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バス停

作者: 白之 絲
掲載日:2025/01/14

バスを待つ

暮れ始めた空の下で

バスを待つ


次のバスまで11分


車もあまり通らぬ道を

ハクセキレイが横切っていく

尻尾をふりふり

こちらには目もくれず


看板に書かれたバスの行き先

わたしはその終点の地を知らない

いつも途中下車してしまうから


バスはどこへ向かうのか

畑はあるのか

川はあるのか

家はあるのか

名だけ知る 見知らぬ地を想う


わたしは知らぬことばかりだ

ひとりバス停に佇んで

どこにも行けぬ迷子のように


子どものように泣かずとも

途方に暮れることはできる

こんな時わたしはひどく寂しくなる

誰かとその時限りのお喋りをしたくなる


次のバスまであと7分


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