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一時間三題噺  作者: 蒼亥
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「皮」「かまど」「業者」

よし。まずはぐちゃぐちゃにつぶしてやるとするか。

ん?なーに安心しろ。俺はプロだ。こんなものすぐに終わらせる。

っおらよ!

ふぅ……こんなやつ俺の手にかかればこんなものだ。あっけなかったな。


でも、こんなものじゃちょっと微妙だな……そうだ。もっと血だらけにしてみるか!

いいぞ。さっきよりも狂気っぽくなってきたな。さっきのだと味気なかったもんな……


味気ない……そうだ!もっと着飾ってみるか

この血だらけの皮に肉塊と植物を散らしとけばもっとロマンチックになるかもなぁ?

うーん。良いできだ。


あ?なんだてめぇ、この芸術品にこの腐ったものを散らせっていうのか?

……まぁいい。貴様のその態度に免じて散らしてやろうじゃないか。いっそ強引に全体に散らしてしまおうか、皮が隠れちまうぐらい全体になぁ!


うーん。散らし過ぎたせいか、ちょい匂うな。こういうときは燃やすに限るぜ。せっかくの芸術品だが、まぁいいだろう。このかまどにぶちこんでやろう


何?もう取り出せだと?

まぁ、確かにこれ以上燃やすと芸術品ではなく、ただの粗悪品になってしまうな。一度取り出すとするか。

何?業者がやってきただと?……ふっふっふ、ならばこれを運ばせろ。

コレはお前達が望んでいたものだろう?せいぜいあっと驚き恐怖するが良いさ……くっくっく




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「お届け物でーす!」

「はーい!」



「皆―。ピザ届いたよ~」

「「「やったー!」」」


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