Viewpoint 美鶴_
美紗季は、今なにをしているんだろうか……。
無事であってほしい。
でも、謎が解けなければ意味がない……。
幸成の言ったXデーまで、24時間以上ある……と、Xデーまで、残り70時間を切っている……の違い、職員室で考えていたら、
「どうしたんだね? 騒々しい」
校長先生が現れた。
事情を話し、画像を見せると
「なんて奴だ……、それで犯人はわかっていないんですよね?」
「えぇ」
松本先生が頷いた。
「Xデーまで、24時間以上ある……と、Xデーまで、残り70時間を切っている……の違い、ですか。……そういえば、さっき似たようなものを、6年生の教室で見た気がするな」
「何をですか?」
「確か……アルファベット表だったかな……」
校長先生は何を言っているのだ……。と思ったその時、松本先生が、
「あぁ~! わかった!!!」
と職員室中に響き渡る声で叫んだ。
「Xはアルファベット順で24番目に出てくる。だからXデーまで、残り70時間を切っていると書かないで、わざとXデーまで、24時間以上ある……と、書いたんだ」
「ということは……」
私が聞くと、おもむろに謎の画像にアルファベットを書いた……。
i140939|14023
そこに書いてあるのを私は、読み上げた……。
「星城小学校に通う、ASOU……あそうの家に居る……。もしかして、美紗季と同じクラスに居る」
「……浅生 浩太くん。なんであの子家にいるんだ」
松本先生は不思議な表情をした。
「とりあえず……、浅生君の家に行きますので、住所を教えてください」
私は頭を下げた。
「校長……どうしましょう」
すると校長は迷わず、
「出し渋っている場合ではありません! 早急に救出に向かいましょう!!」
「でも、犯人は、私の夫がくるように指示をしています。皆様が行くと、美紗季が危なくなる可能性が高まります」
すると、私の携帯電話が鳴った。
「もしもし、どうしたの?」
「謎が解けた。浅生さんの住所を教えてくれ」
幸成からだった。どうやら謎が解けたようだ。
「先生……、夫から電話で、浅生くんの家の住所を教えてくれと」
「わかりました。○○市××の3-4-9です」
「聞こえた? 今のが、美紗季が居る場所よ!」
幸成からの返答はなく、通信が途絶えた音だけが聞こえた。




