泥
泥の内にや沈み込み
わずかな時に顔を出し
息を継ぐかのごとき生
いつの時にか果てるべき
一つの穴を抜け出せば
一つの穴に落ち込みて
深みに沈む我が身では
日の目をいつか見るべきや
光を避けてはい回る
地中に住まう虫のごと
伏せて闇夜を行く日々を
絶ち切る時の来たらんや
果てを限るをよそ人の
意に任せるはよくあらず
ひとり己の為にこそ
己の道を拓くべし
水を上がりて息絶える
魚のごとくに死するとも
一目光を見てのちに
己の息も尽きぬべし
泥の内にや沈み込み
わずかな時に顔を出し
息を継ぐかのごとき生
いつの時にか果てるべき
一つの穴を抜け出せば
一つの穴に落ち込みて
深みに沈む我が身では
日の目をいつか見るべきや
光を避けてはい回る
地中に住まう虫のごと
伏せて闇夜を行く日々を
絶ち切る時の来たらんや
果てを限るをよそ人の
意に任せるはよくあらず
ひとり己の為にこそ
己の道を拓くべし
水を上がりて息絶える
魚のごとくに死するとも
一目光を見てのちに
己の息も尽きぬべし
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