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1人の魔法使いは10万の兵に勝るが5000人に1人位いる。  作者: sisousi.kenta


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4日目

キムンカムイの部下達は略奪をしない。

金はもちろん必要なく。人食い鬼や吸血鬼と言われる類の生物でもない。


人を食べる生き物はこちらの世界で生まれ魔法の格の面で低いものは雑食で何でも食べるが、

ある程度以上の力を持つものでは人食い鬼や吸血鬼は人を食べ、精霊や妖精や木には稀にあり、魔物、獣、には極一部、巨人やドラゴン、天使には居ないとされる。

木や獣、魔物で人を食うものには人食い〇〇とつけられている。

キムンカムイの部下は獣の中では実力の高い者が揃っており、4足熊の種族名の通り人食いとはついていない。

魔物と獣の違いについては人により定義には差があるが噛みつき、突進、手と足、以外で戦う者、大〇〇とつくもの、人面〇〇とつくもの2足で歩くものが魔物である。

4足熊は獣であり、大熊は魔物のような例はままある。鳥の類は空を飛ぶ為魔物であり、ペンギンやダチョウについては意見が別れる。

しかし魔術師教会により魔法が高度に発展した今となっては人類が覇権を握っていると言ってよいだろう。

魔術師教会は知恵を持つ全ての種族に対して、戦いを避ける為の決まり、戦っても良い場所、いや殺し合いをしても良い場所を制限している。人は人の住処からでない限り力を持たないものにしか襲われない。人では勝てない10の者も魔術師教会の意見をみだりに破ろうとは考えてはいなく、またウォルター氏をはじも世界に数人だが彼らに対抗出来る魔術師もいる。



問題は人どおしの戦いである。


魔術師協会のやった事は簡単だ、

帝国内の魔術師に戦争に参加しないように再周知を行う。表立って行った事はそれだけだ。


何もおかしな事は言っていない。

些細な制限だ、新たな決まりは何もない。

魔術師達はギリギリまで戦いに参加しない。

判断を狂わせる。意図を勘ぐらせる。

参加したとしてもキムンカムイの部下の対処に手一杯となるし、キムンカムイの部下には対抗出来る魔術師は全魔術師の2割に満たない。またキムンカムイの部下がいる事で反乱軍は魔術師が戦いに参加しないで住む事が皇帝派の戦いに魔術師の参加しにくい。


キムンカムイが神獣と呼ばれている事も大きい。

ウォルター氏やその高弟ならばどこにいようがキムンカムイの部下を殺す事は出来るがキムンカムイの部下という泊が直接対峙していないのに殺す事を出来なくしている。


帝国のそのままの形での再興はもう不可能である。帝国の終わりは内戦勃発の4日目にして決まったのだ。


「仲違いしたはずの兄の死がこれ程胸をうつのは、帝国の歴史の終わりそのものと想いを重ね合わせているからだろうか」

弟の皇帝は魔術師を前にそう呟いた。数名残った近衛を兼ねた宮廷魔術師は私が殺した。

兄を殺した私は弟は殺さなかった。

魔術師協会はもうこれ以上、人側の戦い参加する時期を過ごしたのだ。








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