールド〉と言う。

 これは、私の能力を全開以上に引き上げ、又、全ての威力が数倍にもなる、という、完全に敵対する者を圧倒する能力だ。

 後、私は、火属性、単一炎使いだ……ライ?」

「ふぇ?」

 昼下がり、眠たそうに、気を抜いていたライは、突然、声を掛けられ、気の抜けた返事をした。

「眠たそうだな?

 そういえば、ライは、単一の雷使いだったな?

 どうだ?

 後で、一勝負してみるか?」

「え、いや、その……すみません」

「そうか?

 疲れているだろうが、ここは、我慢してくれ?」

「はい……すみません」

「済まない、また、話がズレてしまったな。

 私からは、以上だが、何か有るか?」

「……あの、魔王様は、闇属性ではないんですね?」

 人族の席で、ミーザから、一番遠くに座っていた、魔鱗族のルー・ルーセントが尋ねてきた。

「ああ、そうだ。

 他の契約者は、闇属性だと思うが、サタンは、特別に全属性の単一使いを選ぶらしい。

 他の者も、そうだと思うが、後は、持って産まれた魔力量と、相性だな」

「相性、ですか?」

「そうだ、性格や、考え等、向こうも好みという物が有るらしい」

「成る程、分かりました。

 ありがとうございます」

 ルーは、頭を下げ、質問を終わらせた。

「うむ。

 この様に、説明していってくれるかな?

 さっきも言ったが、言いたくない時は、そう言ってくれれば良い。

 次は、ザーツ、頼めるか?」

「ああ、良いぞ。

 まあ、今更ながら、俺の名は、ザーツ・シュザットだ。

 契約の悪魔は、ベルゼブブ。

 契約能力は、〈腐蝕デス・タッチ〉。

 触れるものは、その魔力に応じ、死を与え、腐らせ、朽ちらせ、風化する。

 前は、直接触れなければ、使えなかったが、最近は、魔力が触れれば、生命を奪える様になった。

 ……ミーザ、この花、一つ貰うぞ」

 ザーツは、会議室に飾られている、花を一つ掴み、魔力を出すと、花は溶ける様に萎れ、蒸発し、摘まんだ花は、少しのカスを残し、無くなった。

「こんな感じだな。

 何か、質問は有るか?」

「……」

 誰も、答えられなかった。

 ミーザでさえ、初めて見た事だった。

 いや、娘として育てられたリシェルは、知っていたけど、何も言わなかった。

 今更だから。

「無い……みたいだな?

 ミーザ、次は、誰だ?」

「そうだな……ガイ、頼む」

「む、俺か?

 俺の名は、ガイン・ハワード。

 人族に混ざり、過ごしていた時は、ガイと名乗っていた。

 呼ぶ時は、どちらでも良い……好きな様に呼べ。

 悪魔の名は、アモン。

 能力は、〈戦鬼ギガンティック〉。

 単純に、俺の総能力を、十乗に強化する。

 種族的に魔力の少ない、物理攻撃メインの魔角族の俺らしい、契約能力だな」

「やっぱり、相性ですか?」

 ルーが、先程、聞いた事に関連しているに気付き尋ねた。

「そうだな。

 俺的には、助かっている」

「そう、ですか……ありがとうございます」

 ルーは、礼を言って、悩み込む。

「他は有るか?

 無ければ……次は、息子のルイ、だったな?

 頼めるか?」

「あ、はい。

 ルイ・ハワードです。

 悪魔は、アスモデウスです。

 能力は、〈支配コントロール・マイドール〉です」

 隣に座っている、キーシャを見る。

「この能力というか、この悪魔と契約したのは、隣にいる妻のキーシャを助ける為に、契約したのです。

 妻は、私が幼い頃、父、ガインが、どこからか引き取って来た、闇属性の魔力を持つ、赤子でした。

 魔力が暴走する度、父が、悪魔の力を使い暴走を抑え、留めていました。

 成長するにつれ、彼女に、恋愛感情を持つ様になった、私は、父とケンカし、彼女を連れて家をで出ました。

 でも、私では、彼女を救えず、魔力を全開にし続け、抑え込もうとしましたが無理でした。

 絶望に嘆き、諦めかけた時、大悪魔アスモデウスが、契約を求めて来ました。

 アスモデウスの能力は、支配。

 キーシャに、魔力の暴走をさせようとしていた悪魔を、掌握支配し、彼女に安寧をもたらせました。

 悪魔を、掌握支配した様に、対象の感情や、考え、存在を掌握し操るという能力です」

「ふむ、質問、良いか?」

 ザーツは、考えながら問う。

「えっ?

 はいっ、ザーツさん、何でしょうか?」

 質問したのが、ザーツだと気付き、ルイは鯱場って、返事をした。

「? 何で、そんなに緊張しているんだ?」

「いえ、それは……親父が」

「ガイが?」

 ザーツが、チラリと、ガイを見る。

 ガイは、目を合わせようとせず、横を向いている。

「……おい、ガイ?」

 ガイは、目を背けている。

「チッ、時間が勿体無いな……後で聞く、憶えておけ?

 でだ、ルイ。

 もしかして、お前の契約能力なら、昨日の兵士達の洗脳を、完全に解けるんじゃないのか?」

 ザーツの言葉に、何人かが「あっ」と、気付き驚いていた。

「……多分、出来ると思います。

 が……」

「が?

 どうした?」

「洗脳は、まだ解かない方が良いかと」

「ほう、理由は?」

 ルイの返答に、ミーザは聞き返す。

「解いた後、どう行動するか、分かりません。

 手配した通りに、生活をしてくれれば良いんですけど……人族として、魔族領に居て、生活する事に拒否する者も居ると思うんです。

 人族が魔族を、嫌う事はどうしても有るお思うんです。

 だから」

「だから、今のまま……自分の意思が希薄の薄いまま、戦争が終わるまで、置いといた方が良いと?」

 ザーツが、ルイの考え、意見を引き継ぐ。

「そうです」

 ルイは頷き、肯定した。


「成る程な。

 分かった、ルイ」

 話を聞いた、ミーザは納得し、返答する。

「はい」

「お前の、意見。

 検討の余地、有るな。

 だが、もし、洗脳を解く方向になった場合、お前の力を貸してくれ」

「はい、魔王様」

 ルイは、ミーザの方を向き、忠義の礼を取った。

「うむ、ルイに関しては、以上で良いか?

 次は、アミル、頼む」

「え、私、ですか?」

 突然、話を振られた、アミルが驚き、聞き返す。

「そうだ、頼めるか?」

「勿論です。

 私の名は、アミル・タンザナイトです。

 個人的には、支援の方が向いていると思います。

 悪魔の名は、ベルフェゴールです。

 能力は、〈脱落エナジードレイン〉。

 私が、指定した場所、目にした者や、触れた者は、思考の低下が起こり、魔法や、技術を繰り出せず、やがて、あらゆる行動も取る事が出来無くなり、敵味方は関係無く、死に至る」

 アミルの説明に、誰もか声を出せなかった。

「……恐ろしい、能力だ」

 いや、一人だけが、アミルの契約した能力に対して、声を出した。

「ええ、私も、そう思います。

 ザンバイン様」

「む、むう……失礼した」

「……いえ」

 何かを残念そうにして謝罪する、ザンバイン。

 これ以上関わるな、という態度を醸し出す、アミル。

 二人から、漂う空気が変だと、会議室に居る、誰もが思った。

「おい、お前達、変だぞ……何か有るのか?

 いや、有るだろう。

 こういう事で、使うのは嫌なんだが、仕方無い。

 魔王の銘に、命じる。

 双方、理由を話せ。

 この場に居る者達、全員に不快を、また、人族からの客人との、此れからの共同するに当たる前に、身内同士の揉め合いに、巻き込む訳にはいかん。

 もう一度言う、何が有るのか、この場で話せ」

 場を仕切る、ミーザが、余りにも雰囲気がおかしい二人に問い質す。






前編にしょうと思ったんですけど、何処まで長くなるか、自分でも分からないので、1にしました。

後、それぞれの契約能力の、ルビを中二病ぽく、してみました。

一度やってみたかった。

自己満足です。

後悔は………………いつか、来るでしょう(笑)


また、読んで頂いている方、本当にありがとうございます。

お待たせする上、いつ、投稿するか分からないなか、読んで頂き、とても、嬉しいです。

こうして、書き上がった後、6~8時間後に投稿の予約しています。

読み直したり、文字の訂正や、書き直したりしています。

この作品の総文字数が増えていると、気付いたら、後、数時間で増えると思います。

これからもよろしくお願いします。

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