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0章4 ザーツ・シュザット

出来ました。7割出来ていた途中で間違って消してしまいました。(T_T)

消さないようにキリが良いところで分けました。

よろしくお願いします。m(__)m


11月12日、スペース、改行を増やしました。


 ドアの向こうは静かだ。


 産まれたはずの赤子の泣き声も、周りにいて騒然としている人々の声や気配も聞こえないし感じ無い。


 ゆっくりと静かに中を伺いながらドアを開けた。

 部屋の中は照明の明かりも一切無く真っ暗な闇だった。

 そんな部屋の真ん中で微笑みながら赤子を抱き抱えている男が立っていた。


 そう、真っ暗な闇の中で立っている男だけがくっきりと着ている真っ白な服や顔の輪郭、抱き抱えている赤子の姿が見える。


 男はこちらに気がつき振り返った。


「貴様、何も『まさか、ルシファーだと?』の……だ?」

 質問に答えてたのは男では無く、頭の中で契約している大悪魔ベルゼブブから答えが返ってきた。


「ん?

 君からベルゼブブの気配がするね?」

 男からは見えず、聞こえないはずのベルゼブブの気配を感じ質問をしてきた。


「なっ」

「ん~、という事は、もしかして君、ザーツ君かい?

 魔族の?

 あれ?

 その姿、人族?」

 ……どうやら、俺の事も知っているらしい。


「俺の事も知っているのか?」

「ん、君、魔界で有名だからね。

 あのベルゼブブが、まだ産まれいない魔族の子供と契約し、そのまま、その子の側を離れず魔界に帰って来ないってね!」

 という事は、コイツも悪魔という事か……


「そうか、そういう事ならば、お前にも話を聞こう。

 現れよ!ベルゼブブ!」

 俺は魔方陣を描き、ベルゼブブを召喚し、漸く傍観する事に決めた。


「久しいな、ルシファーよ」

「ん、久しぶりだね」

「〈動かず〉の貴様がこちらに現れたという事は?」

 動かず?

「ん、そうだよ。

 この子と契約したんだ!」

「なるほど、確かにその赤子ならば貴様の望む力を持っているな」

「ん、そういう事。

 っと、そろそろ、この部屋にかけてる魔法が解けそうだ。

 ザーツ君、長い間ほっといてすまないね?

 ザーツ君も私に聞きたい事あるだろうし、そろそろ場所変えない?」

 ルシファーはキョロキョロと見渡すような仕草をしながら聞いてくる。


「ああ、そうだな」

 少し目を凝らしてルシファーの周りを見てみると、先ほどより闇は薄れ、ベッドで寝そべっている王妃や床に助産婦や侍女達が倒れいる。

 死んではいない。

 眠らされているみたいだ。


「因みに、これはどういう状況なんだ?」

「ん、この子が王妃から取り出されて闇属性の事で騒ぎ出したんだ。

 それで控えていた兵士の一人に伝令を出したんだ。

 さらに、そこで私が漸くこの子の魔力で出て来れて、また私を見て騒ぎ出したから、この子の魔力を使い眠らせ結界を張ったんだ」

「ああ、なるほど、そういう事か」

 そして俺の分身が国王の命で、赤子の処分を聞き此方に向かっていると……ならば。


「よし、わかった」

 俺はルシファーに近づき、赤子の分身を作り、本来、この子が寝かされるはずだった場所に分身を置いた。


「この後のここの処理は任せろ。

 もう直ぐ俺の分身がこの部屋に来るから、俺達は何処か移動しよう。

 ベルゼブブ、頼めるか?」

「ああ、わかった。

 なら……あの場所がいいな」

 そうして、俺達はベルゼブブの魔法でこの場所から移動し消えた。



 王妃の部屋にたどり着いた俺の分身、アデオスは部屋に入り、床に倒れている助産婦達を起こし、事情を話して赤子の分身を抱き、赤子を処分する為にと城を出て行った。

 この後、誰もいないのを確認し、俺達の分身を消した。







序章より0章のほうがいいかな~と悩んでます。

書いてる文字数は少ないけど、序章にしては長すぎるかも……


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