表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/85

0章2 アデオス・ローグ

出来ました! お待たせしました?よろしくお願いしますm(__)m


11月11日、スペース、改行を増やしました。


 俺はアデオス、イルミア王国国王ラカール・ナグア・イルミアの側で守護している近衛兵の一人だ。

 もっとも本物のアデオスを殺し、姿と記憶を闇属性幻夢魔法で写しとって入れ替りイルミア王国に潜入している魔族だが……


 今回、少し面白い事に気がついた。

 王妃の腹の中に新たな子が宿っている事に……

 その王妃の腹から既に闇の魔力を感じる。間違いないだろう。

 俺達魔族に、同じ闇を持つ俺達にしか違いはわからないだろうがはっきりとわかる。

 人族の事だ、産まれてわかった時点で処分するになるだろう。

 どうにか奪う事が出来ないだろうか?


 さて、魔国にどう報告をしょう…

 有りのまま報告するか、この事を伏せ普段通りの状況を報告するか、それとも国を離れ俺と同じ心もちを持つ少ない仲間とともに育ててみるのも面白そうだ。


 俺は特に魔王に忠誠を心から誓っている訳ではないしな。

 まぁ、いい時間はある。とりあえず闇の事はふせ王国に新たな子が出来た事と報告しょうか…


 それから少し時間たち、王妃が体調を崩し妊娠が発覚し王国中の国民に王妃妊娠と発表された。

 王国中で祝いの言葉が聞こえる。


 この国は多少の貧富はあるが、魔族の事がなければ皆笑顔だ。

 食べる物も住む所その他の事もそう困る事は無く皆助けあい生きている。よくできた国だと思う。まぁ、どうやっても裏があるが……

 

 魔族は魔王第一、後は実力主義だからな……

 今の魔王とは同じ種族の幼なじみで、あいつが魔王になり、俺はなんとなく軍に入ってからも、あいつは何かにつけて、俺の所にやって来ては楽しそうにするから、周りには俺を妬む奴らが多かった。


 上司に命じられ、この国に潜入したが、あいつの側を、離れられたのも少し気が楽だった。


 何故かあいつが、近ついて来て側にいるのは嫌ではなかったが、周りからの妬みや、影口等が煩かったのも事実だった。


 こうして両方の国を、見比べると人族も魔族も、そう変わらないという事か。



 王妃の出産が始まった。

 国王と産まれてくる子の、二人の王子と一人の王女は、玉座と並んだ豪華な椅子に座り、心配そうに報告を待っている。

 産まれてくる子が人族の忌み子とは知らずに……


 ちょうどこの時、この場の警護とは、上手く合わせられたものだ。

 産まれようだ……気配を感じる。


 恐れいったな、この魔力、魔王とそう変わらないぞ。

 ……俺の心はこの瞬間決まった。

 魔族、魔国、そしてあいつ、魔王から離れる。


 幻夢魔法で俺の分身を作り、この場を離れ、王妃のいる部屋に向かった。

 分身は遠隔操作で、会話や簡単な戦闘も行えるので便利だ。

 もうすぐその場所に着く頃、部屋の気配が変わった。


 部屋のドアの前に立つ、やはり静かだ。

 産まれた赤子の泣き声も、赤子の闇属性の魔力に、畏怖するような喚き声も、一切聴こえない……

 部屋を伺いながら静かにドアを開ける。



  数時間後、イルミア王国から側近の近衛兵アデオスの姿と名も無き姫の死体は人知れずは消した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ