忙しないヨーグルト
動けない
人が居ない
そんな中で
命を繋げていくことは
大学生の就職より
困難だった
静かに
誰にも分からないまま
死ぬ事が
人の生物としての習性に
してはならない
弔いに葬いに
泣く声
無ければ
風の声
豊かと呼べるソレ
新しきソレ
あなたの棺桶へ
入るのですね
需要が無い
人も物も
ソレで動いて
過疎地が出来上がり
一部は仕方ないにしろ
どこか遣る方無い
そして遣る瀬無い
あなたの仕方ないには
説得力はありますか?
自然に帰っていく
町の一部には
妖精すら住めず
妖怪の巣窟となる
綺麗にって事は
誰の手による物か
僕の目には
ヤケ糞な自然が
写っている
どうか
良き選択を
どうか
良き行動を
どうか
良き考慮を
どうか
どうか
「良き」の意味が
コロコロ変わり
ページを捲り
調べ上げたら
「良き」は既に
変わっている
最下層民の流れは
天の川の流れなのだ
ゆっくりとした
あの流れなのだ
人が最も
幸せを比べ無かった
あの時代の流れなのだ