表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

生活モニュメント[12]

忙しないヨーグルト

作者: 袋小路 めいろ

動けない

人が居ない

そんな中で

命を繋げていくことは

大学生の就職より

困難だった

静かに

誰にも分からないまま

死ぬ事が

人の生物としての習性に

してはならない




弔いに葬いに

泣く声

無ければ

風の声

豊かと呼べるソレ

新しきソレ

あなたの棺桶へ

入るのですね




需要が無い

人も物も

ソレで動いて

過疎地が出来上がり

一部は仕方ないにしろ

どこか遣る方無い

そして遣る瀬無い

あなたの仕方ないには

説得力はありますか?




自然に帰っていく

町の一部には

妖精すら住めず

妖怪の巣窟となる

綺麗にって事は

誰の手による物か

僕の目には

ヤケ糞な自然が

写っている




どうか

良き選択を

どうか

良き行動を

どうか

良き考慮を

どうか

どうか




「良き」の意味が

コロコロ変わり

ページを捲り

調べ上げたら

「良き」は既に

変わっている




最下層民の流れは

天の川の流れなのだ

ゆっくりとした

あの流れなのだ

人が最も

幸せを比べ無かった

あの時代の流れなのだ





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ