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壮絶

まさかの冬至一撃敗退、夏至のスーパーレベルアップ、そして、今回優勝候補、雪女がついに出て来るのだ!!

恐ろしいまでのレベルアップをした夏至。この大会はわからなくなってきた。

わからない。と、言えばこの次の対戦、雪女対木枯らしだ。雪女は晴れ男の言わば真逆の氷属性。木枯らしは風の属性。相性はわからない。後はその強さがどの程度か。小寒270は妖怪である雪女に分があると読んだ。


『おっと、遂に死者が出てしまったぁ。しかし、ニジュウシセッキは生まれ変わる。御心配無用!!』

「知っているぞー」「早く進めろー」と、がやつく。

『じゃあ、皆のリクエストにお応えして、次の対戦だぁ!!』


雪女と木枯らしが現れた。しかし、意外な事があった。

「おいっ!」「木枯らしってまだ若い女じゃねぇか!?」「雪女は見た目じゃわからねぇな」「あれ(雪女の着物)って、日本人の服じゃねぇ?」「しかし、女対決かぁ……。ポロリはあるかな?ぐへへ」


「両者ともいいかね?それじゃあいくぞ!?」

審判が両者に確認をとる。

「ええ、あなた……。木枯らしって言ったかしら?あなたはニジュウシセッキじゃないから死ぬかも知れないわよ?準備はよくて?」

「……」

「あら?口も開けない程緊張しているのかしら?アハハハハ!」

「と、兎に角、ファイッ!!」


焦った審判が、二人の会話を制し、戦いが始まった。両者共、しばし無言でにらみ合い、緊張が走る。


「行くぞ小娘!!」


雪女は仕掛けた。一瞬にして辺りは銀世界。ブリザードが木枯らしを襲う。


ザッザッ!


(何だ?この雪を踏みしめる音は?ま、まさか!?)


「……あなた。……もう……終わりよ?」

「なっ!!」


木枯らしはブリザードの中、雪女に接近し、視認できる距離まで詰め、こう言った。


「……私の風は、……全てを枯らすの」


雪女は気付かなかった。対決当初は美しかったその顔が、老いた老婆になっているのを!!

木枯らしの【枯らす】力、老いた雪女はどうなるのか?

ニジュウシセッキなら生まれ変わるが、妖怪である雪女は死んでしまうと……。

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